【ぼくの超日常#10】うまい酒とおもしろい本
静岡県を代表する日本酒に「磯自慢」というのがある。酒好きの方なら聞いたことあるかもしれない銘柄のはずで、全国的にも有名な部類に入る。
コレがマジでうまい。
どれだけ美味しいかは、ぼくがここでギャンギャン言うより飲んだ方が早いし、そっちの方が変な先入観なく味わえるはずだからあえて書かない。人気とはいえ(ランクにこだわらなければ)そこまで手に入りにくい酒ではないので、静岡にお越しの際は是非探してみてほしい。
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ところで、ぼくには好きな作家さんが2人いて、1人が伊坂幸太郎さん。もう1人がカズオイシグロさんだ。ちなみに、このお二方の作風は全然似ていない。ジャンルだって全然違う。なんなら類似点を探す方が難しい気がするんだけど、でもぼくはお二方とも大好きだ。
香りがイイ。
好きな理由を無理やり言語化するならば、これがしっくり来る表現な気がする。ヒトやモノはそれぞれが特有の香りを発していて、その香りが自分の嗅覚に合うと心地よく感じる。そんなイメージだ。
酒と本は少し似ている。
全国には美味しい日本酒がごまんとあるが、結局のところ一番うまいのはふるさとの酒だという。その土地の米と水を使っているからってのもあるだろうけど、ひょっとしたら酒自体にふるさとの香りが染み付いているからなのかもしれない。
「うまい」とか「おもしろい」だなんて蝶主観的なものだ。ヒトと合わせる必要なんて微塵もない。だからこそ酒と本は自分勝手に楽しめるし、そこに多くのヒトが惹き寄せられる。
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勘のいい方はそろそろお気づきかも知れないが、ぼくはこの文章をまーまー酔った状態で書いている。多分後から読んだら恥ずかしいこと書いている気がするが、そういう自分も含めてぼくだということで投稿しちゃおうと思う。
好きなものを好きだと言えるってステキだ。
ユーの好きなものはなんだろうか。
散々酒の話を書いといてアレだが、
ぼくが好きなのはフルーツオレだ。
100円→今日のコーヒーを買う。 500円→1時間仕事を休んで何か書く。 1,000円→もの書きへの転職をマジで考える。