レビュー 22/23 リーグアン 第6節 リヨン×アンジェ
こんにちは。今回は9月4日に行われた、22/23 リーグアン 第6節 リヨン×アンジェ の試合のレビューをやっていきます。
この試合の両チームのスタメン
FW陣の状態はほぼマックス! 大量5得点でクリーンシート
大黒柱のルーカス・パケタが退団して、攻撃は前線の3人に任せる割合が増えてきた印象のリヨンですが、その攻撃陣の状態が良ければ問題なし。
攻勢を強める中で、ウィングを中心に攻撃を展開しますが、なかなかゴールを生み出すことはできず。しかし、31分に相手のクリアミスからトコ・エカンビが左足でネットを揺らします。
この1点でだいぶ楽になったリヨンは38分にギュストのクロスからラカゼットが頭で決めてまた前半のうちに2点を得ます。
昨シーズンのパルク・オラン・リヨンでのこの一戦は、2点を先取したリヨンが後半に同点に追いつかれ、終盤に勝ち越し点を決めるという試合でした。
私はこの試合を見ながら前回対戦の様子が頭をよぎりましたが、この試合ではそんなことはなく、終始相手を圧倒しました。
59分、62分と3分の間で2得点し早々に勝負を決めました。終盤にもデンベレが5点目を決め、並びに課題だったクリーンシートも達成。
FW陣が絶好調であるのは好材料ですが、そのFW陣が徹底してマークにつかれた場合にどのような策をとるのかということは考える必要があります。中盤にもタレントがいるだけに彼らも絡めた攻撃を構築できれば、彼らを止めるチームは早々出てこないかと。
傲慢な守備で痛いミスを連発 浮上のきっかけは雰囲気作りから
前節は2点差を立て続けの得点で追いついたのちに、直後に失点して敗北。3失点以上で3試合連続で敗戦していることもあって、丁寧に守備を行いたいところでしたが、そうもいかず。
この試合では中盤3枚をコンパクトにして、好調の相手FWを外に追い出してなるべくゴールから遠ざけるようにさせる守備を展開。
チーム全体で強めに当たりに行く印象の見えた立ち上がりでしたが、その強度は維持することができず。31分にクリアミスから失点してしまうと、7分後にも追加点を許す事態に。
後半の立ち上がりこそ良い入りを見せましたが、59分と62分に立て続けに失点。またもや3失点以上を喫してしまい、終盤にも5点目を決められなす術なく敗れました。
プレーが雑になり、ミスがゴールに直結する形が後を絶たないアンジェ。浮上のきっかけはまず雰囲気を改善することが必要でしょう。
前節のスタッド・ランス戦でもすごく感じましたが、ホームスタジアムの雰囲気含めチーム全体に執念が見えてきていません。
チームを鼓舞する選手もいないため、相手に引導を渡されるとそのままずるずる引きずってしまうのが癖になっています。
このような順位にいるチームではないため、これからチーム全体で戦う執念を見せてほしいと思います。
9月4日 2時00分 22/23 リーグアン 第6節 リヨン×アンジェ
会場: パルク・オランピック・リヨン
得点(アシスト): 31分 トコ・エカンビ 38分 ラカゼット(ギュスト) 59分 トコ・エカンビ 62分 リュケバ(フェブル) 88分 ムサ・デンベレ
ポゼッション率: リヨン 64% アンジェ 36%
総シュート数(枠内): リヨン 16本(9本) アンジェ 8本(3本)
パス本数(成功率): リヨン 516本(87%) アンジェ 295本(77%)
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