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同人オタクとシーシャ【基本編】

おはこんばんにちは、ルチアです。
今回は最近わたしがハマってるシーシャというものを紹介する記事です。
2つに分けて【基本編】【レポ編】でお送りします。

基本編は初心者向けのシーシャ屋さん解説
レポ編はオタクなわたしの体験レポになってます。

ちなみに紙タバコの喫煙歴はないので、吸い心地などの比較はできません、ご了承を。

レポ編では、大阪は難波の水煙草喫茶GEEKさんというお店をご紹介。
オタクに優しいシーシャ屋さんです。

シーシャとは

そもそも "シーシャ" というものにピンときてない人も多いでしょう。
なのでシーシャの基本的なことから説明していきます。


シーシャの前知識

シーシャ = 水煙草(タバコ)

そう、タバコです。
もっとザックリ言うとオーダーメイドのタバコ

まずは"喫煙所で吸っているタバコと同じ"イメージで構いません。煙の出る葉っぱです。
この葉っぱに香りや味(フレーバー)の種類があるのでそれを炭で燻し、出てきた煙をシーシャ(の器)に溜めて、その煙を吸うのがシーシャです。
(俗に煙会と言います)

ゆえに『ギザギザの葉っぱ』や『危ないヤク』
逆に『害がないもの』『香りだけがする水蒸気』
というイメージがあるなら少し違います



⚠️注意点

シーシャはタバコなので、もちろん成人してから始めましょう。お店に行っても年齢確認が必要となります。

種類にもよりますがニコチン、タールが入ってます
ノンニコチンのフレーバーもあれば、店員さんにお願いしてタールを極力飛ばしてもらうことも可能です。
詳しくは後ほど。

しかし周りの人も吸っているため副流煙もあります。
店にもよりますが、普通のタバコOK/NGの店もあります。

ここで1番気になるかと思われる、ニコチンやタールについてをもう少し詳しく。↓



店員さん曰く

ここで以前行ったお店の方からお聞きしたお話を

「シーシャにも色々ありますが、普通のタバコに比べてタールは数%と少なめになっています」

「中にはあえて重くした(タールが多く、肺に溜まる感じのする)フレーバーもありますよ」

とあるオーナーさん

こちらの方、数年は他店で経験を積んで、その後に個人店を2年ほど経営されてるオーナーさんのお話です。
ゆえに信頼できる情報。

また、

「もしキツイと感じたなら、言ってもらえればタールやニコチンは飛ばせます(軽くできる)」

とも。
これは炭の火加減などで調整することのようです。

実はこの話、わたしがまだシーシャ2回目の時に
(やっば、ニコチン有り頼んじゃった…!)
と慌ててた折に聞いた話です。
1回目はノンニコチンだったのでだいぶ焦りましたが、安心できました。

しかして シーシャ = 水煙草
心配な人はよく調べてみたり、実際に店員さんに聞いてみてから始めましょう。



シーシャの楽しみ方

これを表現するのが意外と難しい。
ハッキリ言うと、めっちゃくつろげる喫煙所です。
別に投げやりじゃないですよ?特別何かをする、わけじゃないんです、ホントに。込み入ったルールもないです。
ただシーシャを吸って味や香りを楽しみ、落ち着いた頭で作業をしたり、知り合いと喋ったり。それだけ。
チルい、これに尽きる

……だけだとあまりに横暴なので。
シーシャ屋さんでは『店員さんとの会話』も楽しみの一つです。
上に書いたようにシーシャのこと、店のコンセプトからの会話、単純な雑談…色々と話せます。
この話を聴く/会話をするのも仕事の一つだと聞きました。

なので(暇だなー)と感じたら、気軽に話しかけてみましょう。いつもよりトークが弾む気がします。もちろん話すのが苦手なら無理せずに。
ちなみに無理に声をかけずとも、話す機会は吸ってるだけでも訪れます。
詳しくは後ほど。


ここまで読んでみて(行ってみたいなー)と思ってもらえた方に
次はシーシャ屋の来店方法についてです。
大丈夫、なんら難しいことナッシング。


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シーシャ屋さんに行こう!

ここからは実際にシーシャ屋さんに行く時について。
特に初心者が失敗しないための手順です。


お店選び

"シーシャ屋"と聞いて思い浮かべる店内はどんなイメージでしょうか?
大正レトロのような雰囲気、パリピが横行する薄暗い店、ハードボイルド大人BAR…etc.etc.
色んなイメージがあると思いますが、わたしは大まかに三つに分けることができると思います。

・クラブ風のお店
アングラな店内に、葉っぱのマークやレゲエミュージック。
わたしの第一印象はコレでした。そして実際にあります。おそらく半部くらいはこんな感じの店でしょうか?
若い仲間連れで行くには良いお店かと思います。わたしは苦手なので割愛させていただきますが。

・喫茶、BAR風のお店
意外と多いのがこのタイプ。
テナントの一角、ビルの一階、隠れ家的な雰囲気。
暗くはありますが、落ち着いた喫茶店とさして変わらない店内。かなり寛げます。
BARタイプか喫茶タイプか、お好みに合わせて。
初めてならC-STANDさんなど気軽に入れてオススメ。珍しいシーシャのチェーン店です。

・コンカフェシーシャ
見たことはないですが意外とあるみたいです。
一回行ってみたいな…という気がしなくもない。
コンカフェかシーシャに慣れてるなら行ってみてもいいのかも?

ザッとこの3タイプです。
ネットで調べたりしてから行くといいでしょう。



料金について

気になっている方も多いでしょう、料金ですが
¥2,800〜3,500 を基準に考えましょう。

内訳としては
・シーシャ1台:¥2,000〜2,500
・ワンドリンク:¥100〜1,000
・チャージ(席代):¥0〜1,000
です。

シーシャはだいたいこのお値段。
1台(ワンフレーバー)でおよそ2時間ほどです。
チャージの有無は店によりけり、これによってドリンク代も上下しやすいです。

わたしはこれまで5回行って¥2800〜3200でした、結構リーズナブル。
お店によっては¥4000超えも普通にあります。
お財布と相談して、お店や行く頻度を決めましょう。



来店方法・予約

基本的に予約は必要ありません
もちろんお店にもよりますが、シーシャを作るためには時間がかかる…ということはないため、フラッと立ち寄っても全然OKです。
混雑していない時間を見て、必要なら予約をして行きましょう。


まとめると

・店の雰囲気はネットなどで調べておく
予算は¥2,800~3,500くらい、チャージの有無などに注意
予約は基本必要なし(お店による)

最初はハードルが高く思えますが、腹をくくれば飲食店に行くのとまったく同じ!思い切りが大切です。

それではこのまま、入店からの流れをご紹介します。


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いざ、煙会──。

ここまで来たらあとは行って吸ってみるだけ!
……
なんですが(行ってからどうするんだ…?)とならないように、図を交えて流れをご説明します。

来店からの流れ

0.入店

お店に付いたら人数を言いましょう。(あたりまえ体操)
そのまま席に案内してくれます。


1.シーシャの注文について

まず初めての人がつまずくのがフレーバー
フレーバーには多くの種類があり、少ないお店でも30種類、多ければ100種類を超えてきたりするそうです。
例えば…ミント、りんご、青リンゴ、ピーチ、アプリコット、ダブルアップル、ダージリン、シガー、シナモン、チョコ、バニラ、ジャスミン……いくらでもある。
しかもこれらフレーバー、なんとMIXできます
(ダージリン+リンゴ=アップルティー風、などなど)
そんなに種類があるわけですから「いったい、どれを頼めばいいんだ…オレは無力……」となること間違いなし。

なので最初は店員さんにお任せしましょう。
大雑把で構いません「フルーツっぽく」「甘いめに」「タバコっぽく」
「コレとコレ混ぜてみたい」「この二つって合います?」
そう頼めば、店員さんがいい具合に調合してくれます。
仮に「コレとコレは合いにくいな」となった場合は、別のフレーバーを少しずつ足して美味しくしてくれます。

なので最初は「興味を持ったフレーバーを二つ言ってみる」なんて注文の仕方もいいと思います。
やっぱりね、プロに任せたらいいんですよ、慣れるまでは。

ただダブルアップルというフレーバーは注意
まあまあ癖が強いので初心者には向かないそうです。
ダブル"アップル"と言いつつ中身はリコリスアニスというスパイスフレーバー。おい、アップルどこいった。
癖ツヨ甘ミントみたいなフレーバー…ですかね。
シーシャ界隈ではメジャーかつ人気なフレーバーでもあります。



2.ドリンクを注文する

だいたいのお店ではワンドリンク制です。(飲食店として経営しているため、でしょうかね)
特別何ということもないので、ドリンクを注文しましょう。
フレーバーに合わせて頼んでみるのも一興。
(バニラフレーバーに紅茶など)

ちなみに、おつまみ(ナッツなど)は要注文ではないことがほとんど。
小腹が空いてきたら頼んでみましょう。なにぶん、ゆったりと長居する場所ですからね。



3.シーシャ到着

ドリンクなどが先に来ることが多く、用意が終わり次第、シーシャが運ばれてきます。

基本的なシーシャ

シーシャの多くがこの形状。
火皿に熱したを置き、その下にあるタバコの葉を熱し煙を出します。
そしてに溜めた水に煙をくぐらせホースから煙を吸う、という構造です。
吸い口は直に吸えるものもありますが、マウスピースを付けることが多いです。

細い側をホースの吸い口に挿す

ここまできたら準備完了、さっそく吸いましょう。



4.シーシャの吸い方

煙会開始
初めての方は店員さんから説明が行われると思います。
まずシーシャは深呼吸をするように吸いましょう。
口でゆっくーーり、思いっきーり煙を吸い込んだら
今度は鼻と口からジワーッとはき出します。
あくびの後+溜息みたいな感じです。

この時鼻で感じるフレーバーを香り
口で感じるフレーバーをと言います。

そして




タバコも吸ったことない人は、最初はほぼ確実にむせます
でも一回むせたら次からはなんとなくコツがわかります。
ドンドンむせよう。

そのまま吸っているとフワーッ…としたり、ボーっとする感覚に襲われるかもしれません。
これを「キいてきた」「トリツプ」などという人もいるそうですが…
ハイ、ただの酸欠です。煙吸ってるんですからね、酸素が薄くなるのは当たり前。
別に危険な状態でもないので、少し間を置いてから吸い直しましょう。すぐに慣れてきます。

あとは吸って、喋って、作業したり、だらーんとしたり…
思うように過ごしましょう。
煙眺めてると色即是空を感じれて、むせると空即是色を感じれます。(Huh?)



5.店員さんとの交流

図にもあるように店員さんのお仕事には、炭の交換吸い心地の確認があります。
ある程度決まった時間/頃合いを見計らって来てくれるので、こちらからは特に何もする必要はありません。
吸い確認の際はホースを店員さんに渡しましょう。
もし「香りがキツイ」「なんか吸いづらい」と思った時は、店員さんに伝えましょう。火加減などで調整をしてくれます。

そしてこのタイミングで店員さんとお話が出来ます。
何気ない二言、三言でも。店が空いてそうならシーシャに関してガッツリでも。
特に個人店では話しやすいかもです。



6.終煙

シーシャ1回で2時間が基準です。それ以上は香りや味が薄くなりますので、そこを目処に切り上げていいでしょう。
もっと分かりやすいタイミングなら、炭交換の際に「この交換で最後になります」と店員さんが言ってくれます。

ここで時間や混雑具合が大丈夫ならもう1台いっても構いません。
別のフレーバーを試してみるのも一興。
2時間を超えても居ても良いと思いますし、無理して「2時間いなければ…」というわけでもないです。ここはお店ごとのルールもありますかね。
満足したならお会計して帰宅、という運びになります。


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シーシャ初心者に向けた解説は以上となります。
知らない内は身構えるものですが、一度行って自分に合うと感じたなら、どこよりも落ち着けるオアシススポットになること間違いなし。

どうかよい煙活を。


続いては【レポ編】
同人音楽オタクがシーシャ屋で推しシーシャなるものを頼んだ体験談です。

それではまた次の記事で。

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