メルセデスは2020戦略を更新。業績は好調。
2020年10月6日に、メルセデスベンツは収益力強化へ向けた戦略のアップデートを発表した。またコロナにより上半期は苦戦を強いられていたが、7-9月の乗用車販売は回復し、昨年を上回る62.6万台の規模へとメルセデスは持ち直した。
戦略の概要
第1の柱:高級ブランド
ポジショニングをこれまで以上に明確化し、ラグジュアリーな顧客体験の提供を目指す。製品ポートフォリオ、ブランドコミュニケーション、販売ネットワークの見直しを実施。
第2の柱:利益の成長に集中
販売量と価格、販売チャンネルのバランスを最適化するとともに、収益力の最も高い市場セグメントに開発資源と投資資金を重点投入することで実現。
第3の柱:サブブランドを活用した顧客基盤の拡大
サブブランドのAMG、マイバッハ、G、EQのブランドを活用し、顧客基盤を拡大する。
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