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Pipsと損益計算
【Pips】と【損益計算】についての解説です。
ちょっと長いと思います😥休憩しながら読んでくださいね!
この2つには【Lot】も関係してくるので、
こちらの記事にも目を通しておいてくださいねー!🏃
![](https://assets.st-note.com/img/1696353416480-KRHe1aptow.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696353486027-9yHWl1amAU.png?width=1200)
【重要】解説の前に知っておきたいこと
【FXは通貨の両替】←これは知って頂いていると思います。
通貨の両替なので、ドルやユーロなど、さまざまな通貨がありますよね。
FXで取引出来る通貨ペアは、
【クロス通貨】と【ドルストレート】の2種類に分かれています
この2種類の解説の後に、Pipsの解説をしますね
![](https://assets.st-note.com/img/1696353515323-MsXEjL4lRA.png?width=1200)
クロス通貨は米ドルが絡んでいない通貨ペア
クロス通貨は【合成通貨】とも呼ばれており、
「クロス円」や「クロスユーロ」など
交換対象となる通貨のどちらにも米ドルが絡んでいない通貨ペアのことです
クロス円とは、文字通りに日本円が絡んでいる通貨ペア
これらクロス円の通貨ペアは「139.47」や「93.04」って数字になっており、【1〇〇】あたり何円で交換できるか?の数字です。
(〇〇の中身はトレードする通貨ペアの円じゃない方)
例えば、ドル/円のレートが(価格)が139.47となっていた場合は、
【1ドルあたり139.47円で交換できるよー】ということです。
この数字は普段の買い物などで見かける値段表記に、
小数点が付いただけなので、親しみやすいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1696353540277-2W05Ijxi5A.png?width=1200)
ドルストレートは米ドルが絡んでいる通貨ペア
ドルストレートは、さっきのクロス通貨とは違い、
交換対象となる通貨ペアに米ドルが絡んでいる通貨ペアのことです。
ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/米ドルなどです
ドルストレートの通貨ペアは「1.02949」や「0.66530」って
数字になっており、
【1〇〇】あたり何ドルで交換できるか?の数字です。
(〇〇の中身はトレードする通貨ペアのドルじゃない方)
例えば、ユーロ/ドルのレート(価格)が1.02949となっていた場合、
【1ユーロあたり1.02949ドルで交換できるよー】ということです。
「数字が多くてややこしい!!」
さらにもうひとつ!ややこしいことがあります。
入金を済ませたルーキートレーダーさん、思い出して下さい。
あなたはFX口座に【ドル】で入金されましたか?
きっと【日本円】で入金されたと思います。
?!
?!?!
「最初からドルもいるっていってくれよ.…😥」
「ドルを用意するのに、それこそ両替に行かないと!」
とはなりませんので安心して下さい!!
この両替はトレードする時にFX業者さんが自動でやってくれます。
たとえば、ポンド/ドルをロング(買う)するとします、
この時に、「入金している日本円を米ドルに両替→その両替した米ドルでポンドを買う」って流れを瞬時にやってくれています。
ですが!
ポンドを買う前に【日本円を米ドルに両替】の取引を行っているので、その時のドル円のレートが関係してきます。
「ん?なんかよく分からん」ってなると思いますが、
【日本円を米ドルに両替】の1工程が入っているドルストレートと
クロス円では利益や損失の数字に僅かなズレが生じます。
まぁ、よほどの大量の注文を出さない限りそんなに影響はないです
少し長くなっちゃいましたが、
今日のメインのトピック【Pips】行きましょうー!!
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Pipsとはレートの最小単位
Pips(ピップス):クロス円、ドルストレートの通貨ペアどちらも
共通のレート(価格)の最小単位
ピプスとも呼ばれています。
クロス円の通貨ペアなら1銭=1Pipsで、小数点第2位の数字が1Pipsです。
ドルストレートの通貨ペアなら0.01セント=1Pipsで、
小数点第4位の数字が1Pipsです。
ややこしいので、1つの図にまとめると…
![](https://assets.st-note.com/img/1696352720216-1VmNnN11G2.jpg?width=1200)
やっぱり、ドルストレートは数字が多いのでややこしいですね😥
これも不思議なもので、トレードしていくと絶対に分かるようになります!
FX業者さんによっては、
クロス円レートの表記が139.4785とかになっている場合もあります。
クロス円は小数点第2位、ドルストレートは小数点第4位がレートの最小単位
![](https://assets.st-note.com/img/1696353576029-tVReFZ02EN.png?width=1200)
損益計算の仕方
少し疲れてきたと思いますが、あと少しです!!
🍀クロス円の損益計算
Pips × Lot(通貨枚数) × 0.01⬅️
🍀ドルストレートの損益計算
Pips × Lot(通貨枚数) × 0.0001×ドル円の現在レート⬅️
変動したPipsと注文Lotに合った数字を掛け算したものです。
かなりシンプルですねー。
やっぱりドルストレートはややこしいですねー笑
例えばドル/円が139.47の時に、
1Lot(1万通貨)の買い注文を出したとして、
139.58になり10Pips上昇したとします。
計算式に当てはめると、
10Pips × 10000通貨 × 0.01 = 1000円 の利益となります。
💡トレードするFX業者さんによって1Lotの通貨の枚数が違います!
100000通貨だったり、1000通貨の所もあるので確認してみましょう。
この計算式はあなたの損益に思いっきり直結しています!めっちゃ重要です
Lotについて知りたい方は⬇️
ややこしい感じですが、Pipsって単位が無いと更にややこしいんです。
国によって通貨ってちがいますよね、
1銭や1カナダドル、1メキシコペソなど。
それぞれの国の通貨の単位を使っていたら、
何が何やら状態になるので、
「単純化するために最小単位はPipsで統一しましょう」
ということになっています
あなたの損益に直結するPipsと損益計算の方法については以上です。
お疲れ様でした!
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