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CP+探訪記

「日本カメラショー」が「CP+」に名を変えてから随分経つが…その間全く訪問してはいない。
記憶によると、最後は確か…池袋のサンシャインでの開催だから、果たして何十年ぶりになるんだろう?。

会場のパシフィコ横浜は雨だった。
葉山に「森山大道と中平卓馬」の写真展を見に行った時も夕立に見舞われて、何とも神奈川に行くときは雨男よな、と愚痴る。
それでも流石は都会というか、駅から会場までは通路に屋根などがあって、ずぶ濡れの事態は免れた。

しかし冬の雨というのは堪えるものだ。
知人に戴いた冬用のジャケットが心強い。
私の買ったペラペラの奴では、あの雨風では風邪をひいたに違いない。

パシフィコ横浜は、以前のサンシャインの会場とは当然違っていて、広大で天井が高くて開放的だった。
しかしその広さをもってしても、カメラマンたちの熱気は凄くて、冬用のジャケットでは汗ばんでしまう。

また、各人の持参してくるカメラがハンパない。
通常ならば、スマホの方が専用機よりもずっと多く手に握られているはずだが、この会場はデジイチからミラーレスから、とにかく専用機の比率が高い。
それに着いてるレンズも、大口径の望遠ズームだったりするから、どうにも「お祭り気分」になってくる。
各メーカーのイベントブースも大きくて、まるでモーターショーの雰囲気だ(知らんけど)。

TAMRONのブースでは、実際のレースカーを持ち込んでのトークステージ。
昔とは規模が段違い!。

OM SYSTEMも頑張っておりました。
OLYMPUS本体から離れて、果たして大丈夫なのかな?と密かに危惧していたけれど、ブースの立派さを見ればそれも杞憂なのかと思える。

パナソニックは少し静か目だったかな?。

ブースでAFについて色々聞いたが、自分はパナの方がオリよりもAFに関しては上だと思う。
空間認識AFは、ミラーレスの弱点である「被写体と背景のコントラスト差が少ない」場合での合焦精度を高めている。
エコノミー機で多点測距状態のPモードでも、複数の測距点自動選択は正確で、妙に背景に合ったりという事は無かった。
この辺りは年代の違いこそあれ、パナの圧勝であった。

他にマクロレンズとかの試し撮りを依頼したりして、熱気ムンムンの会場を抜け出した。
正味一時間会場に居たかどうか?。
元々が人気の多い場所は少し苦手なので、楽しいのだけれど長居も出来ない感じか?。

その後に鶴見線に乗ったり、上野界隈を少し歩いたりもしたけれど、天候は全く回復の兆しがない。
雨は嫌いじゃ無いが、氷雨は少し苦手だ。
おとなしく帰るとしよう。

海芝浦駅

群馬から都内はやはり遠くて、快速電車で来ても時間が足りない。
もっともっと回りたい場所があったのに。

お土産というわけでも無いが、E-PL3用に脱着タイプのフラッシュを買った。
秋葉原の有名K店で買ったのだが…これがまた「とんでもない場所」にあった。
もし都内に行かれる方は、訪ねてみるのも一興かも知れない。



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