美容室に置いてあってすごくいい内容だったから、その後本屋で探して購入。これ、保存版だと思う。身体と心の温度を上げる…とな✍️

　最近見つけた素敵な本屋で詩集を購入。毎日一編ずつ読む。普段は電子書籍派だけれど、こういう時は紙がいいね。余白に囲まれた、反射のない美しい活字は、心を整えてくれるような。 詩集の題名は「カステーラのように明るい夜」尾形亀之助著。 画像はこの前食べた、ネコの焼き印いりカステーラ。

運を動かすと書いて運動

会話に困ったら口角を上げる、癖。 マスクでそんな逃げ道を使えず、上手な返し文句スキルもつかないまま数年。他人からの見え方も変わるのだ。それはつまり、コロナは人格も変える。時代に変えられたと思っている、変わらない私だ。

大人の女性になった祝いごとであった月イチの赤が、胎児のベッドとなるはずだった赤と認識できる頃には、卵は半数以下になっている。薬を飲めば不要な赤を見る必要さえもなくなった。あの痛みと気持ち悪さは、いつか報われるのかなあと。

帰り道のまるい月がおつかれって言ってたよ。ちょっと休もうね。

彼は予定をごほうび的な位置づけにするのがうまい。「帰ったらトマトパスタあるからね」とか、「来週末はこの前話したとこ行こうね」とか。色んなわくわくを会話にしのばせる。私が同じことやるとうまくできなくてへこむ。自分の機嫌を損ね相手に当たり本末転倒。結論: 苦手ならば素直に甘えよ。

まるで生まれ変わった様な春の朝。天気と気温に、月のリズムに、人間の体調はこんなにも影響されるのか。 ほんの数時間後には仕事で何かやらかして急降下しているだろうことは、考えないことにする。モットーは、やる気はあるうちに使う、です。ファイッ

泥あそび

目の前の彼女は泣きじゃくる、小さな子どものように。覚えたばかりの拙い言葉で懸命に伝えようとするが、ようやっと絞り出した単語の羅列は論理が立たないどころか、文章の形を取っていない。 微かだが明確な声で「助けて」と言った。そう聞こえた。いかにも不安そうな様子で、私に救いを求めているようだった。情けないことだが、何をどうやったら助けられるのかわからない。何をして欲しいのか、本人にも分からないようだった。 足元が不安定で、道も分からず、歩き方さえ知らない彼女は転げてばかりだが、い

サラリー

一本早い電車で行こう、と思いつつ眠気に負けた。いつもと同じ電車。 まどろみながら下り電車に揺られる。逆方向に走る車両は満員だが、下りはいい。くたびれたおじさんの横ということだけ我慢すれば、席はある。 会社までの長い道中。どこにも視線を合わせない乗客。話したことこそ無いけれど、毎朝同じ顔ぶれ。ここ最近だと実家の家族より長い時間をともに過ごしている。 空港行きの特急電車で、一時間とすこし。誰も、視線を合わせない。こんなに近いのに上手に距離を取って、意識的に人間らしい素振りを

最近の美意識

美意識、高くない。疲れるからヒールもスキニーも履かないし、ネイルも塗らない。髪は手入れが楽だから黒髪で、ベリーショートと言えるくらいに短くした。 ほんの1年前はヒールにタイトスカートでオフィス街を歩いていた。楽しかったけれど、疲れた。外見を繕うことに、身の丈に合わない姿でいることに。 かといってみすぼらしくても構わないってことではなくて。いかに自然体にいるか、そのままの自分をすきでいられるようにするか、ってことに重きを置くようにした。 お高い美容液は使わない、フェイシャ

初診での問診票記入。緊急連絡先の名前、番号、ご関係。実家の家族の顔をよぎったが。やや迷った後、パートナー、と恋人の名前を書かせてもらった。