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エニアグラム3つのセンター特定法

エニアグラムのタイプを判断する段階で行き詰まっている場合、エニアグラムのセンターを特定することが役立ちます。危機に直面した際、あなたは主に「行動しますか?」「考えますか?」それとも「感じますか?」このように考えることで、自分の性格の本質を深く掘り下げる手助けになります。

自分のエニアグラムのタイプがわからない場合は、9つのタイプから3つに絞り込むことが役立ちます。では、3つのセンターを確認してみましょう。

  • 身体、本能、または行動中心のタイプの場合、問題は「怒り」です。
    具体的に言えば、感情や怒りが外に表れているか、それとも内に抑え込まれているかということです。

  • 感情や心を中心にしたタイプの場合、問題は「恥」です。
    彼らは自分のアイデンティティ(自分らしさや自己認識)に焦点を当てており、期待に応えられないと恥を感じます。

  • 頭脳中心型または思考中心型の場合、問題は「不安」です。
    彼らは、個人が外界や社会から、必要なサポートや安心感を得られていないと感じ、不安になり、恐怖を感じます。

ここで重要なのは、無意識の感情的反応=自分の最大の懸念がどこにあるのか自問することです。怒りなのか?(タイプ 8、9、1)それとも恥なのか?(タイプ 2、3、4)または不安なのか?(タイプ 5、6、7)です。

例えばパートナーの態度が悪い、配達員が時間通りに配達しない、レストランが注文を間違えたなど、潜在的な問題のシナリオを考えてみましょう。あなたの場合は・・・?

  • イライラしたり怒ったりしながらも、すぐに行動を起こして問題を解決しようとしていませんか?そうだとしたら、「本能タイプ」です。

  • 深く痛みを感じ、癇癪を起こし、落ち込み、他の人は自分よりも恵まれていると感じたりしていませんか?そうだとしたら、「感情タイプ」です。

  • 慎重に次の行動を検討しますが、他に何か問題が発生する可能性があると不安や懸念を感じてはいませんか?そうだとしたら、「思考タイプ」です。

3つの回答のうち、どれがあなたに最も当てはまりますか?ストレスの多い状況で、自分がどう反応するかを意識してください。あなたは3つすべてを持っていますが、おそらく1つがより優勢です。キーワードは「行動する?」「感じる?」それとも「考える?」

3 Centers

本能センター:

タイプ8 – 怒りを外に表現する
タイプ8は、怒りを感じるとすぐに物理的な方法で反応し、声を上げたり、力強く動いたりします。タイプ8が怒りを身体的に表現するため、周囲の人にはその怒りがはっきりと分かります。

タイプ9 – 怒りを否定する
タイプ9は、「何の怒り?私は怒るような人間じゃない」と言わんばかりに、自分の怒りを否定します。タイプ9は、自分の怒りを認識せず、しばしば他の感情や思考でそれを置き換えることがあります。

タイプ1 – 怒りを抑えてコントロールする
タイプ1は、特に本能的な衝動や怒りの感情に対して、常に自分自身をコントロールしようとします。

感情センター:

タイプ2 – 恥をコントロールしようとする
タイプ2は、他人に対する肯定的な感情に焦点を当て、自分が善良で愛情深い人間であると自己を納得させたいと考えます。タイプ2は、人々に好かれ、善良な人間だと認められることで、恥をコントロールしようとします。

タイプ3 – 恥を否定する
タイプ3は成功者であり、認められる人物像になることを目指し、恥に対処します。タイプ3は、成功と承認を追求することで、恥の感情や失敗への恐れを抑えようとします。

タイプ4 – 恥をコントロールする
タイプ4は、自分の才能や感情のユニークさに焦点を当て、恥をコントロールしようとします。彼らは自分の個性と創造性を強調し、自己表現を通じて恥の感情に対処します。

思考センター:

タイプ5 – 不安を隠蔽する
タイプ5は外の世界とその対処能力を恐れています。そのため、彼らは世界から身を引き、不安に対処します。秘密主義で孤立した一匹狼になり、自分の思考を使って世界を理解しようとします。

タイプ6 – 安全を求めて外の世界に目を向ける
タイプ6は、思考センターの中で最も不安を示します。不安を経験し、自分の内なる知識や自信から遠ざかります。自分の心を信頼するのが難しいため、外部に頼り自信を持つために、人間関係などに依存します。

タイプ7 – 不安から逃れる
タイプ7は内面の不安を避けます。痛みや喪失、不安などの感情を避けるため、刺激的な可能性や選択肢に夢中になります。刺激があれば不安から逃れることができると感じます。

エニアグラムの3つのセンターは、それぞれのタイプが世界をどのように認識し、対処するかを理解するための鍵です。

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