女性ホルモン②

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前回はエストロゲンの
話しをしました

卵巣から分泌されている
もう一つの女性ホルモン:
プロゲステロンは

排卵後に卵巣内に残った
卵胞が 「黄体」という
黄色いかたまりに
変化して分泌されます


排卵後しか出ない
受精卵の着床のために
子宮内膜を整える働きのある
プロゲステロンは

妊娠出産に
欠かせないホルモンです

プロゲステロンが
たくさん出ている月経前には

妊娠成立したときのために
いっぱい栄養を溜め込むため
むくみやすくなったり
食欲が増したりします

守りモードに入っているので
傷つきやすく、敏感になります


以前も少し触れましたが
妊娠したら
妊娠を継続させるように働き

妊娠しなければ
急激に減少して子宮内膜をはがし
子宮内を掃除します
この掃除が毎月の月経です


プロゲステロンは
妊娠を守る働きから
別名「母のホルモン」と
呼ばれています


女性ホルモンは基本的に
妊娠しやすい状態を作り
妊娠から出産まで
継続させるために働きますが

それ以外の恩恵も
たくさんあります


【女性ホルモンの恩恵】

◎妊娠しやすい体を作る
◎妊娠から出産までを守る
◎骨のカルシウムが溶け出すのを防ぐ
◎血液中の悪玉コレステロールを抑制
◎自律神経のバランスを整える
◎女性らしい体つきを維持する
◎皮膚の潤いや弾力を保つ
◎脳細胞の機能を維持する
◎心臓や血管のトラブルを防ぐ


エストロゲンの作用が大きく
閉経までの間
女性の全身の健康を
守ってくれているんですね


更年期に入ると
この守り神がいなくなるため

生活習慣病や
骨粗鬆症などの
心配も持ち上がってきます


to be continued


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