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慈悲の行い、タイ古式マッサージ

最近、タイ古式マッサージの質が変化している。視えるヴィジョンもよりリアルだし、メッセージも以前より具体的になっている。「本当に見なければいけないことはアレではなくコレ。」という風に、真髄がこちらへと近づいてきて、真ん中に在る核の部分にも触れられるようになった。
タイ古式マッサージの時間は、なんとなく過去の出来事を整理して、今ここにある事実と事柄を集めて「さて、これからどうしていこうか?」と、少し先を見据えていたりする。「これからどうしていこう?どうすればいいのか?」今から少し先のことに気を集めると、その気は風の精霊が好い方向へと運んでくれる。過去のことに気が向いた時は、風がその過去の記憶を吹き飛ばしてくれる。だから大丈夫。頭で考える「大丈夫」をタイ古式マッサージで、感覚として「身体」に落とし込んでいく。思考はコロコロと変化するけど、「大丈夫」を身体的記憶として留めておくとエネルギーは持続する。
タイ古式マッサージを受けても、「よし、頑張ろう!」という風にはならない。「動くか?動かないか?行動しなければ変わらない」と、意識を変えたり、行動することが必要だという風には思わない。そう思わなくてもいい場所へと着地する。2極化せず、白黒つけず、陰でもなく陽でもなく、どこまでもそしていつまでも曖昧なまま。先のことは誰にもわからない。けれど、自分の中でわかっていることがあって、気づいていることがあるのなら、その後は様子を見ながら、タイミングを待つ。私達にはタイミングを見計らう直観力や待つチカラなどが備わっているのだから、大丈夫。
「家中を片付けなくてもいいけど、あそこの棚の上だけはホコリをためないようにして、そこに置いてある黄色い雑貨を大切にするといいみたい。」
「黄色いもの?あります!しかも、〇〇さんにもらったもの!」
えぇ?そんなシンクロってあるの?
先日のお客様は「『タイ古式マッサージを受けよう』と思いついただけで、問題が解決していく」と話して下さった。
「なら、受けなくてもいいんじゃないですか?」と私が笑うと、
「う~ん、そうなんだけど、やっぱり受けたい」と、少し困った様子のお茶目なお客様。
また別の日の方は、アフターティーの時間に占ってもらおうと、質問を書き留めたノートを見ながら、「なんだかもう(占いで)聞かなくてもよくなりました」と、「何に悩んでいたのか?」を忘れてしまったご様子。悩んでいても、不安を抱えていても、ほんの一瞬そこから離れることができるのならば、大丈夫。
気晴らしや気休めやヒマつぶしというとても大切な目的や役割を担ったタイ古式マッサージ。タイ古式マッサージは慈悲の行い。風の揺さぶりがかかると、気が楽になって身体も軽くなります。

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