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OLYMPUS XZ10

Amazonのfirestickで、撮影した写真を見たりする。
Amazonphotoは、画像データを縮小することなく無制限保存が可能なので、最近はNASの代わりに元データバックアップとして使用している。

それだけでなく、過去のレタッチ済みのデータも入れてある(元データの大半は無い)ので、アルバム的に楽しめる。
とても気軽に使えるのがいい。
サムネイルで表示されて、それで見当をつけるのだが…ふと目に留まる写真があって開いてみると、それがOLYMPUSの「XZ10」で撮られたものであることが多いのだ。

画像は一見にして派手。コントラストが高い。しかし像分離というか…例えば紅葉の葉が順光で重なっているようなケースでも、のっぺりとした感じがない。線が細い感じなのだ。

手放して後悔している機材は数あれど、XZ10はその筆頭だろうか。
いわゆる高級コンデジは、キヤノンのG12や、オリンパスのXZ1、リコーのGX200等も使ったけど、そのどれとも違う立ち位置にあるカメラだった。
高いバランスで、発色や解像力が保たれていて、モダンな画像を出してくるカメラだった。

無論欠点もあって、逆光時にでる派手なゴーストは呆れるほど。

この写真だと青色だが、赤いものが複数出るときもある。

勝手にポップアップするフラッシュや、知らないうちに設定が変わってしまうタッチパネルは、正直要らないなと思った。
大きさも性能の割りには小さすぎというか…これはこれでかわいいけど、もう少し大きくても良いなぁ、と思っていた。

良く連れ出したものだった。
2013年頃から約3年ほど使っていた。
売ってしまったけど、全くバカなことをしたものだ。

もし、一台だけカメラを持てるとしたら、このカメラを選ぶだろうと思う。
本格的な風景には役不足だけど、近中景の被写体には良い。
スナップには明るいレンズもあって、最適だ。



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