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水瓶座満月に向かって~水瓶座の話し~

ライオンズゲートと呼ばれる美しい時空の候。

この2日間ほど、引きこもって、12星座と二十四節気のテキストづくりをしていた。2日間で一年間を旅した。

獅子座が太陽であるなら
その反対のみずがめ座は「STAR(星)」だ。

暗闇に輝く星。

西洋占星術上、獅子座の季節、満月はみずがめ座で起こる。
地球をはさんで太陽と月が向かい合うのは、天文学上でも同じだろう。

地球にいるわたしたちは
そんな天体イベントの「目撃者」であり「観察者」である。
 
獅子座もみずがめ座も同じテーマを相反する方法で学ぶ。
それは、「集団での創造」
集団で調和的に創造するには、
まず個人が自立し、精神的な自由が確立されている必要がある。

今、羊の仮面の奥に眠っていた霊性の獅子の目覚め。

霊性を伴わない獅子は、俺様なところがテーマになる。
そこで反対の「みずがめ座」の体験が必要になる。

合い向かいあう星座はお互いを学びあう位置関係でもある。
獅子座が健全に立つにはみずがめ座を学ぶ必要がある。

同じようにみずがめ座が立つには、獅子座を避けて通れない。俺様の経験のない水瓶座は、謙虚さという傲慢さがテーマになる。

みずがめ座は、人生の暗闇に一点の星を見つけるようなエリアだ。
祈るしかない。
そんな体験の場でもある。

やぎ座から受け継いだ「祈り」を持って、
真っ暗闇の一点の希望の光をただ見つめる。

傲慢になれば嵐に飲まれる。
ただただ粛々と与えられた役割に取り組んでいく。
 
みずがめ座が個性的と言われるのは、
まったく誤解されている。
 
世界がどうであろうと
与えられた役割を粛々とやっていく
天変地異で人々が騒ぎ、不安と恐怖に飲みこまれていく中でも
与えられた役割を粛々とやっていく。

そこに没頭することに頑固でもある。そういった意味で個性的だ。

それは、信じているから。
神の導きを信じているから。
宇宙全体、普遍性につながっていくことを信じているから。
それは、時を越えて、未来、未来のこどもたちにつながる。
 
獅子座が俺様から解き放たれるのは、
「祈り」と繋がったとき。

日本は、この季節
最も輝かしいこの季節に終戦記念日を迎える。

深い悲しみをこの季節に民族として迎えたことは
しばらくの間、「表現することの恐れ」を
民族意識レベルで刻んだように思う。

今、「祈り」は積み重なり、
霊性をともなった獅子が立つ。

今年のみずがめ座満月は土星付近で起こる。
土星みずがめ座期 
それぞれの「祈り」が育まれた時間。

祈りを伴った太陽は
どんな世界を創造するだろう?

ひとりひとりの太陽が創造性を発揮する。
お互いを讃え、敬い、精神的な自由を持って表現する。
個と個が繋がり、大きな創造・・・この地球とともに創造が始まる。

そこには感謝と礼節、秩序が生まれる。
それらは、次のおとめ座へ受け継がれる。

そして、水瓶座エリアで育った「信じる」心は、
次のうお座へ引き継がれる。

わたしたちの「いのち」は
「こころ」と「たましい」ともにめぐっている。




 

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