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備忘録

残酷なコンテスト。

夢を語り、他人と比較され、優劣をつけられる。


なぜ自分の思い描いている未来に対して優劣をつけるのか。

なぜ「夢」という漠然としたものを比較するのか。


夢を語ると、自分の夢が明確化する。

他人と語りあえば、また新たな視点で自分の夢を見ることができる。


夢をまだもっていなくても。

他人の夢を聞くことで、新しい発見があるだろう。

そうでなくとも、そのつながりや縁は大切と呼べるものになるだろう。


多くの人たちが関わるコンテスト。誰かの人生を変えるコンテスト。
そんなコンテストの運営が大変じゃないわけがないだろう。

「忙しい」って便利な言葉を使って逃げようとした。

それでも、相談した人達からは「あなたはこれがしたいんでしょ?」と見抜かれる始末。

「本心」を考えようともせず、選択肢にも入れていなかった。
自分が本当にそれをしたいなんて本当に一ミリも考えていなかった。


『完璧じゃなくていいんだよ』

『大人になればなるほど失敗が許される場は少なくなるから、ここは失敗できる場にしたい』


私はこの言葉に救われた。

求められる「完璧」でいなければ。失敗したら怒られる。怒るという体力を使わせないようにしなければ。

そんな環境で過ごしていると、それが「当たり前」になる。

当たり前である私にとって、統括がそのような想いでいるというのは本当に心の救いである。



「統括」「リーダー」「長」

このような立場にいる人も、その他の方と同じメンバーである。

それでも、その団体やチームの責任者。

どれだけ「同じ」だと言われても、長 であることには変わりない。

チーム全員で、それぞれが想いをもって動く。

そりゃそうなのだが、長 が引っ張ったり、最後尾から見守ったり背中を少し押したり。

それはその立場の人の動き方次第だが、私は、長 の立場にいる人のことを一番見て、その人の想いを大事にして、自分の想いと重ねたり比較したりして、動きたいと思っている。

どこかの代表が言っていた、「代表は孤独だ」という言葉。

同じメンバーなのにその肩書があるだけでそんな風に思わせてしまうなんて、もう代表なんていいよ。って言いそうになってしまいそうだった。

でも代表の存在は組織として必要不可欠だし、私は今のあなたたちが代表(リーダー、統括、部長)でよかったって心から思っている。

だから、せめて、「一人」と「独り」を間違えないで、と伝えたい。

想いは伝わっているし、仲間はこれだけ多くあなたのもとに集まっている。

私は、そんな 長 の想いを大切にしたいと思っている。



だから、統括の一人が伝えてくれた想いが本当に嬉しかったし、そう思っているなら甘えてもいいかなって思って 私は今のチームに入ることを決めた。

(あなたが統括でなければ、あなたに相談していなかったら、私は今のチームに入っていないよ。本当にありがとう。)


現実に向き合うのも、自分の想いを言語化して他人に伝えるのも、意見を言うのも、人とぶつかるのも、本当に苦手で今までずっとできる限り避け続けてきたけど、ここでは逃げずに頑張りたい。


このコンテストについて考えてる時間って本当に楽しい。

コンテストへの自分の素直な想いを書き連ねたら想像以上に長くて自分でもびっくりするし、しなければと義務感に感じていた即レスや発言への反応もこのチームのことであればほぼ無意識に楽しくできているし、自分の意見も伝えるのは怖いけどコンテストにもやもやを残さないためって思えば伝えなきゃって思える。

このコンテストを大切に思う人がもっともっと増えてほしい。

ここで得た縁を大切にしたいと思える環境にしたい。

何よりも、参加者にもスタッフにも、参加して良かったと、心から思ってほしい。


私、このコンテストのことが相当好きらしい。


それでも、改めて言うが 残酷なコンテストだと思っている。

全員がグランプリになれないか、そう思っている。

私が昨年このコンテストに参加しようと決めたのは、一昨年セミファイナルで敗れた方のプレゼンに感化されたから。

なぜあなたが次のステージに進めないの?

そう思う方々が本当に多く集まるのがこのコンテストの素敵なところであり、残酷なところ。


「コンテスト」である以上全員がグランプリになることは不可能だが、私はすべての人の想いを大切にしたい。

夢を応援したい。


そんな今の気持ちを大事に、この先半年間駆け抜けるんだ。

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