誰でもできる1枚初動先攻ネオダイダロス

無駄に長い展開ばかり紹介して、肝心のネオダイダロスを出す基本的な展開を紹介していなかった。
というより、従来のアプローチだとさほどEX消費枚数が変わらなかったため、紹介していなかった。
今回は、《深海のディーヴァ》1枚から《海》をサーチしつつ(おそらく)最短でネオダイダロスを特殊召喚し、ぶっぱする展開を紹介する。なおMD未実装カードを使用しているため、MDでは再現できないので注意。

1枚初動ネオダイダロスの難しさ

何度か述べている通り、1枚初動ネオダイダロスの最大の問題点は、「いかに海をサーチするか」という点にある。
モンスターと異なり、魔法カードはサーチ手段が少ない。
テーマのサポートのないフィールド魔法の場合、《惑星探査車》を引っ張ってきてサーチするか、《ライトロード・ドミニオン キュリオス》で墓地に落として回収するかのいずれかしか方法は無いと思われる。
該当するカードを知らないが、デッキトップに任意の魔法カードを持ってこられるカードがあれば、それが一番楽だろう。
こんなときに《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》がいてくれれば……

幸いなことに《海》はサポートカードが豊富にあり、従来の方法は《アトランティスの戦士》をサーチすることで《伝説の都アトランティス》に繋げていた。しかしながら、《アトランティスの戦士》も何故か水族と絶妙に扱いづらかったのも事実である。

ここで、最強のサポートカードが登場する。《海竜神ーリバイアサン》だ。
自分メインフェイズに《海》をサーチできるカードであり、なんと海竜族である。
海竜族ということは《海皇の竜騎隊》でサーチ可能であり、しかも《深海の都マガラニカ》をサーチすることでデッキトップ操作からの1ドローによる実質1サーチに繋げられる。
レベル5であるものの、召喚制限のないカードを出す方法ならいくらでもあり、場に出すのはさほど苦労しない。

それではいってみよう。

展開方法

  1. 《深海のディーヴァ》召喚。《海皇子ネプトアビス》リクルート。

  2. 《ネプトアビス》効果で《海皇の竜騎隊①》落とし《海皇の竜騎隊②》サーチ。《海皇の竜騎隊①》効果で《海竜神ーリヴァイアサン》サーチ。

  3. 《深海のディーヴァ》+《ネプトアビス》で《ゴヨウ・ディフェンダー》SS。効果で3体並べる。

  4. 《ゴヨウ・ディフェンダー》×2で《聖騎士の追想イゾルデ》SS。《リビング・フォッシル》を落とし《焔聖騎士リナルド》リクルート。効果で《リビング・フォッシル》回収。

ここからは、3通り示す。他にもルートはいくらでもありそう。

《鎖龍蛇ースカルデット》を使用

イゾルデのサーチ先:《イグナイト》Pモンスター

  1. 《リビング・フォッシル》で《ゴヨウ・ディフェンダー》蘇生。

  2. 《ゴヨウ・ディフェンダー》×2で《武神姫アハシマ》SS。効果で手札と墓地の《海皇の竜騎隊》を素材に《魔鍵憑霊ウェパルトゥ》SS。効果で《海皇の竜騎隊》を取り除き《イグナイト》Pモンスターサーチ。《竜騎隊》効果で《海竜ーダイダロス》サーチ。
    ※イゾルデのサーチと合わせてスケール2と7は揃うようにサーチ。

  3. 2枚の《イグナイト》Pをスケールに設置。《海竜神ーリヴァイアサン》P召喚。

  4. 《リヴァイアサン》効果で《深海の都ーマガラニカ》サーチ。

  5. 《リナルド》+《リヴァイアサン》で《剛炎の剣士》SS。

  6. 《イグナイト》P効果で自身を破壊し《リナルド》回収。

  7. 《リナルド》効果でSS。
    ※《イグナイト》Pの効果で《焔聖騎士ーアストルフォ》をサーチする場合、《剛炎の剣士》はlk2ならなんでもいい。EXの自由度が上がる代わりにメインデッキの必要カードは増えるのでお好みで。

  8. 《マガラニカ》発動。《海竜神ーネオダイダロス》デッキトップに。

  9. 《イゾルデ》《剛炎の剣士》《リナルド》《ウェパルトゥ》で《鎖龍蛇ースカルデット》SS。効果で実質1枚ドロー。
    ※これによりネオダイダロスが手札に。

  10. 《スカルデット》効果で《ダイダロス》SS。

  11. 《ダイダロス》リリースで《ネオダイダロス》SS。

フィールドには、《ネオダイダロス》《アハシマ》《スカルデット》《マガラニカ》が残る。

《妖精竜エンシェント》を使用

《イゾルデ》のサーチ先:スケール4以下のP。

  1. 《リビング・フォッシル》で《深海のディーヴァ》蘇生。

  2. 《ディーヴァ》+《ゴヨウ・ディフェンダー》で《源竜星ーボウテンコウ》SS。

  3. 《ボウテンコウ》効果で《光竜星ーリフン》を墓地に落としレベル1に。

  4. 《ボウテンコウ》+《リナルド》で《武神姫アハシマ》SS。《ボウテンコウ》効果で《闇竜星ージョクト》SS。《アハシマ》効果で手札と墓地の《海皇の竜騎隊》を素材に《魔鍵憑霊ウェパルトゥ》SS。効果で《海皇の竜騎隊》を取り除き《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》サーチ。《竜騎隊》効果で《海竜ーダイダロス》サーチ。
    ※イゾルデのサーチと合わせてレベル5・7はP召喚できるようにスケールをサーチできれば、両者のサーチ先はなんでもいい。

  5. 2枚のスケールを貼って《海竜神ーリヴァイアサン》《海竜ーダイダロス》SS。

  6. 《リヴァイアサン》で《深海の都マガラニカ》サーチ。

  7. 《ジョクト》+《リヴァイアサン》で《妖精竜エンシェント》SS。

  8. 《深海の都マガラニカ》発動。チェーン1《エンシェント》で1ドロー、チェーン2《マガラニカ》で《海竜神ーネオダイダロス》デッキトップに。
    ※マガラニカは任意効果、エンシェントは強制効果なので、ネオダイダロスをドローできるはず。

  9. 《ダイダロス》リリースで《ネオダイダロス》SS。

フィールドには、《ネオダイダロス》《エンシェント》《イゾルデ》《アハシマ》《ウェパルトゥ》《マガラニカ》が残る。

《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》を使用

基本的な考え方は《妖精竜エンシェント》と同じ。
《ボウテンコウ》の代わりに《アクセル・シンクロン》と《ジェット・シンクロン》を使い、《ジェット・シンクロン》+《リナルド》で《アハシマ》SS。
レベル4《アクセル・シンクロン》+《リヴァイアサン》で《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》SS。効果で《妖刀竹光》《真刀竹光》を装備し、《妖刀竹光》を墓地へ送って《黄金色の竹光》をサーチ。《マガラニカ》でデッキトップを操作して《黄金色の竹光》でドロー。

雑感

Pモンスターのサーチ方法は他にもありそう。
《スカルデット》展開であれば、ギリギリ海竜族デッキに組み込めるかという感じ。ネオダイダロス以外を並べることを見据えるのであれば、《電気海月ーフィサリアー》でデッキから《海》を落として回収する方が使えそう。
ウェパルトゥはサーチしつつ竜騎隊効果発動のトリガーにもなるので利用しているが、多分Pモンスターのサーチ方法は他にもある。

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