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Kalafinaのライブに一度も行かなかったことを後悔していたオタクがFictionJunction「PARADE」を聴いてKaji Fes.2023に申し込んだ話

注意書き

⚠️この文章は、Kalafinaに重すぎる感情を今なお抱えている筆者のお気持ち怪文書です。
元々はFictionJunction feat. ASCA「夜光塗料」が好きすぎて歌詞考察を書こうと思い、そのまえがきとして書き始めたら文字数が爆発したためまえがきだけで別記事に分離したものです。
「夜光塗料」については次回書く予定です。ASCAさんファンの方、さっさと歌詞考察を読みたい方は次回記事にご期待下さい。
この先の文章を読んで胸焼けしても自己責任でお願いします。⚠️

【2023/4/29 追記】
「夜光塗料」の真面目な歌詞考察、書けました。↓

梶浦楽曲との出会い(自分語り)

梶浦由記。
アニソンを多少なりとも聴いている方にはもはや説明不要の存在でしょう。

「魔法少女まどか☆マギカ」「ソードアート・オンライン」「鬼滅の刃」など多数のメガヒットアニメの劇伴音楽を担当。
自身が参加・プロデュースするユニットでもSee-Saw「あんなに一緒だったのに」やKalafina「Magia」など数々の大ヒット曲を作曲。
LiSAに楽曲提供した「炎」が鬼滅の刃の社会現象に乗って日本レコード大賞大賞受賞曲となり、NHK紅白歌合戦で披露されたのも記憶に新しいですね。

NHKの朝ドラ「花子とアン」の劇伴音楽も手掛けていたりと、もはやアニソンの枠を越えて日本を代表する作曲家の1人と言っても過言では無いと思います。

筆者が梶浦さんの楽曲に初めて触れたのは小学校高学年の頃。
記憶が曖昧ですが多分2002~2003年なのでちょうど20年前くらいです。
兄が「Obsession」(アニメ「.hack//SIGN」OP曲)と「あんなに一緒だったのに」(アニメ「機動戦士ガンダムSEED」ED曲)のサビをしょっちゅう口ずさんでいて、当時は曲名も知りませんでしたが子供心に印象に残っていました。

それから約10年経ち、大学生になった筆者がまどか☆マギカ経由でKalafinaを好きになって「梶浦由記」という存在を初めて認知した後に「あ、昔兄貴が歌ってたあの曲も梶浦さんだったんだ」って初めて知りました。

今思えば、小学生の時に既に梶浦サウンドが身体に刻まれていたのかもしれないですね。
自分が好きな音楽って、結局大半が子供の頃に両親と兄貴に聴かされたものから影響されているような気がします。

Kalafinaがなくなってしまった後

そんな梶浦さん楽曲、このブログでも書こう書こうと思いつつずっと先延ばしにしていました。
ツイッターでもnoteでもプロフィールに「Kalafina好き」って書いておきながらゼロ記事のままもうすぐ半年経ちます。
藤井風もメロキュアもthe pillowsも書いてないな

まあ単純にClariSで書きたい曲が沢山あったりリクエスト企画やったりしていたのもありますが、やはりKalafinaのことを書き出すキッカケが無かったというのが大きいですね。

色々なことが起こってしまい、もうあの3人のハーモニーを聴ける機会は当分無くなってしまったので。
あれからもう5年以上経ちますが、筆者はずっと無意識にKalafinaを聴くのを避けていたような気もします。

聴くと、切なく悲しくなってしまうから。
好きだなぁと再実感すればするほど、もうこの3人が二度と揃わないかもしれないことが余計辛く感じてしまうから・・・。

筆者は昨年までライブに行かないタイプのオタクだったので、一度も生でKalafinaの歌声を聴かないまま、その機会が無くなってしまったことを猛烈に後悔していました。

昨年重い腰を上げてファンになってから10年越しにClariSのライブに初参加したのも、Kalafinaの後悔があったからです。
せめて、ClariSだけでもちゃんと会いに行こう。
推しは推せる時に推そう。
そうハッキリと思って、初めて自分でライブに申し込みました。

まあ、そのライブに行った後どうなったかは筆者のツイッターやこのブログを最初から読んで下さっている皆さんには説明不要かと思います笑

どうにも筆者は、好きすぎる人には近づけなくて距離を取ってしまうタイプのようです。
一度近づいてしまうと、もう気持ちの制御が出来なくなっちゃうのが自分でも怖いんでしょうね。
我ながら難儀な性格です・・・。

PARADEを聴いて

そうやってKalafinaから、そして梶浦さんから何となく距離を取っていた筆者ですが、ついに書き出すキッカケが出来てしまいました。
先週発売されたばかりのFictionJunction最新アルバム「PARADE」を聴いてしまったのです。

梶浦さんのソロプロジェクトFictionJunctionとしては9年振りのアルバム。
9年間で色々ありましたね。事務所とか、Kalafinaのこととか。

なんか、そういうモヤモヤが全部吹き飛びました。
朝起きて午前10時くらいから聴き始めたんですが、アルバム終わるまでに何回も泣いてました。
再生終わってティッシュで涙拭いてから、すぐ2周目の再生押しました。
その日のうちにアルバム5周しました。

バカだなぁ、俺。
こんなに好きだったんだ。梶浦さんの音楽が、詩が。
好きな人の音楽を聴いて好きな人を感じられることって、こんなに幸せなことだったんだ。

心の底からそう思いました。
何度目でしょうね、こういう風に「バカだなぁ、俺。」って思う事は。
いつまで経っても学習できません。

このアルバムのリスニングパーティも堪能しました。
Kalafinaしかちゃんと履修してなくてFictionJunctionのアルバム聴くの初めてな筆者が軽々しく感想語っていいものなのか?と最初はビビり散らかしていましたが、イイネやRTしてくれる方もいて、何より「他の人と一緒に梶浦さんの音楽を語り合ってる」感があって、ずっと1人でKalafina聴いてた筆者はもう楽しくてしょうがなかったです。

↓ はこのリスパの時の筆者の各曲感想です。
慈愛の精神に満ちていて時間がある人がいるかもしれないので晒します。
スレッド辿って読んで頂いて、もし共感ポイントあればコメントとかもらえたら泣いて喜びます。

そして、リスパが終わってからの行動だけはやたら早かったです。
梶浦さんの音楽と出逢って20年。
Kalafinaを知ってからも10年以上。
ようやく、いまさら。
梶浦さんの公式ファンクラブ「FictionJunction Station」に入会しました。
(このファンクラブも事務所と色々あって独立してから改めて出来た2代目ですが、初代FCはどんな感じだったんでしょうね)

そして、梶浦さんのデビュー30周年を記念した日本武道館公演「Kaji Fes.2023」にFC会員限定先行受付から即申し込みました

実は筆者、今年7/22(土) の梶浦さんのライブに2月頃のFC外申し込みで運良く当選していました。
なので、どっちにしろ7月のライブで盛り上がってFC入っていた可能性は大ではあります。

でも、これに申し込んだ時は正直言ってKalafina目当てでした。
「FictionJunctionあんまり良く分からないけど、去年のライブでKeikoさんとHikaruさんが共演してKalafina曲歌ったって聞いたし、また歌ってくれないかな・・・」
そんな気持ちでした。

今は、全然違う気持ちです。
まだ聴いてないFictionJunctionのアルバム全部予習しよう。
PARADEも何十回も聴こう。
Kalafinaも、昔のように沢山聴こう。

梶浦由記の音楽が、詩が、大好きだ。
Kalafinaも大好きだったけど、それ以上に梶浦さんが大好きなんだ。

そんな単純なことにようやく気付けました。
今は、なんだかとてもスッキリした気分です。

あとがき

こんな怪文書を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。
筆者史上2度目の「まえがき書き始めたらお気持ちオーバーフローして、まえがきだけで別記事にしちゃった」でした。

筆者、ようやく学びました。
お気持ちはお気持ちとしてお気持ち怪文書に吐き出さないとダメ。
ちゃんと歌詞について語ろうとしてる記事のまえがきに、こんなクソデカ感情を混ぜ込めるわけがない。
宇多田さんの記事のまえがきはエヴァへの長文お気持ちで溢れてる気がするけど

皆さんは「推しは推せる時に推せ」精神を常に心に刻んで、筆者のような無用な後悔をしない人生を送ってください。

では、次回改めてFictionJunction feat. ASCA「夜光塗料」の歌詞についてお届けしたいと思います。

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