【要注意】ナスダックのリバランス!

ナスダックが「special rebalance」つまり特別なリバランスを実施するらしい。
注意点としては、大型ハイテク株に影響があるかもしれないということ。

ナスダック(NASDAQ)とは
まずナスダックとは米国の株式市場の名前の一つ。
東京証券取引所とか、ニューヨーク証券取引所とか、それらと並列の関係。

ナスダック指数とは
次に混乱しがちなナスダック指数というのがある。
ナスダック指数にはナスダック100指数とナスダック総合指数がある。
ナスダック総合指数が何かというと、ナスダック市場に上場している全銘柄を時価総額加重平均した指数のこと。(時価総額加重平均とは、ある日の時価総額をaとして、今の時価総額÷aとしたもの)
東京証券指数(TOPIX)とかと同じ。
ナスダック100指数は、ナスダックの全銘柄のうち時価総額ベスト100だけを見たもの。

今回のリバランスは何?
今回のリバランスは有名なアップルやマイクロソフト、テスラなど大型ハイテク株が大きくなりすぎて、ナスダック100指数に設定されていた上限を超えてしまったため、調整をしますというもの。
よってリバランスが行われるのはナスダック100指数。
リバランス発動条件としては、ナスダック100指数の中で、構成比率が4.5%を超え、その4.5%を超えている銘柄を全部足して、48%を超えること、らしい。
そして、この48%以上のものを40%以下になるように構成比率を下げる。

リバランス対象銘柄は?
対象銘柄はアップル、マイクロソフト、アルファベット、エヌビディア、アマゾン、テスラの6社。
つまり、4.5%を超えているのはこの6社で、この6社の比率を足すと48%を超えちゃったんだね。
ちなみに合計したら50.9%らしい。
だからその比率を40%まで減らすんだね。

影響は?
考えられる影響としては、ナスダック100指数の比率が減らされるということは、売り圧力が発生するということだから、多少の下げがある可能性が。
少し様子見が必要かも。
ただ、大型株であるメタは入っていないので、穴場かも。

ということでナスダックのリバランスでした

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