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ファッションブランド業界@世界

・世界の売上規模は約33兆円(2019年ベイン&カンパニー)
・コロナ禍での店舗休業が致命傷となり20年は大幅減収か
・旅行客の急減で欧米店舗や免税店の落ち込みが続く
リシュモンケリング、バーバリー、アルマーニは減収
・各社はECに本腰を入れ始めている
  ー LVHM:17年にEC "24S"を開始
  ーリシュモン:ファッションEC"YOOX(ユークス)"を買収
  ーケリング:自社ECを構築中
・LVHMはティファニー買収を模索中(20年に再交渉へ)。
・リシュモンは19年に宝飾ブランドのブチェラッティを取得
・ケリングはモンクレール買収の噂もある

ファッション業界の廃棄問題とは
”バーバリーに限らず、ファッション業界では売れ残り商品の焼却処分が一般的になっており、世界で年間約220億着もの繊維・ファッション製品が廃棄されている。日本国内だけでも約40億着も捨てられていると言われている。廃棄の理由は、よくわからぬ市場で安値で販売されること、つまり「ブランド棄損」を回避するためだと言われている。”(引用元
コロナの影響@リシュモン
”COVID-19は、中国、香港、およびその他の地域でのロックダウンを引き起こして店舗を閉鎖に追いやり、海外渡航を停止させたため、リシュモンの第4四半期の売上高を食い止めるに至った。香港の売上高は、2019年の同時期に比べて67%という恐ろしい落ち込みを見せた。アジア太平洋地域(日本を除く)の売上高は36%減少。日本は21%の減少となった。ヨーロッパは、中国の重要な「旅行小売業」の顧客がいなくなったことが影響し、9%減。中東も同様で、12%減となった。
 
1月から3月の期間、コロナの影響から免れた唯一の地域は米国だった。リシュモンの単独最大市場である米国の好調のおかげで、売上高は6%増加。しかし、それは単なる猶予に過ぎなかったのだ。米国のロックダウンは、主に第2四半期のカレンダーイベント(リシュモンの第1四半期に相当)であり、当社はCOVIDの十字線に真っ向から突入した。

総じて、リシュモンの世界的な第4四半期の売上は18%減少した。”(引用元

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