難病SEID発症5~6年頃の想い出と占星術なお話

全くの寝たきり、全く発声が出来ない暫くを経た、
後のことです。

県議事堂での受付職の頃、
行きつけだった老舗のジャズクラブで、
スタッフ同士の遊びの勝負の優勝景品に、なぜか私とのデート権が、勝手に設定されていた事がありました。

どのような経緯でそうなったのかは知らないのですが、
恐らく、私へのスキアピールに事欠かなかったスタッフのAさんを鼓舞する企画だったかも?との推測は立ちました。
結果は、別の若いスタッフのBさんが優勝し、
それは、勝負に挑んだ?皆が、決めたルールとして納得した顔でした。

Bさんは幾つか年下で、ジャズというよりラップ風、クラブに若くから出入りしてそうな一見でしたが、私には目をキラキラと、非常に紳士的な対応を下さる方でした。
「是非○○さん(私の名)を、あのプラネタリウムへ連れて行きたいんだけど 、ー。」その後にそのようなことを仰って戴いたよう記憶がありますが、
それについては何らかの事情で、結局成就しませんでした。

当時、実は私は偶然を経て、別の音楽家と離ればなれに交際をしており、彼は時々東京からそちらへ講師や演奏で仕事に来ると、その店にも顔を出したり出演をしていました。
そのことを、丁度その頃、そこそこ常連の他客が口を滑らせ、Bさんは辞退にも至ったようで、立ち消えとなったようです。
周囲の少しの前のめりや軽口の事だったとはいえ、色んな意味で、関係した人々には申し訳ない気持ちにもなりました。
(しかしBさんは、その時の一連の誠実な振舞いで、私には人として美しい方と刻まれており、たとえ交際になくとも、そうした「遺し方」というのもあるのかも知れません。多分当のBさんは、その振舞で今は、私を忘れ、きっとお幸せにあられるでしょう。)

交際の音楽家は、その後に、
彼の太客に御礼の親切を向けた私を、誤解し機嫌を損ね続けたり、
横恋慕から私の事実無根を流布していた歌手と、故意に私の目前でベタベタしたり
(私は、他多数から何れ程求められても一度きりもなびかずにいたのに、です。!!!ヒドイナ!)
果てには、
その後、体調悪化からホステスで生計を立てていた頃には、私に自分の犯罪域を被せようともしてきた為、
心離れる結果となりました。

とはいえその頃には、
あちらが先に心離れていたゆえ、
犯行を被せる算段だったのだと思います。
以前から、
御客から戴いた御名刺を肩書で分けたりもする人でしたので、
その時ホステスだった私のことも、そのように見ていたのでしょう。
その10年ほど後に再度、霞ヶ関の総合受付職に私が就くことなど、
彼は、思いも寄らなかったに違いありません。
私としても、
それについては偶然に過ぎない事でしたが。


その職での振舞をいつのまに見ていた方からのご縁で、その後、問題山積中の原子力機構の幹部秘書の席を得もしました。

彼については、ジャズクラブのマスターは暗黙に御存知だったようで、
マスターが私に、故意に聞こえる形と思える遠廻しな忠告も、幾度か受けていました。

マスターとは、それほど明確に言葉を交わした事もない程でしたが、常に私には温かに親切で、
他の皆を見守る中に、私も加えて戴いていた感があります。
マスターにそのような遠廻しの忠告を戴いても、
当時技量もない私には、暴君な面ある彼を巧くコントロール差し上げる事もできずに、終えました。

振り返ると、
山羊座男性の王様気質には手を焼く事が多かったと思います。
上記の音楽家もBさんも、OL時代の元彼も、振り返れば山羊座系でした。不思議。

私は生来から、周囲の山羊座系の多さには、溜息があり、
実家のネグレクトな父母兄から、良し悪しき幼馴染み達、これまでの交際相手や各種ハラスメント上司らまで、
正直、私の人生は何故か山羊座系に事欠きません。
実は根深い「なやみ」の一つです。
これが難病発症後の私の長年また度々の孤立に影響していた事は、否めないからです。

王様気質というのは、
西洋占星術の一般手引書では獅子座の代名詞かと思いますが、
獅子座の本質は、周囲へのサービス精神と公明正大の発揮が
端から見て君臨のようにも一見、見えるだけであり、
寧ろ、
支配欲と強固な我儘による実質ワンマン的な暴君ぶりは、山羊座のほうが余程王様気質と感じます。
また、
前述の、名刺の肩書分けや職の貴賎問題などは、
山羊座の悪癖の代名詞でもあり、
また彼らは、政治や権威権力に執着しがちです。

山羊座は物質面での成功をし易い為、
その重なりの結果的に、肩書や実績至上主義に走り易いのです。
それは、全否定はしませんが、私の価値観とは相違があります。
どんな偉人も、世界全ての把握には至れません。
そういう意味も含め、私はどのような人も各経験の貴重な提供者として、軽視は正しくないのではなく間違いとの認識があります。
本当に良き社会を創る志ある人は、政局やその時々に目立つ話題にのみ力を注いだりはしないと思うのです。

山羊座は成熟系だと、社会秩序に非常に有効な存在となりますが、
悪癖多い未熟系山羊座だと、一見社会秩序を形成する先頭の如くな顔をした、逆に長い目で見た、社会秩序の根本破壊のような存在ともなってしまいます。

私は偶々幼く覚えた占星術をそのような改善に向ける事が比較的多く、
A元首相についても、随分早くから、
手書きのホロスコープを添える形で、
「暴挙が身の破滅となる為、それをやめるべき」旨を公表していました。
それが結局あのような結果となり、残念に思っています。
当時、既にSNS監視を一部政府側が始めていた感覚が見られましたので、公表で伝わると考えたのですが、
都合のよくないものはスルーをされたのかも知れません。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?