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Pぱたちゃんの出現

Pぱたちゃんとは
私の左手が意図せずに勝手に動いた時の左手の事で
某人気ゲームの3からで出現したアイテムから真似して名付けた。

ゲーム中に出現するPパタを取ると羽がはえてゲームキャラがパタパタ羽でお空が飛べるようになる。ただし飛びたくないときもボタン操作の関係で勝手に飛んで敵キャラにぶつかって勝手にゲームライフを削ったりするのでそれを思いだして
制御できていない左手を可愛く言ってみたのだ

寝入りばな右手に負けじと俺はやるぜやるぜと
いきなりパタパタ左手が勝手に動く時があってしびれたり重くなるより全然マシなので
個人的にはそんなに気にしていないのだが
たまに旦那をバシッとやるのもやって
人を叩くのは辞めてほしいが愛着が湧いてきた現象だったりもした。

毎日ベットに横になると
左手がパタッ(布団をバスっ)と動き
止めようとしたらまた反対の動きでパタッ眠い時に出現するので疲れても出て来たりする。
座ってても出てくる時もあってこれは物を落としたりするので要注意

左手は倒れたときは全く動かす事ができなくて
とにかくだらんと身体にただくっついていたところからスタートだったのだけど
腕を頭上まで上げたり、その上げた腕を維持したりすることは2週間以上時間がかかったけれど手の指は早めに動いていて
3日目にはドレミファソラシドならぬ指でパラララ〜と折りたたんだり伸ばしたりはできてしまっていた。
また左側は利き手ではないのでリハビリあればやるけど自主リハビリもあまりやってなかったのこの第五フェーズあたり(リハビリ病院に変わってから)
さらにひんぱんに出現するようになって
Pぱたちゃんのおかげて左手にもリハビリのモチベーションになったりもした

リハビリ病院に入院してた時に横になってると
パタッパタッ布団をPパタちゃんがパスパス叩くので
お疲れ様ーPパタちゃん今日はOT2時間あったからお疲れだよー
など話しかけてり右手でさすったりしてた。
まあ気持ち悪いのですわな

リハビリについては早く回復して動いたが定義でみれば私は軽症とも言えるけどー
手足が完全にダランとなったので
左側できなくなってしまったことがたくさんあったので赤ちゃんが初めてできたよみたいな気持ちもあるし
リハビリとしてはできる部分まで作業を分解して繰り返し積み立ていくような部分もあって
セラピストの手助けもあってできることを探してもらってマイナスに出来なくなった事を
できるものを探して分解して
リペアしてるみたいなもんかな?と思う時もあって病気後の未経験な新しい感覚には
勝手に第○フェーズに進んだとと名前をつけて楽しんでいたりもする

大きかったのは第三フェーズがあって
自分の体を冷静に見れるようになった時期で
かつ脳出血が治ったと医師に言われて不安が1個ずつ解消されていく実感が重なったので大きな変化だったしびれも種類があるのに気がついたり痺れが減ったり力がでるようになったり
このフェーズを繰り返して今に至る

そして今回親友に連れて行ってもらった整体に行ってきたら痺れが全体的に小さくなり症状も落ち着いてこのままでいてほしいと強く願った
新たな過去になかった身体が楽な感覚になってきていやこのまま治ってほしいと思った第10フェーズ

Pパタちゃんはでてこなかった
体調良くて嬉しくて忘れたけど次の日も次の日もPパタちゃんはいなかった

その次の日に
しびれがでてきて前より小さい範囲で全然軽いのにしびれが1回消えたからもう辛くてしかたない

その日の夜Pぱたちゃんは出てきた
またパタッと布団をパスパスしてた
慰めてくれたのかなと思いつつも忘れないしでもお別れも来るからねとなんとなく思い
アリガトねPぱたちゃん

左手をなでなでしてる




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