自衛隊入隊の手引き(一般曹候補生・幹部候補生)
※一般曹候補生・一般幹部候補生を志望している方向けへの記事です。
現在一般曹候補生と一般幹部候補生を受験中のwokaと申します。
この記事が今後受験を希望する方への参考になればと思います。
①自衛隊について調べる
最初から地方協力本部に行くこともできますが、軽い気持ちで行くと広報官が担当につくなど受験が断りづらくなる場合があるので、まずは本当に自分が入隊したいのか確認することをおすすめします。
(参考)
公式サイトや公式YouTubeチャンネルは基本的に自衛隊の良い面のみを全面に押し出している場合が多いので、元自衛官の方のブログや動画を見ることもおすすめします。
②地方協力本部(地本)・リクルーターに連絡する
入隊の意思がある程度固まったら、ご自宅のある地域の地方協力本部事務所・出張所に連絡を取ってみましょう。上記の自衛官募集HPから探すことができます。
受験の意思を伝えると大抵の場合は、広報官が担当につくと思います。広報官は試験について様々な情報を持っている上に、あなたの味方なので(事務所・出張所から合格者を出したいため)仲良くしておいて損はないです。
直接事務所まで出向く必要もありません。面倒な付き合いをしたくない場合などは、志願票や資料だけを送ってもらうこともできます。(基本的に、受験する場合は地本を通して志願票などをやり取りする必要があります)
あなたが大学生の場合、あなたの大学担当のカレッジリクルーターがいるかもしれません。地本には行きたくないけど、直接相談してみたい場合などは連絡を取ってみるといいかもしれません。
なお、リクルーターが担当についた場合は、地本を通さずにリクルーターを介して受験準備を進められます。
※大学生の場合は幹部候補生と曹候補生の併願を勧められることが多いと思います。一年目の教育部隊配属中でも、一般幹部候補生を再受験することは出来るので、自衛隊の志望度が高ければ受験することをおすすめします。
③受験準備
受験準備については別記事を今後作成したいと考えています。
過去問は市販されているものに加えて、広報官やリクルーターと仲良くなると貰える場合もあります。
勉強会や二次試験対策なども案内してもらえるので、この点が出張所に直接話を聞きに行く最大のメリットだと思います。
④受験本番
受験票を受け取ったら受験本番です。
地域内の大きい駐屯地で行われる場合が多いと思います。
都市圏でない場合については、広報官が送迎してくれる場合もあるそうです。
試験時間はかなり長め(幹部候補生試験に至っては10時間以上かかります)なので、昼食や飲み物は必須です。
受付時間は1時間くらいとってありますが、トラブルや混雑回避のためにも早めに到着することをお勧めします。
服装が筆記試験に影響することはほとんどないと思いますが、スーツまたはオフィスカジュアルが無難でしょう。(私服で受験されている方もいらっしゃいました)
面接がある場合は、スーツで行くことをお勧めします。ほとんどの受験者もスーツを着用されていました。
⑤合格発表
志願票を提出した地本のHPで合格発表を確認できます。
大体受験後1ヵ月で発表されます。具体的な日程は、受験会場で案内されます。
合格発表を見なくても広報官から電話がかかってきます(笑)
まとめ
今回は簡単に合格発表までの流れをまとめました。
自衛隊の志望度が高いのであれば、地本の事務所・出張所やカレッジリクルーターに話を聞きに行くのが良いでしょう。大体の疑問を解消することができますし、受験の準備も有利にすすめられます。
幹部候補生試験を他の公務員試験と併願する場合など、自衛隊の志望度があまり高くないときは、地本へ郵送で志願票を提出するだけでも受験可能です。
受験を希望される方の参考に少しでも役立てれば幸いです。
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