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本日はZWIFTの資金調達ニュースから、"Connected Fitness"を取り上げます。

In today's digital world, connected fitness is all about combining one's fitness goals with one's screen life. Now, with social and physical distancing, it can prove to be the radical change that completely transforms the fitness industry.(引用元)

コネクテッドフィットネスとは、自宅にいながらフィットネスジムのレッスンにリアルタイムで参加できたりするなど、オンラインとオフラインを繋げて運動することが出来るサービス全般のことを指します。

コロナでジムに行けない人たちが増えたので、コネクテッドフィットネスをやっているサービスが爆伸びしたのは記憶に新しいところです。

特にロックダウン中に勢いは伸ばしたのはペロトンでした。ペロトンとは、バイクやランニングマシーンをユーザーに販売しつつ、同時に様々なインストラクターのレッスンをアプリを通じて月額で提供している会社です。

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株価を見ると、5月から9月までの伸びが尋常ではありませんねw

9月15日にAppleが”Apple fitness+”と言う、ほぼ似た様なサービスを発表して以降、一瞬株価が下がっておりますが、コロナ後も自宅で運動をする" Work out at home"の習慣は今後も消えずに残っていく気がします。

コネクテッドフィットネスは自転車に限らず、大変熾烈を極めている業界となっています。その他のサービスにはこちらの記事をご参照ください。

熱狂に支えられているコネクテッドフィットネス業界ですが、ZWIFTも資金調達のニュースをリリースしておりました。同社はペロトンと同じバイクを使ったサービスですが、Zwiftアプリとペアリングして、ゲーム内のアバターを動かすことで、他の参加者と一緒にトレーニング、競争などを行うことができます。

ジムでの運動は元来1人でやるものが多いですが、コネクテッドフィットネスを利用することで、連帯感が出るのも人気の1つだと思います。

著者が通うスポーツジムのランニングマシーンにも似た様な機能が備わっており、同じ時間にマシーンでランニングしている人たちのアバターが画面上で競争できる仕組みが備わっています。

日本の家屋では場所の問題もあり、導入にためらってしまうことも多いと思いますが、似たサービスが近く日本のスタートアップからも出てくるかもしれません。

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◉会社名(設立年/拠点)
Zwift, Inc.(2014年/ロサンゼルス)

◉創業者
Alarik Myrin, Eric Min, Jon Mayfield, Scott Barger

◉サービス名
Zwift

◉サービス内容
単調な屋内サイクリングやランニングのワークアウトをダイナミックでソーシャルなアドベンチャーに変えるためのフィットネスプラットフォームを提供。ゲーム技術を使用してアウトドア体験を室内にもたらし、自宅でのエクササイズを楽しく、魅力的なものにする。Zwiftプラットフォームのユーザーは、自転車トレーナーやトレッドミルをZwiftアプリに繋げ、ゲーム内のアバターと共に、他の参加者と交流し、トレーニングし、競争することが出来る。

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◉実績

◉ステージ
シリーズC

◉資金調達額
4億5000万ドル

◉調達元(太字がリード)
KKR

◉分類
Content、Cycling、Fitness、Gaming、Internet、Video Games

◉ニュースソース
https://news.crunchbase.com/news/zwift-raises-450m-for-connected-fitness/


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