切実に結婚したいという話

筆者は今年で24歳になるのだが、最近、人生に対する焦燥感みたいなものを感じている。

きっかけは、高校時代の知人に久々に会ったことだと思われる。

文系の人々は働いているし、理系の人々は軒並み院進している。文系だった自分も社会に出ることには出たが、彼等が眩しく見えてしまった。
正直なところ、自分は高校卒業時から前に進んでいないので、彼らに合わせる顔がない(と言いつつ会ったが)。

勿論、「前に進んでいない」とは言っても、資格を取ったりはした。
それはそうなのだが、高校卒業(あるいはそれより前)から、人間的な成長が全くと言っていいほど無いのだ。

人間的な成長をするためには、人と関わることが絶対に必要だ。そして、その最たる例が"恋愛経験"ということになる。
大学時代の筆者には、そうした交友関係が致命的に欠如していた。

高校時代の知人を含めて同世代の人は、だいたい恋人がいる/いたのに、翻って自分を見ると、異性の影すら無い。
(敢えて言えば、ここ数年の間にTwitterで知り合った女性FFと会ったりしたことはあるが、私生活での女性との関わりなんてそれぐらいしかなかった。)

そもそも、まともな大学生活を送っていれば、恋人の1人ぐらいは普通にできそうに思えるのに、どうしてこんなことになってしまったのか……。

劣等感もあるので、恋人ができるまでは知人とも対等に話せることはないような気がする。


とまあ、ここまでなら単に所謂非モテの「彼女が欲しい」という愚痴で済んだのだが、問題は既に一歩先に進んでいる。

冒頭で述べた通り、筆者は今年で24になる。来年にはアラサーに片足を突っ込む状態だ。
最早、彼女が欲しいとか恋愛したいなどと言っている場合ではない。とにかく結婚したい

今は、仕事を終えて夜遅くに真っ暗な部屋に帰る50代ぐらいの自分の姿に怯えている。孤独死まっしぐらである。
パートナーが先に帰っている前提というのは色々問題があるかもしれないが、それはさておき。

これまで、何をするにしても大抵1人だったし、1人が辛いというわけではない。旅行に行くときはいつも1人だし、そうした1人の楽しさ・気楽さは知っているつもりだ。
(兄弟がいるので日常の中でそこまで孤独を感じていなかったというのも、これまで1人でも然程気にならなかった理由なのかもしれない。)

ただ、社会に出て初めて分かったのだが、朝早くに起きて暗くなってから帰るという生活が、これほどに精神を削るものだとは思っていなかった。
同級生の中には終電後に帰るような生活をしている人もいるし、自分の状況がかなりホワイトな方であることは分かっているのだが、それでも既にうんざりしている。
学生の頃はなんとも思っていなかったが、社会人のFFは偉大だったのである。

恐ろしいのが、この生活が今後数十年続くという事実で、(理由なんて求めても仕方ないが)それこそ何のために生きているのか分からなくなってくる。
中年になったときにこの人生に耐えられる自信がない。
独身中年社会人は凄いです。本当に。

そこで、結婚の登場である。
パートナーができたところで人生が薔薇色になるとは思っていないが(それによる苦労もあるだろうし、結婚しようが平日の朝は憂鬱だと思うが)、そこに誰かがいることによって、ささやかであっても人生に彩が添えられるのではないかという期待がある。

一応書いておくと、せっかく生きていくのだから、誰かと歩きたい、深く関わりたいという気持ちもある。

近頃は”おひとり様”だの”ソロ活”だのが流行っているようだが、「1人でも楽しい」とか言っていないで、どうしたら結婚できるのか教えてほしいところだ。

しかしながら、色々言っている割に、マッチングアプリを使ったりとか婚活をしようという気持ちはない。
使ったら負けな気がするので。仕方ないね。


ということで結婚相手を探しているので、TwitterのDM待ってます。

焦燥感はもう一つあるので、そちらは別記事で書く予定。

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