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優しいこころ

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人の心のやさしさ、いたわり、悲しみなどなどをテーマに詩を書いてみました。どうぞ心の薬にしてください
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#自由詩

「君に会いにゆく」詩 Poetry

君は 天国には行かず まだこの町の どこかにいるのかもしれない 君に 会いに ゆきたい 春…

立山 剣
2か月前
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詩「影踏みあそび」―#シロクマ文芸部 「朧月」

朧月を 背にして 春風に 押されながら 子どもと 川べりを 家路に 向かう 春は さくらの…

立山 剣
3か月前
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「お雛祭り」ー詩―「春と風」#シロクマ文芸部

春と風が 縁側に ポッカポッカ 陽だまりを作る あやちゃん 朝から  ソワソワ ウキウキ …

立山 剣
3か月前
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詩「面影の小箱」―#たまる物語企画参加

母さんが 天国へ旅立って 母さんの思い出を 大切に 貯める小箱を 心の奥に作りました。 千代…

立山 剣
3か月前
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詩「鳴くのは 止めようよ」―#シロクマ文芸部

むく毛の 子犬 もう鳴くのは 止めようよ もうすぐ 新しい年が 金の光と風を 連れて やって…

立山 剣
5か月前
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「駄菓子のおねだり」ー詩ー

駄菓子屋さんの 前を 母さんと 手を繋いで 通るたびに ねだった ボク ねぇねぇ あのラムネ…

立山 剣
6か月前
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「ふるさとが呼んでいる」ー詩ー

ジイジは 縁側で ユルユルと 干し柿づくり 軒下には 干し柿の すだれが 風鈴みたいに 揺れている 「今年は 暑い夏だったから カキが 小さいのぉ」 ジイジの いつもの 独り言 猫のミイは、バアバの傍で ひだまりぼっこ 少し 冬毛が生えてきて モショモショ 撫でると 喉を ゴロゴロさせて 青い空が映った目を 細める 実りの秋は 田んぼを 包み 黄金色に 光り 稲穂の海が 広がる コンバインを 動かせば イナゴが  チョンチョンと 飛び出し スズメたちは 虫取りで 忙

「まっさらピカピカなこころ」ー詩ー

あやちゃんの 持ち物は どれも お下がりばかり・・ ねずみの汚れ色 スニーカー 袖が長くて…

立山 剣
8か月前
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「手影絵の想いで」ー詩ー

あら ウサギさん 。。 坊やが 大好きな  まんまる お月さまみて ピョーン ピョン して…

立山 剣
8か月前
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「イトトンボの帰還」ー詩ー

母の兄は 少しいかつくて ラガーマンだった 痩せていた 妹を 負ぶって  神田の 淡路坂を …

立山 剣
10か月前
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「七色スニーカー」ー詩ー

パパに 新しい スニーカー 買ってもらった!! 七色の スニーカーだよ 色 鮮やかな レイ…

立山 剣
10か月前
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「お母さん 空から何見てるの?」

お母さん 雲の上から 何を 見つめてるの?? 坊やが 朝 ごはんじゃなくて コーンフレーク…

立山 剣
10か月前
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「母さんのうそ」ー詩ー

白桃は 昔から 嫌いなの 彩ちゃん お食べ 巨峰は 私には 甘すぎて 普通の ブドウがいい …

立山 剣
10か月前
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「お嫁さんに 恥ずかしい」ー詩ー

かあさん すごく 口うるさいんです また 靴下脱いだまま あちこちに ポイしてるわね 玄関の靴 ぐちゃぐちゃ 揃えるってことを 知らないの パンくず テーブルの下に いっぱい 落ちたまま 少しは きれいに 食べれないの! 子犬のルルは お掃除犬じゃあ ないのよ 上着 汗のまま 椅子の上に 置きっぱなし シミが 残るでしょう テーブルの上が お菓子の 袋だらけ どこで 本広げて 勉強できるの 山奥で湧き出す 泉のように 母さんの 小言は 次々と 生まれてきました 天