認知的不協和とタバコ
認知的不協和ってご存知でしょうか?
自分の信じていたものを否定された時、つまり自己矛盾に陥った場合、自分の中で整合性を保つためにどちらかをひねり曲げて折合いをつける時に使われる理論です。
大抵は今まで信じていたことをより強く信仰することで解消しますが、この認知的不協和の例として喫煙者の不協和が出されます。
詳しくはwikipediaにあるので参照すればいいと思いますのでリンクを張っておきます。
要は肺癌になるのがわかっているので喫煙者は矛盾しないために禁煙すればよいが、禁煙はキツイので「タバコが直接の原因ではないので因果関係がない。」と認識すれば矛盾が解消されると言っている。
私は認知的不協和の欄で禁煙のプロパガンダをするのはどうかと思うが、そういうプロパガンダをするほど禁煙ファシスト共が認知的不協和に陥っているだけではないかと思う。
物事は常に裏も見なければならない。「タバコを吸うと肺癌になる」という前提が間違っていれば、喫煙者にとっての一切矛盾はなくむしろ禁煙ファシストにとって今までタバコは悪いという広報を盛大に展開していた手前、喫煙者以上の矛盾を感じるだろう。
事実、肺癌が増える証明は出来ていない。彼らは前回出した平山論文やら直接肺癌を発生させる実験を今は利用せず、肺癌死亡者や患者の喫煙率だけしか使わない。これらは科学の分野において中学レベルの初歩的なミスである。年数をある程度追って喫煙者と非喫煙者の肺癌率を調べた研究はいくらでもあるが、そこに仕事や境遇、つまり周囲の環境とその環境の変化の度合いが一つも入っていない。小保方さんを四方八方から叩いたくせに随分都合の良い話である。
統計系のデータは方向性を指定しないと先ず相関を取るのは極めて難しい。基本的に金が欲しければ統計を取ろうとする人は、あたりをつけて取るのでどうしてもバイアスがかかる。そして相関を取って予算をもらったり、一般人を騙して搾取すればいい。現状殆どの統計は相関を取るために使われている。本末転倒であって、疑って見てみないと話にならない。
禁煙ファシストの認知的不協和に戻るが、肺癌に関係しないということを前提として話を進める。親玉のファイザー筆頭の製薬会社の真の目的は後に少し加えるだけとする。
彼らは兎に角「喫煙者を排斥する」ことが至福であり、目的ですから、「タバコを吸うと肺癌になる」ということを「タバコは煙を出すから周りの人が肺癌になる」と言って最初に不協和を濁した。ただし、タバコは健康に悪いという印象を与えることは出来た。
次にその根拠たる平山論文が完全否定されたが、公衆の面前でタバコを吸う人が少なくなり、フェヒナーの法則により臭いにより敏感になったので一般人に不快感が以前より強く出たので副流煙はなんとなく悪いのかな?という印象を与えることには成功した。
よって今度は根拠を示さずに「体にタバコの煙がついて散るから他人を害する。」「タバコを呼気にはタバコと同じく毒がある。」と言うことで、以前作った布石を利用して明確に断言することをやめて、根本を語らなくなった。そして自らの手を汚さず、喫煙者に対して白い目を一般人に向けさせることでより一層の弾圧を強めたのだ。
このように禁煙ファシスト共は自らの認知的不協和の解消の為に一般人を利用して優越感に浸っているに過ぎない。
と、嫁が買ってきた久しぶりのロングピースを吸いながら書きました。
ピースは美味しいですねえ。
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