2020.04.10.
私が寝るまでは4/10だ。いつものことですね。
今日は我慢出来ず金色のガッシュ!を読破してしまい、気がついたら空が白んでいた。
やんだ泣いた。大変だった。
キヨマロとガッシュの別れなんてハナから分かっていたのに、それでもやっぱり泣いた。
この涙を誘うのは彼らが単行本全33巻の間に積み重ねてきた絆であろう。
本当に良い作品だった。
人が生き物と関わるときに知る「あたたかさ」を恐らく全て網羅して描写している気がする。
家族、兄弟、恋人、友人、獣……これら全てガッシュの天真爛漫で真っ直ぐな、それでいて人の優しさを見抜くことができる心があってこそのストーリーだと納得できるからまた凄い。
展開もテンポが良く、戦闘は息を詰めさせすぎないようになっていて読み疲れがない。それでいて99.9%の悪は改心するので気持ちがいい。都合がいいような流れに見えても、ガッシュの真っ直ぐで優しい心があるから矛盾はない。
初めはドライだったキヨマロも、ガッシュと出会ったことで変わる。仲間の喪失や、厳しい場面で協力し合うお互いの信頼に涙をするようになり、優しい心の持ち主が踏みにじられると憤り、涙し、悪を憎む正義感を持てるようになる。その成長がまた楽しい。
本当に最後まで微塵も飽きないストーリーだった。雷句先生は優しい表情を描くのが本当にうまい。また新しい作品作ってほしいな。
あとガッシュとゼオンの組み合わせにドハマりした。双子かわいい。
キヨマロがガッシュには見せる優しい笑顔にもどハマりした。アニメ版だと名声優・櫻井孝宏が筋金入りの演技力でキヨマロの魅力を倍増しているので益々好きになる。助けてほしい。
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