海外留学はできるなら行った方がいいよ。できれば今日から。

海外留学は極力行った方がいいよと考えているので、行こうか迷っていたり、周囲に反対されている人を想定して書いています。

(安心して下さい、私はエージェントではありません...)

きっかけは、昨日Twitterで看護師ブロガーのずっきーさんが「反対を押し切って留学して本当に良かった」という投稿をしているのをみた事です。

これを見て、 私の所に海外大学進学に関する相談にも周囲に反対されている人が多くいるなと思いました。LINE@を見返すと昨日も来ているではありませんか...

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一方で周囲から応援されて連絡してくる方もいます。

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反対される理由

この差は何なんなんでしょう?海外留学をするのに周囲が反対する理由は以下2つがメジャーであるようです。

・留学の目的が理解できないため
・留学後の成長に想像が及ばないため

分かりやすくいうと、「なんで行くの?行ってどうなるの?」というところに集約されると思います。 

特に留学資金を出してもらう場合に、 この2つがきちんと話せないと反対されるケースが多いようです。

つまり、留学の目的が明確で、留学後の成長が可視化できれば賛成される確率は飛躍するはず!

目的と成長の可視化

でもこの目的と成長の可視化が難しいのです。なぜなら、留学先でやれることは実際に日本でもできてしまうし、得られる成長はハードよりもソフトの部分が大きいからです。

試しに私のところにくる相談の留学目的をあげてみましょう。

1. 英語うまくなりたい
2. キャリアップしたい
3. 海外就職したい
4. 視野を広げたい
5. 海外で教育うけたい
6. 言語学を学びたい

「なんで?日本でもできるやん。」と言われてしまえば何も言い返せないものばかりです。

こういった言葉を投げかける理由はやはり、「留学で得られる成長」に想像が及ばないためです。

しかし留学で得られる成長はソフト面であることが多いので、説得できないというのが現状ではないでしょうか。

ソフトとは目に見えない経験や対人関係能力のことを指します。具体的には、

1. きちんと言葉にして伝える
2. 自分の意見に理由を添える
3. 思いもよらない人と出会う
4. 想像もできないレベルの人がいる
5. 言葉の壁を乗り越えて関係を築く
6. 確かな善意思が存在する
7. 自分が世界の一員だと初めて気づく

であったりします。どれも目に見えないけど、それでも生きるためには大切なことです。

注意点としては、資金提供者がこのソフト面の価値に気づいていない場合にはあまり説得力をもちません。

経験者は絶対行った方がいいと言う

基本的に留学に行ったことがある人の多くが「留学行った方がいい!」と言うのではないでしょうか。しかし、うまくその理由が説明できる人は実際にいません。

これもまた留学を経験した本人が得たものがソフトスキルであったり、思い出だからです。

最近は我々人間は「思い出」のために生きているんじゃないかなと思っています。

目をつぶって人生を振り返ると日常を飛び出した瞬間のことばかりが脳裏に過ぎます。繰り返しの日常が頭によぎる事はありません。

台北で出会ったあのコスタリカ出身の天才はロシア人と結婚したらしい。フィリピンの女の子と駆け落ちして奥さんと別れたフィンランド人はどーなったんだろ...

21世紀を生き抜く

21世紀を生き抜くという視点から留学の実裏面(少し卑しいですが)を考えてみましょう。

今まで標準化されたゲーム (例: 受験&就活)で戦ってきた皆さんですが、人生は標準化されたものではなく、自分の強みを生かさなければなりません。自分のポジションを持つということです。

例えば私の場合だと、英語というカテゴリーの中でも、「中上級者」の英語を次のレベルに上げたり、「IELTSやTOEFL」のスコアアップを短期で実現するというポジションです。

自分のポジションを持って世界に対して価値を提供するとなった場合に世界を知る事、世界が求めていること、世界のどこにポジションを置くのかというのを知ることが大切です。

ちょっとやそこらでは見つかりませんし、ましてや学校と家の行き来で見つかるものではありません。

よいしょと立ち上がって一歩外の世界に出て行くことが大切であるように思います。

メッセージ

若い人は直感というのは大切にした方が良いよと思っています。

30歳を過ぎて論理的に考える事ができない人間の語る「直感」ほど信じられないものはないです。でも若い人間の直感はどこか信じられるのです。

私のように30歳をすぎると生活と経済活動が結びついてしまいます。そうすると、どこか少しずつ好奇心が薄れていったり、私も地球に住む1人の人間にすぎないという当たり前の事を思い出す機会がすくなくなります。

貴方に「なんで留学いくの?行ってどうなるの?」と問いかける人たちもそういった部類であります。

こんな事を書くと誤解されそうですが、歳をとればとるほど人生は楽しいですし、経済活動も好きです。事象に対する観察力、分析力が上がって世界と人間に関する理解が深まるからです。

でも今は、これを読んでいるみんなは自分という人間を信じる時です。



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