若い逆張り百合オタクとのジェネレーションギャップにショックを受けるアラサーのオタクになった

百合アニメにアイデンティティを見出すべきではない 健常者エミュレータ事例集Wiki

若い逆張り百合オタクの世界認識

さっき流れてきたこのツイートにめちゃめちゃショック受けた

「百合に逆張りしてたら普及して喪失感を味わうやつ」って俺も昔やったから体験としてはめっちゃ共感できるんだけど、世代がいくつかズレてるせいで具体的な体験内容が全然違う そもそものオタク文化認識が違うから

個々人の人生という独立タイムラインで見れば「20歳前後で百合に逆張りした挙句に絶望する」という体験のタイプは同じだが!
オタク文化という長い一本の共有タイムラインで見ると「2010年くらいに百合に逆張りした挙句に絶望する」と「2020年くらいに百合に逆張りした挙句に絶望する」という具体的な体験内容は全然別物になる!
……という当たり前の事実

「これがオタクの世代差というものか」って直に体験してショックを受けた
「それぞれにそれぞれの世代感がある」ということのアクチュアリティを人生で初めて味わった気がします

~驚きの言語化~
・「百合が本格的に市民権を得たのって10年以上前だし今リコリコとかぼざろが流行ってるのって今たまたまアニメやってる程度の誤差だけど、2~3年くらいのタイムスパンで見ている若いオタクからはその波が人生最大のウェーブになるのか……」という驚き
・「きらら系アニメって5年前くらいまでは無限に作られて無限に放送されててたけど、一度人気落ちて絶滅したあとの世代からすると逆張りオタクがアイデンティティを仮託できる程度のマイナージャンルなんだ……」という驚き
・「きらら全盛期世代からするとぼざろって一度きららアニメの系譜が断絶したあとに別の文法で再生したポストきらら系ポジションだけど、全盛期を通過してない後の世代から見ると同じ括りなんだ……」という驚き
・「鬼滅とか呪術って内容がオタクっぽいからむしろ俺ら寄りのコンテンツという意識あるけど、鬼滅とか呪術が少年漫画の王道である世代からするとオタクっぽくない俺らじゃないコンテンツの認識なんだ……」という驚き
・「かぐや様って言うて百合要素あるし捻くれてるし萌え萌えだし相当キモオタっぽい方のアニメだと思ってたけど、萌えが一般化した世代からするとキモオタ向けではないラブコメに分類されるんだ……」という驚き

上の世代のオタクも俺ら世代のオタクの世界認識にこのくらい驚いていたんだろうなあ
こうしてニュータイプのオタクがどんどん登場して、古い世代はオールドタイプのオタクになっていくんやね……

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