見出し画像

取立CASE4

夏の炎天下に行った時のお話です。

今回の相手は、40代過ぎの方。チラシを見て申し込み。使い道は、生活費。
過去に、大手のみを借入。そのまま支払不能となり弁護士介入して破産したと。

他社の借入自体は、そんなになく、希望金額を来店にて融資をした。

支払いに関しては遅れても金額は守るタイプで、個人的にズボラ感が抜けないと思った。すぐに増枠希望の為に来店してきたが、あくまで回数を重ねて信用を作ってくださいと。

そんなこんながあり、三回融資をしたあたりから、延滞日数の多さと共に連絡がぱたりと無くなった。
携帯に時間を変えて連絡しても返事がなく、自宅へ連絡したが反応なし。仕事先に連絡して、慌てて連絡来た。どうやら、今まで奥さんに、財布を任せてて払わせていたと。今後は自分が管理します、支払いますので大丈夫ですと。連絡は、この時間なら出ますのでと言ってきた。

とりあえず、しばらく様子を見よう。。。

ところが、その翌月からまた遅延しだし、連絡が繋がらなくなった。

今月だけはと思ったが、結局翌月もだった。
流石にこれはと思い自宅へ訪問した。

自宅は、UR(団地)で駅が近く、また幹線道路からのバスなどの利便性も良かった。集合ポストもあり、玄関先には表札もあった。
インターフォンを鳴らすと奥さんが在宅していて、そのまま話すと他の住人に聞かれる事があるので、玄関内に通されて、話した内容は以下3つ。

1.奥さんが当人が当社から借入をしている事を知っていた。勿論、一時期頼まれて払っていたのも確かだった。
2.当人は昔からお金にルーズで、平気で嘘つく人、過去に借金で家族に迷惑をかけた事が破産の内容だった。
3.奥さんが払わなくなり、当人がまた払いだしたのは、残高等金額が分からなくなったからだと。

これ以上お金で迷惑掛けられたくないので、終わらせたいと。なので、完済を代理でしますと言われた。
基本的に本人以外に請求権がないので、あくまで任意なんですよと。それと出来れば当人から連絡を一方頂けると有難いですと言ったら、目の前で当人へ連絡をし、話をしだした。これで良いですか?言われ、こちらも一応当人確認(支払いの件)して、了承した。当人は渋々でした。
その週末に完済するとの事、残高を当人と奥さんに伝えて、入金時に必ず連絡するようと言い、話を終わらせた。

その週末、奥さんから連絡あり。今入金しましたと。それと今後どんな理由があっても貸さないで下さいと。
了解しましたと言って切りました。
****************************
ここからは、個人的意見ですが、代理弁済は、思っているよりはあります。基本的身内です。
支払いが遅れ督促状が送られてきて、それを見て連絡してきて。もしくは、来訪された時にたまたま居て、もしくは、置いていった訪問通知書を見てと連絡が来てと。
身内に内緒で借りている方はかなり居ますが、だからこそ、何度でも言いますが、しっかり支払いの管理して、且つ連絡をする。この重要性を忘れないでほしいです。一つの連絡のミスで、要らぬ疑念が家族に渦巻く事になってしまいます。
今回の件は、まだ穏やかに終わりましたが。。。

サポートして頂けると助かります♩活動と記事に反映します♩