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アートビジネスを考える会・・・8

版元という言葉を聞いたことのある人も多いと思う
語源は江戸時代後期ということになるのだろうか?
当時、浮世絵などの今日でいうブロマイド写真が流行った

今日のような芸術作品でなく庶民の娯楽版画だった

1枚の浮世絵ができるまでには数多くの職人の手を経たようだ
今日でも当時と同様の手順で浮世絵等の版画を刷っている工房が
京都は祇園にある

1枚が完成するまでに何人もの摺師を伝わる
そして出来上がった版画が店の棚に置かれ来店者が気に入ったものを
買って帰る・・・というシステムだ

版元がこのブロマイドビジネスの中心的なプロデューサーである
当時はまだ小説というものはなかった
近松門左衛門は芝居小屋の脚本家でたまたま爆発的にウケた
演目の脚本がそのまま印刷され今日の小説本の走りになった

今日、ネットには、すべての職種の人々がいる
100%フリーランスの人もいれば、半々で器用にやってる人もいれば
アルバイトを希望する人もいるし、趣味だがプロを目指す人もいる
ネットの中では半ばすべてがイーブンの状態で繋がっている

半ば見えないので二の足を踏むところを
足で歩き面談を重ね、ひとりのプロデューサーのビジネス設計に
基づき具体的に接点を持つ人々が自分の役割を果たしプロデューサーが
すべての味付けから肉付けをしプロデューサー風のビジネスを創り上げ
それを運営を管理する

そして、また、つぎのビジネス・プロデュースを企画設計し
準備し、結成し、運営管理する~この繰り返しがアートビジネスだと
思う

もちろん、その中には一番重要な資金の準備と回収がある
先日、ある友人に聞いた
クラウド・ファンディングについて・・・すでに多数あり過当競争なので
新規参入は難しいそうだ
だったら、既存の数あるクラウド・ファンディングを活用するのも
重要な方法論のひとつだ

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