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子どものおこづかい制度

わが家には2人の娘がいる。
長女は細かい性格で、
お金に関しても真面目だが
下の子は自由奔放な性格なので
物やお金も大切にできない。

2人には自由に使える財布がある。
お年玉の一部を渡すのでまあまあのお金を持っている。
軽い気持ちで渡していたが、お金の価値を教育もせず身勝手だったなと。

実際に下の子は、妻から持たされたお菓子があるのに
スーパーでお菓子を自由に購入していた(もちろん隠れて)。
ポジティブに言えば、その行動力はすごい(笑)
でも将来お金で失敗しそう。

ルールを決めず「なんとなくあげる」が当たり前になると
子どもは「いつでももらえる / 使える」と思い、お金に対してルーズな考え方を持つでしょう。

これではダメ。ということで
おこづかい制度を考え始めました。

おこづかい制度のメリットは?**

・お金を管理する力
・お金の価値を知り、使い道を考える
・欲しいものがどうして必要なのか交渉する力
・「貯めるまで待つ」「我慢する」など方法を検討する力
・働くことによる対価の仕組みを知る
・手伝うことで家事力を身につけてほしい

おこづかい制度によって、こどもがお金を管理するトレーニングになることが一番のメリットだと思います。
制度の仕組みによって「貯める・使う・交渉・成果」を学んでほしい。

おこづかい制度で気を付けること**

・おこづかいで、どこまでまかなうのかの線引き
・お金は親が与えてくれるものという意識にならないか
・ルールをわかりやすく
・報酬が目的にならないように

このようなことを考えながらいろんなサイトや記事も参考にし具体案ができました。会社のカンバンのように、良くするために改善していければいいと思う。

どんなおこづかい制度に?

①定額 + ②都度(必要なとき) + ③ポイント
という3つの仕組みを合わせたおこづかい制度になりました。

おこづかいルール

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①定額制

月に学年×100円を定額のおこづかいとします。
年があがるときには家族で話し合いを行い
次の定額を決める場合もあります。

ルール:小学2年(2×100円 月200円)

②都度制(必要なとき)

おこづかいでは難しく、どうしても欲しいものがあれば、親に相談する。
ただし、

「なぜおこづかいで買えないのか」
「なぜ欲しいのか、今必要なのか」

プレゼンテーション(親に納得して購入もらうための交渉)が必要です。
誕生日まで待つとか、合わせ技で買うなどの検討する力も生まれます。
勉強に生かせるものを相談してもらえたらなとは思ってるのですが、どんな交渉してくるか、ある意味楽しみではあります。

③ポイント制

お手伝いポイント表(カレンダー)をつくります。
お手伝い(家のおしごと)の種類によってポイントを決め、
ポイントを貯めるとおこづかい(給料)がもらえます。
忘れ物や遅刻などマイナスになるポイントもあり。

1ポイントは1円として換金され、毎月貯めたポイント分のおこづかいが定額制とは別にもらえます。

ポイントのカレンダーはいろんな方が紹介されててとても参考になります。
我が家のベストを模索中。参考にしてるのは

子供のやる気UP「お手伝いカレンダー」の効果
【家事のお仕事化】で、小さい頃からお金の価値を学ぼう!
手帳を持たすのもいいなと思っています。
勉強もお手伝いも習慣化させる魔法のアイテム『子どもの手帳術』
こども手帳リフィル無料ダウンロード&年代別オススメ手帳術

おこづかい制度に答えはありません

わが家のおこづかい制度をまとめると

・月に学年による定額制(これはまだ改善の余地あるかな)
・親への交渉による都度制
・お手伝いの報酬によるポイント制

となりました。なかなか私らしく複雑です。
あと正直おこづかいとしては低いんじゃないかなと思っています。

でもこの制度をまとめたシートを妻・子どもに見せたとき
特に不満もなく、逆に喜んでいました。
実のところ普段からよく手伝いをしてくれる娘たちです。
それだけに評価が成果としてももらえるのは嬉しいのではないでしょうか。
報酬目的のお手伝いにならないように、
やってくれていることが、いかに助かってて大事か伝えていきたいです。

おこづかい制度に答えはありません。
わが家でもこれからはじめること。
成果報酬型も定額もやってみないと分かりません。

取り入れて良かったなと思えるように
子どもともお金に真剣に向き合っていきたいです。
同時に自身のマネーリテラシーも高めていけたらと思います。

柔軟に取り組んでいきたいです。

XDのデータが必要な方はTwitterからDMでもいただければ、
お渡しします!(雑なデータファイルですが...)
はじめてのnoteがみなさんにもお役に立てますように。

↓ PDFも置いておきます。



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