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定住社会は汚い

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上(ほぼ)毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

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【 今日のトピック:定住社会と集団感染症 】

コロナ騒動が、収まりそうで収まりません。

コロナは、感染法上の位置づけが2類相当から5類相当に変わらない限り、終わりません。

2類相当と分類されている限り、家族全員が社会から隔絶されてしまうからです。

そもそも、人は風邪を引きますし、定住社会という社会形態には、最初から、集団感染症のリスクが組み込まれています。

狩猟採集社会では、集団感染症はありませんでした。つまり、狩猟採集社会のほうがキレイだったのです。狩猟採集社会では、ヒトは、移動しながら暮らしていたので、定住社会のように、便や生ゴミなどの不衛生なシロモノが同じ場所に蓄積されるなんてことはありませんでした。

定住なんかしているせいで、糞尿や食べかすなどの汚いものが、同じ箇所に蓄積し、より一層汚くなるんです。

ヒトは、本能的に「不衛生」を嫌います。臭かったり、見た目が悪かったりして「不衛生」なものを嫌うほうが、生存確率が上がったからです。

にもかかわらず、より「不衛生」が生まれる定住社会を生きている人たちが、狩猟採集社会の人たちを駆逐してきました。

その結果、現代では、狩猟採集社会は淘汰されてしまい、残っていません。

キレイな狩猟採集社会よりも、汚い定住社会のほうが、強かったのです。

それは結局、汚い環境にさらされて生き残った個体のほうが、キレイな環境で生きている個体よりも強かったからです。

銃・病原菌・鉄』を読めばわかりますが、大航海時代にヨーロッパ人が、アメリカ大陸を侵略した結果、アメリカ大陸の先住民たちが本当にたくさん死にしました。

しかし、大量死をもたらしたのは、ヨーロッパ人兵士が殺戮したからではなく、ヨーロッパ人が持ち込んだ病原菌でした。

まあ、アメリカ大陸の先住民たちは、狩猟採集社会ではなく定住社会だったので、キレイな狩猟採集社会が汚い定住社会に駆逐された具体例としては不適切だとは思いますが、同じことです。

ヨーロッパ人は、不衛生だったからこそ、集団感染症に何度もさらされ、そこを生き残ってきた個体が命をつなげてきました。

ヨーロッパ人よりもキレイな社会を生きていたアメリカ大陸の先住民は、ヨーロッパ人ほどには、集団感染症にさらされておらず、ヨーロッパ人よりも弱かったのです。

ここから僕が何を言いたいかというと、「汚いほうがヒトは強くなる」です。キレイな環境では、ヒトは強くなれません。

少しくらい汚くていいんです。というか、定住社会って汚いんです。毎日毎日、同じ場所で寝起きして食べて、おしっこもうんこも同じ場所でしているなんて、汚くて汚くて仕方ありません。

食べる場所も、おしっこ・うんこする場所も毎日変えていれば、こんな汚い生活しなくていいのに、わざわざ、僕らは汚い生活をしているのです。

だって、定住社会を生きたヒトのほうが、狩猟採集社会を生きたヒトよりも強かったからです。

トイレって、本当に臭くなりますよね。そもそも「トイレ」なんて作るから、臭くなるんです。おしっこ・うんこの場所を都度都度変えれば、臭くなんてなりません。

外でおしっこ・うんこをすれば、においが室内にこもるなんてこともありません。

コロナを通じて人類が気づくべきなのは「定住社会って汚いよね」ということです。

「もっとキレイにしよう」じゃありません。「そういえば、最初から僕らは汚い仕組みで生きているよね」「だから、集団感染症はそりゃ起きるよね」という思いに至るべきと僕は思います。

僕としては、コロナをきっかけに、定住社会という構造自体に集団感染症のリスクが含まれていると学べてよかったと思っています。

さて、明日からもまた、汚い定住社会で生きていこうと思います。どうせ汚いので、集団感染症は仕方ありませんから、なるべく元気にしておいて、免疫力を高めておこうと思います。

それではまた明日!・・・↓

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