バーチャルライバーが好きだけど、苦しい

僕はバーチャルライバーと呼ばれる人々によるコンテンツが好きです。
お気に入りの大きな事務所があるし、その中に好きなタレントもたくさんいる。
音楽とかゲームが好きなので、そういうのに関する生配信だったり、あとはバラエティ番組みたいな企画ものも好きなので、そういう配信も見る。
あとは好きなタレント同士の絡みを見て喜んだり、バーチャルが故に生まれる二次創作を見て楽しんだり。
シンプルに好きなタレントが頑張ったり喜んだりしてる気持ちをただただ共有したがったりもするし。
とにかく、いわゆる一般Vオタクとして楽しんでいるといえるんじゃなかろうか。

もともとVtuberというくくりでもっといろいろみてたけど、特に好きだった何人かがいなくなったりいろいろあったりで、現在はその大きな事務所のゆるい箱推しに落ち着いているという感じ。

でも僕は、その人たちの歌配信とか、カバー動画とか、オリジナル楽曲リリースとか、特にそういう音楽のことに関わると途端に心がざわついて目を向けられなくなる。
僕自身がそこに関して「向こう側」になりたい、そうありたい気持ちが勝って、悔しいようなそういう気持ちになるからだ。
だからばったり歌配信やってるところを見かけたら薄目で見るような、歌ってみた動画もおっかなびっくり再生して一番で一回止めて深呼吸するような、そんな状態。

その事務所の、とある男性ライバーの3Dモデルのお披露目があった。もちろんその人も好きなライバーさんの1人だ。
このお披露目配信も、実はちゃんと見ていない。けど少し覗いてやっていたことの一部を察した。バーチャルの姿でのバンド演奏(本人はセンターでボーカル)をやったらしい。
今回のこれは今までにない悔しさというか、胸の痛みだった。ちゃんと見たいけど、しばらくは見れそうにないと感じている。
僕自身、バーチャルの世界でバンドがやれるものなら、と考えたことがあった。何が表現できて何が制限されるだろうとか、でも結局そんなことを頭のなかで考えた程度で、ひたむきな情熱とか、あったかと言えばそれも違うだろう。

でも悔しいと思わずにはいられなかった。
これを書いている今も、明らかに音を立てて崩れかかっている自分の中の夢とか心とかそういうものを感じ取って、呼吸を整えながら、考えてることをこうしてつらつらまとめようと試みることで精一杯だ。
自分のやりたいこと云々の話にこのまま移りそうになったのでこの記事には書かず次に書いてみることにしようと思う、そこでまとめることを試みて、少しでも心を落ち着かせよう、そうしよう。

彼のお披露目配信、たぶんどこかで唇噛み千切りながらでも見るべきだろうな、、普通にかっこいいだろうし。
こんなに動揺してしまうことも事実だが、純粋にファンであることも事実だ。あそこにいるたくさんの推したちが出してくれる音楽コンテンツが、僕に久しい涙を流させるほど強く感動させてくれたことも、紛れもない事実。
好きなんだよな、本当に。応援もしたいし、楽しめる間に楽しんでもいたい。

だけど、悔しい。しんどすぎる。今日も、推しは輝いていた。
僕があっち側になれることなんて、本当にあるのかとか、そんなことばかりが巡る。
好きなのに、苦しすぎる。
夢を追うものとしても、ファンとしても、半端で何にもなれない。

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