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お参りの日と、旧暦。

今週の火曜日の15日は、いつもなら朝早く起きて、お参りの日だったのですが。

非常に寒い朝で、ちょっと仕事の疲れも感じまして、この時期に無理は禁物と思い、家でゆっくり過ごす事にしました。無事夕方には回復しましたが、今週は寒いので、引きこもってお仕事しながら大人しくしています。


ところで、神社にお参りするにあたって「1日と15日が良い」と言われていますが、それは現在の暦になる前、旧暦である太陰太陽暦の名残と申しますか、流れでもあります。

太陰太陽暦では、月の巡りを基準として暦が作られていたので、1日は新月・15日は満月と決まっていました。1日のお参りを「朔日参り(ついたちまいり)」とも言いますが、朔とは新月を指す言葉。

昔の人の暮らしは、月の巡りと共にありました。物事の始まりである新月の日と、達成と成就の満月の日にお参りするのは、月のエネルギーを考えると、理にかなっているとも言えます。

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(とはいえ、月の周期に合わせるのでズレが生じ、3年に一度は閏月が必要な暦でした)


現在使われている太陽暦は、太陽を基準にしているので、毎月1日と15日に新月・満月が来るわけではありません(たまには合うかもしれないけど。)が、月の初めと月の半ばにお参りをするのは、良いサイクルだなと思います。


勿論、1日と15日以外はお参りに向かないと言う筈もなく。新月・満月じゃないから、もう一つという訳でもなく。その存在によっては縁日も良い日ですし(菅原道真公なら25日とか)、暦で選ぶのも良いかなと。

…ねばならない、ことはない。お参りは行きたい時に、行ける時に(そして今時は、ご家族が心配されるなら了承も得て。家内安全、とても大事)


週間天気予報をチェックしながら、次のお参りは、(冬至頃かな…)と考え中です。

頻繁には行けないけど、大祓えの人形も納めたいので。年末ですな。



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