見出し画像

Vol.24 Outschool / CDC

本日はオンラインレッスンを提供するOutschoolの調達記事からCDCを取り上げたいと思います。

コロナ関連の記事を読んでいると、よくCDCと言う単語を見かけます。あまり意識せずに読み飛ばしていたのですが、私も知らなかったので今回はきちんと調べてみることにしました。

CDC is one of the major operating components of the Department of Health and Human Services.

CDC works 24/7 to protect America from health, safety and security threats, both foreign and in the U.S. Whether diseases start at home or abroad, are chronic or acute, curable or preventable, human error or deliberate attack, CDC fights disease and supports communities and citizens to do the same. (引用元

CDCの正式名称は、Centers for Disease Control and Prevention(アメリカ疾病予防管理センター)。1946年に創設されたアメリカ合衆国連邦政府機関で、主に感染症対策の総合研究所となります。

国内外からの健康、安全、セキュリティーの脅威からアメリカを守るために24時間休みなく稼働しています。

Wikipediaによると、”同センターより勧告される文書は非常に多くの文献やデータの収集結果を元に作成・発表されるため、世界共通ルール(世界標準)とみなされるほどの影響力を持ち、実際に日本やイギリス等でも参照・活用されている。未知のウイルスや感染症などを題材にした映画や小説に登場することが多い。”とありました。

日本では、経団連が新型コロナウイルス対策に関する提言の中で、”日本版CDCを設立するべきだ”と言っていたのは記憶に新しいところです。

さてパンデミック中にバク伸びしたサービスの1つにライブラーニングの分野があります。

CDC が学校閉鎖が必要になるかもしれないと警告したとき、『インターネットベースの遠隔教育』の必要性を訴えました。実際に学校が閉鎖された時、ライブラーニングの分野が一気に加速しました。

本日紹介するOutschoolは、まさにCOVID-19の危機の結果、初の利益を計上し、年間稼働率で1億ドル以上を稼いでいる様です。

非常に競合他社が多い領域ですが、すでに登録している教師は1万名、提供するレッスンも5万件、年間売上は1億ドルになっているので、他社を寄せつけない存在になりつつあります。

競合他社


========================
◉会社名(設立年/拠点)
Outschool, Inc.(2015年/サンフランシスコ)

◉創業者
Amir Nathoo, Mikhail Seregine, Nick Grandy

◉サービス名
Outschool

◉サービス内容
素晴らしい学びの体験をするために、やる気のある学習者、両親、先生をつなぐマーケットプレイスを提供。提供されるレッスンは全てオンラインで、芸術家、科学者、他にも多くの専門知識を持った先生などから提供される。

スクリーンショット 2020-09-21 6.14.39

スクリーンショット 2020-09-21 6.14.55

◉実績
・予約が2,000%以上増加(2019年8月から2020年8月)
・今年の売上高5400万ドル(前年は650万ドル)

◉ステージ
シリーズB

◉資金調達額
調達総額:5500万ドル
今回調達額:4500万ドル

◉調達元(太字がリード)
Lightspeed Venture Partners、Reach Capital、Union Square Ventures、
SV Angel、FundersClub、Y Combinator

◉分類
Children、Education、Information Technology、Marketplace、
E-Learning、EdTech

◉ニュースソース
https://techcrunch.com/2020/09/18/outschool-newly-profitable-raises-a-45m-series-b-for-virtual-small-group-classes/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?