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2024/6/21 やめろ!パン舐めじじい

見出し画像はタイの露店で売ってた寿司。現地は30度超えだったが、冷やしたりしている様子もない。カバーもされずむき出しの寿司だ。タイ人の胃袋は強靭だ。食品衛生法とかないんか。見出し画像を何にするか悩んでいたので、しばらくはタイ旅行の思い出をこうして小出しにしていこうかな。

考察、感想記事が好き

回路、良すぎ!良すぎだけどよさを何も説明できない!
自分、不器用なもんで…

とはいえこういうのを読むために映画を観ていると言っても過言じゃないくらい、感想、考察記事やスタッフのインタビューの読み漁りは楽しい。これってすごく健全で「ならでは」なインターネットの使い方ではあるまいか?

その理由のひとつに感想記事でキャラの心情やしぐさを語るとき特有の構文が好きというのがある。あれって何か文章の公式みたいなものがあるのだろうか?公式があるのに、その通りやろうとしてもできないのは数学と違うところだなあ。おれは数学も出来ませんが。

「この時、○○は××によってついに安らぎを得ます。しかしそれは××にとっては絶望でしかありませんでした。なぜなら××は~することによって生き永らえてきた人間だったからです。そして××は~することによってますます孤独を深めていき、それによって○○は~していくという、ある種のマッチポンプが発生します」

こういう、淡々と台本を読み上げながら状況の比喩を挟むみたいなやつ。
リンクで上げた回路の考察記事がそれにあたる。改行なしでも一気に読み込んでしまう。すごいよなあ。文章がうまいってかっこいいなあ。

こういうのを読んでるとうまい押韻を聞いているみたいな心地よさがある。自分が観てる時に言語化できないまま感じていた散らかった理解をスーッと組み上げられる感覚。映画終わった後に解説記事でカタルシスおかわり。

そういうことか~!もあるけど、そう!そうなんだよ!…それ踏まえてもっかい見よ!みたいな。自分の感想を見事に言語化された後にもう一度観る時の「読める!読めるぞ…!」「そうだよな、そうなんだよな!わかるぜ!!」っていう興奮な。

もうどのサイトだったか忘れちゃったけど、ソナチネで「登場人物は全員子供で、村川(たけし)以外の組員たちは次々に公園から帰っていくが、村川だけが帰れない、帰らない」みたいな解説があってそりゃあもう痺れた。

怪奇!コンビニパン舐め舐めおじいさん

コンビニに入ったら、パンの陳列棚に顔面をくっつけているおじいさんがいた。パンの袋に顔をギリギリまで寄せながら、陳列棚の端から端までパンをいじくりながら横移動している。おやつを探しながらなんとなく横に回ってみた。

どうやら舌が出ている。

最悪だ。今おれが手に取ったブールドネージュと酢もつも大丈夫なのか…?と心配になる。気色悪いが、パン舐めじじいから目が離せない。するとあることに気が付いた。

…よく見たらあれは舌じゃない!下くちびるだ!下くちびるがめっちゃめくれて下がる老人あるあるだ!舐めてなかったんだ!本当に良かった!!ただ全部のパンに顔を密着させていじくりまわしてるだけのおじいさんだったんだ!ここで二度とパン買わんとこ!

怪奇!眉毛が殆ど繭のおじいさん

パン舐めじじいの館の帰りに、雪のように白い眉をたくわえたおじいさんとすれ違った。白すぎて輝いて見えたその眉毛はこんもりと丸まっていて繭のようだった。繭で画像検索したらそのまんまだった。

長期!予約しすぎお姉さん

最近よく行く喫茶店の良いポジションの席には毎回必ず予約札が立っている。しばらくすると毎回同じひとりの中年女性がやってきて、店員さんにひとしきり話しかけて何か飲み食いした後帰っていく。おれも一度そこに座ってみたかったので会計時に「あそこの席を予約したいのですが…」と尋ねてみた。すると店員さんは困ったように「申し訳ございません、あちらの席はずっと同じお客様がこの先もずっと予約をとってらっしゃって…」

「かれこれ二十年くらい…」

ここでちょっと怖…となってしまうのはネットホラーの見過ぎである。むしろちょっとロマンチックな話なんじゃないだろうか。でも店員さんとの会話もそんなに常連のこなれた感じじゃなかったような…関係性を築くこともなく店員さんに顔を覚えられるとその店に行けなくなるというのは我々オタクくんの性である。二十年間「毎日」っていうのはさすがに信じがたいのであった。

消化器!だけが健康すぎるおじさん

俺。
ここ最近はリベンジ夜更かしって言うかもうホームラン夜更かし(?)で睡眠不足極まり、みだれた食生活を繰り返す毎日。なのに昔から便通だけはみだれたことが一度もない。めちゃくちゃ快便。下痢でもなく、固くもない。二日に一回かならずバカでかいバナナ三本分みたいなが黄金が出る。むしろこれは陰謀かもしれないな。いつの日か人知れず巨大な便だと思っていたものは俺の魂で、ためらわずそれを下水に流してしまい、哲学的ゾンビに…

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