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#150 めざせ!えほんセラピー犬。【司書編】学校図書館法

学校図書館とは

学校図書館とは、小学校、中学校及び高等学校において、図書、視覚聴覚の資料その他学校教育に必要な資料を収集し、整理し、及び保管し、これを児童又は生徒及び教員の利用に供することによって、学校の教育課程の展開に寄与するとともに、児童又は生徒の健全な教養を育成することを目的として設けられる学校の設備をいう(学校図書館法第二条)

学校図書館は、「教育課程の展開に寄与する」とともに「健全な教養を育成する」ことを目的にしています。

そのために次の機能があります。

1.読書センターとしての機能

児童生徒が読書を楽しみ、読書の習慣を身につけるための手助けをします。

2.学習・情報センターとしての機能

児童生徒の自発的な学習活動を助け、情報を収集し、選択し、活用する能力を育てます。

3.教員へのサポート機能

教科指導のための資料や教材となる図書を集めて教員に提供します。

以上のために、資料を集め、整理し、保存します。

学校司書とは

学校図書館の担当には司書教諭、学校司書、図書館主任がいます。
それぞれの役割がどのようなものかは、自治体や学校によって異なります。
学校司書である以上は、資料についての幅広い知識が必要になります。
その上で、公共図書館の司書と同じように読書の楽しみを知っていることが求められます。
児童・生徒に読書の楽しみを伝えるには、自分がそれをしっていなければ伝えられないからです。
自分の学校にあった資料を収集して、児童生徒だけでなく教員に対してもそれぞれの求めに応じ、各人にあった資料を提供します。
どのような授業を行われているかを知って、適切な資料を集め、紹介します。
そのために教科書をよく知ることが必要になります。
学校図書館の活動は、学校行事や授業、子どもが自発的に学習をすすめていけるように手助けをするということで、学習指導要領にのっとって行われるということです。

最後に

昨年度の年間貸出件数が約11000件となりました。
「継続して本に親しむ」ことが、達成されています。
7・8月はシステムの入れ替えのため、貸出等のカウンター業務はお休みとなります。
そのため、現在の業務を振り返ってみようかと思った次第です。

「学校行事や授業、子どもが自発的に学習をすすめていけるように手助けをするということ」

何だろう?
いま以上に何かあるのだろうか?
図書室にじっとしていても、アイディアは浮かびませんね。
それでは…。
外へ飛び出そうかなと思案中です。
校内に学校司書出没!
来月からも頑張っていきましょう!

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)

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