1) 過去日記 ー3度目の出逢いー
死ぬほど好きになった人を
死ぬほど好きになったのは2度目の再会から
1度目を彼は覚えていて私は全く覚えていませんでした
言われてみれば
確かにそんな時期もあったなって思い出せたんだけれど
ただ私の上を通り過ぎてく内の1人でした
そんな彼と3度目の再会を果たした時に書いてた日記
*
あーあ 泣きたい
どうして話しかけてきたのかも
私を見て笑うのかも
当たり前の様に私に触れるのかも
当たり前の様に頭を撫でるのかも
当たり前の様に手を繋ぐのかも
なにもかも分からなくて解らなくて
2年振りに逢った彼は
死ぬほど好きで好きで
好きだったそのままで
あの日の出来事なんて
忘れたみたいになかったみたいに
私の隣で笑ってた
私も忘れたふりでもすれば
また一緒に居られるの??
彼の言葉なんて信じられない
淋しいもなにもかも聞こえないし
聞きたくもないし
でもそれでも
ただ、ただ、傍にいたい
*
2度目の時に大喧嘩して
周りを巻き込んで迷惑かけまくって
飛び降り自殺しかけたんです
記憶は曖昧
起きたら部屋中血だらけで
友達達に顛末を教えられました
その後
会う約束をしてたんですけど
好き過ぎて自分に疲れちゃって
約束の場所に行かなかった
それなのに
偶然再会した後に書きなぐった日記
今でも切ないが溢れる
こんなにあんなに
誰かを好きになる事は
もう出来ないと思うんです
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