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ランチパック カレーうどん

カレーは飲み物!

とは、よく聞く名台詞ですが、池袋などに「カレーは飲み物。」なるお店があります。
「株式会社のみもの。」が運営しており、同グループの他の事業形態に「とんかつは飲み物。」があるようです。

本気でとんかつが飲み物だと思っているなら、相当アレですが、グループ名であるなら納得です。

のみものグループとは別件で、以前居酒屋ランチを食べに行ったとき、から揚げ定食を頼んだら、味噌汁であるべきところがうどんでした。
うどんも飲み物といったところでしょう。

情報量が多くて恐縮ですが、五反田に「カレーの店 うどん」があります。
「うどん」という名称のカレー屋さんです。カレーうどんはありません。

8年前から存じておりますが、相変わらずホームページがキマってます。インターネット・ホームページの勃興期を思い起こさせるサイトは変わらないですね。すばらしい!

日付:2020/10/17
味の種類:328種目

カレーうどんは100年以上の歴史があります。

2018年に閉店となりましたが、早稲田にあった三朝庵さんが「カレーうどん」と「かつ丼」の発祥の地だとのことで、一度行ってみたかったのですが、叶わずじまいとなりました。

2020年は緊急事態宣言や自粛の影響で閉店する店もありました。行ってみたい店は、行ける時に行っておいた方がいいですね。と言うと、お店に対して縁起が悪いかもしれませんが、そんなことも言っていられない世の中です。

カレーうどんは、海外から押し寄せた洋食の流れを、もともとの日本の料理に合わせて融合させた和洋折衷の文化の一つです。かつ丼と同様に、いまや日常の定番となりましたが、当時は異端の料理だったことでしょう。

たい焼きもこの頃の登場となります。時代的にも新しいものが受け入れやすい雰囲気があったと見受けられます。

また、100年経てば、いつからあったか記憶している人も減りますので、「とにかく昔からあったよ」と思うので、伝統的なものとして定着するのでしょう。

まだ40年ほどの歴史であるタコライスや、20年ほどのB級グルメたちも、「自分が生まれる前から存在していた」と認識する世代だけになれば、昔からその地にあった料理となることでしょう。

そういう意味でいうと、ランチパックもインターネットも同じです。なかった時代を経験している人と、経験していない人では、対象物への認識は異なります。

ランチパックが日本のソウルフードとなる日も近いか!?

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