見出し画像

タテヨコ言わずに…

35ミリはほぼ味わいましたので…フィルムカメラの中古は食指が動きません。
しかし中判…ブローニーフィルムを使う機種は殆ど使ったことが無いのですよね。

昔の方がやや(いや、確実に)裕福だったので、645とかのセミ判を本気で買おうと思ったことがあります。
しかし果たせず(…パチンコに現を抜かすからだ!!←天の声)買えたのは同じ645でも、フジの「GS645」でした。

カメラ個体の具合がいまいちで、ちょっと乱暴に扱っていたら壊れてしまいました。
私にはどうもシックリこなかった事もあって、今も食指は動きません。
マミヤ6なんかもそうですね。

やはり、一眼レフタイプが良い。
ペンタの67は、流石に辛いけど、645だったらなんとか使いこなせるかな?って思ったり。
カタログを貰って、ニヤニヤしてた頃が懐かしい…。

でも結局は頓挫して。
マミヤのC33を買ったりしたわけですが…これが重いのなんのって。
若かったし、体力あったから、スリックのスポーツマスターと一緒に持ち歩いたりして。
いや、あの頃は…。

その後に手に入れたのが海鴎(シーガル)なんです。
新品です、安かったし。
流石に粗が目立つものでしたけど、ちゃんと撮影は出来ました。
二眼レフは左右逆像ですが、私は三脚に据えて、ピントはマット面で、構図はスポーツファインダー(てか、四角い穴!)でとっていました。

これがしかし、素人さんには何となくプロっぽく見えるようで…それが快感で、訳もなく持ち出したりしてました。
やはり、二眼レフには三脚が似合います。

…本当はローライが欲しかったんですけどね。
ローライコード。
まあ、雰囲気だけはシーガルでも味わえたので十分満足だったりします。

フィルムの環境もどんどん悪くなってきて、おいそれと手出しが出来なくなってきていますが…シーガルは機会があれば欲しい気がしますね。
もちろん、ローライのが良いに決まってますけど。

簡素で小さめな三脚に固定して、縦だ横だと騒がず慌てず。
じっくりじっくり時間をかけて、一枚を撮りたいんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?