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MEETING 番外編 「どう?就活」Vol.2 stillwater additional talk|玉置純子・白石宏子・青木佑子・吉倉理紗子・村田麻実 × 西村佳哲・中村幸

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2022年12月、2年目の「どう?就活」が実施された。テーマの構成は昨年と同じく、初日は「働くってなに?」、二日目は「会社ってなに?」。

https://www.setagaya-ldc.net/program/547/

10年前に奈良県立図書情報館で開催した「自分の仕事を考える3日間」と比べると、奈良は『自分の仕事をつくる』(2003)の余韻も強く、「なにか始めたい」気持ちの強い人が多く集まっていた印象。

会場のエネルギー値が高かったし(人数が多かったのもある)、個人事業だったりお店であったり、その後自分なりの仕事を実際に始めたことを「あのとき奈良にいたんですよ」と、別の場所で聞かせてくれる人に何人も会った。

去年始めた「どう?就活」は、仕事というより〝就活〟を見直してみたい気持ちでやっていて、「自分の仕事をつくる」ような視点は前面化していない。独立や起業の話はいったん横に置いて、「仕事(会社や職場)との出会い方」にフォーカスを絞っている。

来てもらっているゲスト、一人ひとりのお話は最高。ただ「勤めで働く」ことを前提にしているからか、お申込の際のコメントを読んでいると「もうどうしたらいいか…」という感じで、悩ましさや苦しみの主権を本人が握れずにいるケースが多い印象があった。
本人にはどうしようもないこと。認識を変えたところで解決しない問題で、不自由になってしまっているというか。

私が思うのは、まず、勤め先を含み「他人に期待しない」こと。そして「自分に合う場所を、自分で探すといいんじゃない?」だ。

カタログ、つまり与えられた選択肢の中から働き先を選んでいないで、カタログに載っていないような会社・組織・現場を、自分で探しに行ったらいいと心から思う(Indeedのたぐいでもなく)。この道筋を歩くと力が湧いてくると思うんだけどな。

苦労を手元に取り戻さないと。悩みや苦しみの主権を奪回しないと。

「働くってなに?」「会社ってなに?」の二つは、そのときに考えておいて損がない。「どう?就活」にはそれらについて、「自分はこんなふうに働き先と出会ってきた」とか「こんなことを感じながら会社を経営している」…と正直に話してくれそうな人、一緒に考えてくれそうな人に、ゲストとして声をかけている。


前置きが長くなりました。

「どう?就活」の二週間後・12/23に、今年のゲスト、stillwater(スティルウォーター)のオフィスを訪ねて、90分間、楽しく交わした話を音源公開します。

これはメンバーの玉置さんがイベント当日体調を崩してオンライン参加になったのが残念で、「もうちょい話そう!」と急遽実施したアフタートークです。みんなこんなにジタバタしている。それでいいよな、って思うんです。

MEETING 番外編 「どう?就活」Vol.2 stillwater additional talk|玉置純子・白石宏子・青木佑子・吉倉理紗子・村田麻実 × 西村佳哲・中村幸
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