「3人いるけど2人の世界」を破壊する。

僕はわかりやすく「同性に好かれてるな」と感じることが多い。
先日、元同僚が彼女を連れて職場へ挨拶にやってきた。
彼が僕のことを「凄くお世話になった」等と語るほど、連れの彼女の表情が硬くなった。微妙な感じの空気になるのだが、彼はそのことをあまり気にしていない。

似た経験を何度かするとわかってくるが、これは「2人の世界」が目の前で展開されていている為、入る余地がないと感じさせてしまうからだと考える。当たっているかはわからない。けれど空気感から、歩み寄ってくることはないだろうということは分かる。

なので、意図的に状況を変えるための誘導を行ってみた。

まずは彼女の存在を同僚から聞いていたことを伝える為、「一緒に行ったディズニーランドが楽しかった」と語っていた”ことぐらいしか覚えていない”と話してみた。そうしたら同僚からも「松谷さんにはいろいろ聞いてもらってんすよ、彼女の愚痴とか」と返ってきた。彼女が少し怒って笑いながら「何それ」と返す。フックしたと思った。
それから外観から分かる情報として「仕事を辞めてからの方がいい顔してるな」とも伝えてみた。自分ですら気付く情報なら、より同じ時間を過ごしている彼女の方が分かるはずだと考えての発言。同僚もどうかと聞くと「確かに、前よりいいよね」と返ってきた。最終的には笑顔の2人を見送る形で別れた。

人間的な相性も存在するとは思うが、自分から歩み寄ることでなんとかできることもある。これは、それなりに年齢を重ねてできるようになったことの一つだ。

こうして増やしていけば、わかりやすく異性にも好かれる日が来るかもしれないな。がんばろう人生。

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