レジ袋有料化を奨励するグレタよりもあくどい経済産業省

おぞましい環境問題詐欺の病巣

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これは2ヶ月前くらいに出ていた政府広報のバナー広告。

ここに飛ばされるものである。
もう「酷い」じゃ済まされないようなこと書いてありますから、見てみるといいでしょう。

以前、エントロピーを理解しておらず再生可能エネルギーが詐欺だというのを説明したが、ゴミ削減の間違ったやり方やリサイクルも全く同じ理論でウソがまかり通っている。

基礎知識

俗に言う3Rというものも説明しておこう。
リデュース、リユース、リサイクルというのは皆知っていると思うが、今は本当の意味と異なって使われている。
前から順番に重要度が高い、つまり効率的であるということになる。
リデュースは生産時や消費時の効率化、リユースは中古を使う、リサイクルはゴミに手を加えてでも、使い道をもたせること(実際はリデュースの派生)。
少し考えて見てほしいのだが、3Rと分けてはいるが、3つともほぼ同じことを言っている。
主に人間にとってエントロピーの増大をできるだけ控えめにするかどうかを言っているだけであって、0から1を作る話ではない。
つまり重要度の順番はその強度でもあるのだ。

リデュースの場合はほとんどがプラスに働く。
ものを1作る時に1消費していた時と比べて、下げればいい。
つまり、技術革新により効率のいい精製法を開発したり、大量生産体制を整えればいい。
ここで勘違いしてはいけないことは、技術革新等に至るまでには余分なエネルギーを消費しているので総和は1以上にならないということだ。
将来的に悪くなる速度を減らしているということ。
ただし、人間が進化してくるにつれ勝手にやってきたことなので、3Rで重要度が高いものの意識する人は1番少ない。

リユースはタダだからいいじゃない?なんて思って1番優しくて、1番エコに思えるかもしれないが実はそうではない。
古着で考えてみよう。
衣類はアパレル店にデカイトラックが工場や在庫センターから運び入れる。
仮に工場1つで100店舗まかなうとしよう。
その場合、1つに集まっていたものが100個に分散する。それを1000万人が利用するとなれば1つの工場で1000万枚作った服を1000万人に分散させることになり、エントロピーを増大させているんですよ。
よく言われるリユースはエントロピーを縮小させるかのように思われていますが、違います。それも古着を売ろうとしている人が来るまで店までいくわけですから、1箇所に集めるのに何千台も車が動くんでエントロピーが増大するのには代わりありませんね?
要は1箇所に集めるコストとゴミ収集車が回収していくのとどっちがコストがかからないか、で判断するとリユースが向いているのか向いていないかがわかります。

最後に曲者リサイクル。
元々はゴミだったものを使えるようにして、ゴミとして捨てるより価値があればやるということ。
プラスチック製品というのは基本的に原油精製過程で出てくる余ったナフサを使う。
エチレンプラントがなかった時代は、余ったものはタダ燃やしていただけだ。
つまり、プラスチック製品を作るためのコストから有用性を引いた分と、その場で燃やしたりちょっとした燃料に使うために使うのとどっちがいい?ということで実際はリデュースと変わらない。


3Rはリデュースがベースとなっていることを理解した上で、レジ袋に行きましょう。


レジ袋

レジ袋の素材は基本的にポリエチレン。
この時点で先程言ったように真の意味のリサイクル、リデュースが成立している。
レジ袋を使えば極めて衛生的であり、頑丈なのに嵩張らない。そして最後はゴミ袋として使え、そのゴミが回収された後焼却炉で燃えるときの燃料にもなる、最強のものである。

簡単に考えてみてくださいよ。よくエコだ、なんて言って食べられる皿なんて作っている人がいますが、嵩張らずに保管できて衛生的で商品を運んでゴミを包み込む燃料が存在したら最強だとおもいませんか?それがポリエチレンのレジ袋なんですよ。
まあ後100年は完全に新しいもっと有用な素材は出てこないでしょう。そのくらい最強なんですよ。
皆さんこれ以上の最強さを想像できますか?

これ以上は武田先生が説明しているので、それを見てくださいね。


まあそんなレジ袋を悪者扱いして、日本人を騙しているのが経済産業省だ。


悪徳省庁、経済産業省

私は数ヶ月前までイオンで働いていたのでよくわかります。
前載の武田先生の記事でわかるように、指定ごみ袋とかをやって儲けたのは役所と指定ごみ袋を作る業者です。
今回のようなものは、小売が極めて有利になるように仕組まれたものです。

小売店でものを買えばタダでレジ袋をもらえますよね?袋1枚1円の原価だった場合、1日の来客数が3000人の店舗が500あって1人2枚配っていたとしたらどうなります?1年間で10億を超えます。
その土俵で1枚5円にしたらどうでしょう?4円の儲けですから40億儲かりますね?
更にエコバッグだの言ってそれを500円で買わせます。大体1人1枚じゃ足りませんので2枚としましょう。エコバッグの寿命が1年だとしたら1年毎に15億儲かりますね。


エコバッグってポリエステルとかなんで意外と弱っちいんですよ、伸縮性に優れないので。
ポリエステルは繊維ですからもとの素材がめちゃくちゃ高いので、自ずと値段も上がります。
母親がポイント中毒なので、流行り始めた時にエコバッグだのを買いまくっていたのでよくわかります。直ぐぶっ壊れるんですよ。
逆に強いタイプに綿などがありますが、論外です。延びないので先ず容量が足りません。リュックサックで十分で、レジ袋にある水を通さない性質はありませんから、汁が漏れた場合は面倒で仕方ありませんね。

ポリエステルを使えばナフサが全部使い終わるわけじゃありませんので、余りが出ます。
ということは逆リデュースです。

まあこんなフェイクによる詐欺を平然と国の機関が推進しているんですからどーしょもありません。


経済産業省の不安商法

更に、レジ袋を辞退させるためにはどうしたらいいか、なんて共産主義みたいな実験をしてドヤ顔で解説を出してました。

海洋ゴミの写真を載せたカードを使う申告制にすると最高75%近くが辞退するぜ!やったぜ!なんて言ってますが、逆ですよ75%はバカで25%しかまともな人がいない。東大卒のエリートばっかの省庁で実験してもそうだ、ということですよ。

いやでも海洋ゴミが問題で、なんて言う洗脳された人は絶えません。
科学的組成からみる詳しい話は武田先生が何度も公開されているのでそちらで見てほしいのですが、簡単に言うと最近言われるマイクロプラスチックなんてものは表面積が大きくなるのでむしろ安全なはずだけど?ってことですよ。

確かにゴツくて水よりも密度が低いものは浮いてなかなか分解されませんが、元々動物ですよ?植物よりも圧倒的に分解早いですから、まあマイクロプラスチックが主だってのは科学的に正しいでしょうね。ということはレジ袋のような柔らかいものが分解されればされるほど、分解しやすくなってスグになくなってしまいます。

もう一つ、海洋ゴミが問題だと言う人は家のゴミを捨てる時にレジ袋だけをわざわざ海に出向いて捨てるんですか?
去年紙ストローが流行ったときもそうです、ストローだけ海に投げ捨てるんですか?
日本人は世界一そういうのを罰則がなくてもやりませんから、ちゃんと袋に入れて焼却炉行きですよね?

じゃあなんで海洋ゴミなんてできるんですか?
中国を筆頭に韓国や発展途上国が焼却炉に入れるより海に捨てたほうが安いから海洋投棄するんですよ。中国は酷いですよ?川にテレビとか捨てますから。
池の水全部抜く、なんてTV番組がありましたが、中国なんかできるんですかね?水よりゴミのが多いと思いますよ。

つまり中国等が捨てたゴミの写真を日本人に見せてレジ袋を辞退させたり、有料で買わせるようにしようと言っているんですよ。「経済産業省」が。

まあ法律作った政治家も海洋ゴミ以下のアホですけどね?


皆さん目を覚ましませんか?
国家による国民への詐欺を許していいんですか?

いい加減環境詐欺に気が付きましょう。流れに身を任せるのは何のために生きてるの?って話ですよ。

では

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