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雑貨屋になるまで #04

2014年実店舗オープンまでの軌跡

ハンガリー ブダペスト

2013年、私の中で「実店舗オープン」の芽が大きくなり、仕事を探すのをやめ実店舗をオープンするべく物件を探し始めました。
(短期のバイトはしていました)
その間も3月と4月にイベントへ出店し、5月14日〜6月6日まで買い付け旅へ。
行き先は、ブダペスト、プラハ、ドレスデン、ベルリン、リガ、タリン。
(※旅のおはなしは「小さな旅のおはなし」として書いていきたいと思います。)

買い付けから帰って来て2週間後、古本市に出店し、その1週間後には物件を見にいきました。
店舗としてはちょうどよい大きさで、家賃も交渉次第で少し安くなる。
でも「この家賃でやっていけるのかな?」と何度も何度も悩みながら、もう少し違う物件を探してみることにしました。

物件を探しつつ、オンラインショップに商品をアップする日々が続き、少しずつ注文も増えていきました。
それでも認知度はまだまだ、お店の名前を知ってもらうために、9月から11月までイベント出店とリアルショップを開催。

レンタルスペースにて11月のリアルショップ
11月のイベント出店時

オンラインショップでは、買い付けた雑貨を種類ごとにわけ、布もの展やラトビア展と銘打ってまとめてアップしたりしていました。
だんだんと地元でも名前を知ってもらえる機会も増え、イベントにも声をかけていただけるようになり、ありがたいことに横の繋がりもできて来ました。
物件探しはというと…空いた時間にネットで探したり、直接物件がないか探しに行ったりしていましたが、「これぞ!」という物件にはなかなか出合えず、2013年はあっという間に過ぎていきました。
(実は直接物件を見に行ったのですが、不動産の方は待ち合わせの時間に遅れるし、終始対応がよろしくなく、女性ってだけで本気ではないと思われたのかな?と悔しいこともありました。)

そして、運命の2014年が明けました。
3月に買い付けの計画をしていたので、その準備の傍ら1月末にイベントへ出店して、その後何度か大好きなお店に行きました。
この界隈で「私もお店が出来たらな」と思っていた場所。
確か2月だったと思うのですが、その店舗が空くと聞き、あれよあれよという間に(ちょっと端折りますが笑)大好きなお店の後を使わせてもらえることに!
とんとん拍子に話は進み、3月の買い付け後、不動産屋さんへ連絡をし4月に契約をすることになり、実店舗オープンに向けて怒涛の日々が始まりました。

3月に買い付け(2週間)

4月にレンタルスペースで企画展(6日間)

5月に実店舗プレオープン

5月末から買い付け(2週間)

6月に(帰国して4日後)いよいよ本オープン!
という流れ。
これを書いている私が一番「すごいスケジュールだな…」とびっくりしています(笑)

こうして2014年6月から雑貨屋として実店舗オープンすることができ、改めてスタートすることができました。
実店舗をオープンしてみて本当に大変なことがいっぱい。
そのお話は「わたしのやり方で -雑貨屋の裏側-」と題して今後書いていこうと思います。
次回は「小さな旅のおはなし -ブダペスト-」です。買い付け旅の写真とともにお届けします。
金曜21:00更新予定です。お楽しみに。

※実店舗は2018年12月に閉店しました。

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