見出し画像

アートビジネスを考える会・・・4

今回は出版について話したい・・・

電子ブックが社会に登場してから、すでに20~30年が経過している
しかし、電子ブックは売れない~
アメリカではデジタルが紙を抜いたという類の
報道まで数多く登場してるが、私見と偏見を突っ張れば
あれは嘘だ

やはり紙だというが紙でも売れないものは売れない!

出版にも目的は多くある
1)純粋に金儲け
2)ツールとして(セミナーや教科書や権威づけ)
3)見栄など

(2)は紙だろう~デジタルでは相手にされない
(3)は日本でもアメリカでも自費出版以外は無理だ
さて、問題は(1)だ!

(1)は紙だろとデジタルだろうと大手有名出版社が頭を下げてきた
ときでないと無理だろう

デジタルブックが売れないのは、誰も宣伝しないからだ!
大手有名書店が出版するイチオシ商品は、どれだけ宣伝するか?
著者がなにも言わなくても勝手に一流新聞に広告を載せてくれる
地下鉄に出版宣伝を吊るしてくれる
もちろん全国の書店にも並べてくれる
イチオシなら東京や大阪の紀伊国屋書店のメインに平積みさえ
してくれる

これで売れないわけがない
紙でも三流の出版社からなら全国の書店に並ぶわけもないし
新聞での広告も載らないし地下鉄など望む方がおかしい
最近は顧客リストがどこでも整ってるので関連顧客へのDMは
届くだろう

プレミアのつかないマニアックな世界で金儲けは難しい
デジタルは大手有名書店でも宣伝しない
もちろん紙が売れないと儲からないからデジタルを宣伝する
わけがない

これは出版に関する一般論だけど・・・
クリエイティブ関連商品の販売現場について共通する部分が
あると思う

つまりアートビジネスのプロデュースとは
いまでいうマーケティングの成否で決まる
市場把握、適切な販売促進策、そして適切な販売システム
つまりクリエーターが持ちえないものばかりだ

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

すごく励みになります。ご意見、ご鞭撻はメールください。いつでも歓迎です