【iOS15】DLsite Playでバックグラウンドの自動再生ができなくて眠れない貴方へ送る1つの解決方法

追記:2022/07/28

iOS15.6より、DLsite Playでバックグラウンド時に自動再生ができなくなる問題がSafari側でようやく修正されました。
従って、お使いの端末がiOS15.6以降のOSである場合、この記事で紹介する設定は行う必要がありません。

追記:2022/03/16

現在、iOS15.4 以降の環境ではこのやり方では解決できません。
回避策も恐らく無いと思われるので、引き続き自動再生を利用したいAppleユーザーは、iOS15.4 へのアプデを行わないことをおすすめします。
こちらをご覧ください。

はじめに

以下に記す内容は、過去に私がツイートした内容とほぼ同一のものです。

概要

iOS15にアップデートすると、ブラウザでのメディア再生時に上手く自動再生してくれなくなる謎の現象が起こるようになっています。
これはiOS上で動作するすべてのブラウザアプリで起こっている現象であり、現時点ではこれを回避できているブラウザアプリは確認されていません。また、これがバグなのか、iOS15からの仕様なのかは現時点で不明です。

要はブラウザで何かを再生している最中に画面を閉じている場合、それがうまく再生できなくなる(次のトラックが再生されない等)わけです。

この現象で大きな打撃を受けたユーザーは少なくないようで、主にTwitter上では DLsite/がるまに ユーザーをはじめとするWeb上でメディアを再生する環境を使用していた人が国内外や老若男女問わず阿鼻叫喚している光景をしばしば眺めます。

恐らくこのページに来られた方は同じような現象に悩まされていてここにたどり着いたのではないでしょうか。

実は、この現象には一つだけ解決策があります。
しかも、たった一つの項目をOFFにするだけの簡単な設定です。

備忘録も兼ねて下記にその設定方法を残しておきます。

設定・・・の前に

まず初めに注意事項があります。
この設定を適用して自動再生の問題が解決するのはSafariのみです。

OperaやGoogle Chrome、Brave といったSafari以外のサードパーティ製のブラウザでは相変わらず回避できないのでご了承ください。

では、早速設定を行っていきましょう。

設定方法

まず、設定を行う前にSafariを立ち上げている場合は一度Sarafiのアプリ落としてください。
立ち上がったままの状態でも設定自体はできますが、Safari側で設定を反映してくれません。

次に、アプリの [設定] を開きます。おなじみの歯車のアイコンのやつです。

画像1

そしたら、その中に [Safari] という項目があるのでそれをタップ

画像2

Safariの設定画面を開いたら、一番下にある [詳細] をタップ

画像3

詳細設定を開いたら、一番下の [Experimental Features] をタップ

画像4

すると、何やら ON/OFF できる項目がたくさん出てくると思います。
ここにはWebページを表示・制御するための色々な設定が記されています。
変なところを触ってしまうとWebページの閲覧に影響が出てしまう可能性もあるので注意してください。

前置きはさておき、この中から [GPU Process: Media] という項目を探してください。大体真ん中あたりにあります。
見つけたら、ONになっていると思うのでOFFに切り替えてください。

画像5

以上で設定は完了です。

さいごに

設定が完了したら、Safariを立ち上げて実際に画面を閉じても自動再生し続けてくれるか確認してみましょう。
ちゃんと次のトラックが再生してくれるようになったら成功です。
上手くいかなかった場合は、Safariや端末の電源を再起動してみてください。
それでも上手くいかない場合は、どこか設定を間違っているのかもしれないので、一度設定内容を見直してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、おやすみなさい。良い眠りを。

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