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MFTと単焦点レンズ

OLYMPUS E-PL3とPanasonic 25㎜F1.8の組み合わせで撮っていると、最早αAのシステムを持ち出すのが苦痛になってきます。

α55とSAL16105のセットは、とても便利ですし重くも無い組み合わせです。
今まではそうでした。
しかし妙に重さを感じるときが多くなったのです。
実際の重量ではなくて…何と言うか
「ん?太りすぎ?」
…というような感じ。
重さをもて余す感じなのです。

望遠やマクロ撮影では、重さも武器になります。
軽すぎるとブレやすい。
必要なファクターでもあるんだよ?と自分を誤魔化しながら使ってきました。

望遠はともかくとして、準マクロ的な撮影だと、MFTの25㎜くらいならば対応できます。
深度が深いということもあり、ピントがシビアではないのも幸いし、あまり絞らなくても良いというのは美点です。
その分、速いシャッターが切れますので、被写体ブレも緩和できるので一石二鳥です。
背景ボケが少ないのは確かですが、それはバックを選ぶことでも対処出来ます。

また、マクロ撮影以外でも、スナップを撮るときに「片手でも撮れる」というのが、私の場合は利点でした。
αのシステムだと相当に無理があった
(重量だけじゃなく、グリップを握るタイプは構図取りの時の自由度が少ない)
…のですが、MFT だと制約が少なくて済むのです。
条件によっては縦撮りも手持ちで可能です。

少し奥まったところに天使がいます。
ボケの大きさで、接近しているのがお分かりになるでしょうか?。

上の写真は片手を伸ばして撮影を行いました。
データを見ると、絞り開放で1/100秒でした。
実際にはかなり暗い場所で不安でしたが、どうにか撮れたのは、明るいレンズとブレ補正のおかげでしょう。

ズームレンズはその暗さゆえに、どうしてもシャッタースピードの制約がかかりやすいところがあります。
ずっと長いことズームレンズのシステムを組んでいたので忘れていましたが、ハイスピードのシャッターを切れる事は楽しいです。
レンズ自体の性能も高いし、微細なブレはシャープさを奪いますから、画質が向上するわけですよね。
三脚が要らなくなるというのも嬉しいです。

これからはズームも使いますが、単焦点も積極的に使っていくつもりです。
MFTは単焦点レンズとのマッチングに優れたシステムですね。



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