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めざせ!えほんセラピー犬。~あったことのないどうぶつ~

今朝のNHKニュースより~
ヤマイヌの一種として保管のはく製〝ニホンオオカミと似ている〟
中学生 収蔵庫で発見!

7:30
お世話係さん「ルナちゃんのご先祖様は、オオカミなんだよね。ほら、ニホンオオカミのはく製だって!」

ルナちゃん「…。」(抱っこされながら、テレビの前にいる)
お世話係さん「ルナオオカミ!ウォーン!」(遠吠えの真似)
ルナちゃん、振り回される。
殆どオオカミのぬいぐるみ状態。
お世話係さん「かわいい!」(ぎゅっ!)
飛ばされなくてよかった。(安堵)

17:00
お世話係さん「ルナちゃん、図書館で借りたよ!」
借りた本

『もうひとつのどうぶつえん 絶滅どうぶつものがたり』富田朋子/文 ひさかたチャイルド


よみきかせーニホンオオカミー43P

日本にすんでいた おおかみ。
だから ニホンオオオカミ。
みんなに、かみさまと たたえられたんだ。
はたけをあらす、しかや いのししを
たいじしてくれるからね。

ニホンオオカミは、なわばりに入ってきた 人間を見つけると
そっとあとをつけるんだ。なわばりから出ていくまで ずっと見はっている。
でも けっして 人間をおそったりしなかった。
まるで見おくりをしてくれているみたいなので
むかしの人は それを『おくりおおかみ』とよんだんだって。

がいこくから たくさんの犬が 日本にやってくると、
ニホンオオカミは びょうきをうつされてしまった。
びょうきになった ニホンオオカミは 人間を
おそうようになってしまったんだ。

そして いまから100年くらい まえ、
ニホンオオカミは いなくなった。
すると しかやいのししやさるが、ふえすぎてしまった。
ひとつのどうぶつが いなくなると、せかいは
大きく かわってしまうんだ。

『もうひとつのどうぶつえん 絶滅どうぶつものがたり』富田朋子 ひさかたチャイルド

よみきかせ後…。
お世話係さん「ルナちゃーん!ニホンオオカミにびょうきをうつしたのねー!(悲)」(いや、ルナちゃんじゃないから。)

今日の図書室

今日のよみきかせは、『むかーしむかしの ひなあられ』でした。
これは、叢書名:たべものの由来(行事)紙芝居 と書誌情報にあります。

他にも「防災紙芝居」「食育紙芝居」「健康安全シリーズ紙芝居」叢書名のよみきかせをすると、お行儀よく全員が注目します。
20年間、図書室でいろいろな形態のよみきかせをしていますが、
なぜだか、道徳教育系紙芝居は、自然と誰もが集中。

はじめて学校でのよみきかせボランティアの際、紙芝居を選ぶ時に
「教科書の教材のようでどうなのかな?子どもたちが緊張してきいてしまうかな…。リラックスできるようなお話がいいかなあ。」
と一瞬頭をよぎったという方がいました。
私も、その一人でしたが。

学校司書として、学校行事や生活指導の依頼があり、半信半疑で、防災、食育、健康などの紙芝居をよみきかせしましたが、ハズレなしです!
これはこれで「凄いな!紙芝居の力!」(敬服!)
あっぱれ!です。
みごと!
みごと!(大喝采!)
万歳‼

【お詫び】
「教科書の教材のようでどうかな」など暴言がありましたこと謝罪します。


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