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全校簡易解説!第98回全国高校サッカー選手権大会《勝敗予想なしの初戦展望付き!》

2019年12月30日に開幕を迎える『第98回全国高校サッカー選手権大会』

本稿ではトーナメントの各ゾーン毎に、各校の簡易的な紹介と、1回戦およびシード校の初戦である2回戦に関して展望を記しています。
マリノスサポーターとしての目線が多分にありますので、読まれる方はご注意ください。

登録されているマリノスJYおよびJY追浜出身者

今回の選手権には出場48校中5校において、実に15名のマリノス育成組織出身者が、出場登録をされています。マリノスサポーターの方は、是非、今大会で追いかけてみてください。

<青森山田>1名
20番 MF 小原 由敬 1年 横浜F・マリノスJY
<前橋育英>2名 ※佐藤宇は登録されておらず
10番 MF 渡邉 綾平 3年 横浜F・マリノスJY追浜
30番 DF 岡本 一真 1年 横浜F・マリノスJY
<市立船橋>4名
11番 FW 賀澤 陽友 3年 横浜F・マリノスJY
13番 FW 出川 裕一朗 3年 横浜F・マリノスジJY追浜
19番 MF 八木 智哉 2年 横浜F・マリノスJY
22番 DF 菅谷 暁輝 2年 横浜F・マリノスJY
番外
10番 MF 鈴木 唯人 マリノスプライマリー出身
<國學院久我山>2名
11番 DF 山本 献 3年 横浜F・マリノスJY追浜
20番 FW 藤原 樹生 3年 横浜F・マリノスJY
<日大藤沢>6名
3番 DF 宮川 歩己 2年 横浜F・マリノスJY追浜
7番 MF 斉藤 夏 2年 横浜F・マリノスJY
8番 MF 植村 洋斗 3年 横浜F・マリノスJY
11番 FW 布方 叶夢 3年 横浜F・マリノスJY追浜
20番 MF 植木 颯 1年 横浜F・マリノスJY追浜
28番 FW 栗原 丈 2年 横浜F・マリノスJY

母校である日大藤沢には、私は相当入れ込んでおります。そこに、これだけマリノスの育成組織出身がいるという嬉しさったらありません。
これ以上は、本稿の趣旨とずれますので、日大藤沢だけにフォーカスした記事は別記事を参照ください。


出場校に関して

今大会は、見どころが非常に多いです。本稿ではあまり1つのチームにフォーカスはしたくないので、全体的な部分のみについて、見どころをお伝えしたい。まずは、新勢力の台頭。

【見どころ①】新勢力

今大会、初出場校は7校と比較的多く。

専大北上(岩手) 
日大明誠(山梨)
愛工大名電(愛知)
興國(大阪)
五條(奈良)
大手前高松(香川)
今治東(愛媛)

2回目、3回目出場の学校となると9校存在します。

昌平(埼玉)
東久留米総合(東京A)
松本国際(長野)
鵬学園(石川)
岡山学芸館(岡山)
筑陽学園(福岡)
龍谷(佐賀)
熊本国府(熊本)
前原(沖縄)

あわせて16校と、全体の3分の1が該当する事に。

反対に言えば、県予選での常連校敗退が多かった印象です。
東京では関東第一、山梨の日本航空や韮崎、石川の星稜、愛知の中京大中京、奈良の一条、岡山の作陽、福岡の東福岡、熊本の大津。

ただ、全体のレベルが下がっているかと言われると、とんでもない。
確かに、星稜やプレミアWESTでやっていた東福岡と大津はネームバリューもありますが、決してジャイアントキリングが起きて、前述の高校が勝ち上がったわけでは無く、しっかりとチームを作って戦った結果で切符を掴んでいます。
むしろ、面白いチームが増えた印象すらあるので、新勢力には注目していただきたいです。

また、意外にも出場回数が少ない昌平や、大阪のバルサと言われた興國は初出場ながら、面白い存在です。この2チームが初戦でぶつかるのも、本大会の見どころのひとつでしょう。

【見どころ②】トーナメントのA~Dゾーン内での戦力の均衡
さらに見どころとして挙げられるのは、トーナメントの組み合わせが、比較的戦力差のない塊で組まれており、白熱した試合が増えそうだという事です。
青森山田を筆頭に、Aゾーンに実力校が集まったのは事実です。ですが、Bゾーンはダークホースが多く、トーナメントの中で成長する可能性があるチームの塊になった印象で、Cゾーンは尚志と静岡学園、Dゾーンは京都橘と市立船橋が中心ではあるものの、これらのゾーンにも、ベスト4にあがってきてもおかしくはない高校が適度に混ざっており、思わぬチームの勝ち上がりが、大会を盛り上げてくれそうです。
私的には、世界で一番予想が困難なサッカーの大会だと思っています。

もし、現地で試合を見たいなと思っている方。見る試合に迷った場合は、1月3日の3回戦までは、浦和駒場か駒沢の試合に行く事をお勧めすします。きっと面白い試合が2試合見られるはずです。
とはいえ、どこの会場においても、高校生の青春が弾ける瞬間を見る事が出来るので、お近くにお住まいの方は、是非会場まで足を運んで欲しいです。

【見どころ 番外編】ライブ配信
本項の最後として挙げるのが、ライブ配信です。
本大会は、

1回戦全試合+準々決勝全試合

計20試合のインターネットライブ配信が決まっています。さらに、開幕戦から決勝まで全47試合のビデオ・オン・デマンド配信、ハイライトも無料で視聴可能です。
関東にいない方も見る事が出来ますし、試合の見直しが出来るようになっています。
出来れば現地で試合を見て欲しいですが、これによって最初はライブ配信を見て、面白いと思ったら現地に行く方も増えるでしょう。
年末年始に欧州だけでなく、日本のサッカーも楽しんで欲しいし、これをきっかけに、育成年代のサッカーに興味を持つ方が増えると嬉しいです。

では以降は、各ゾーン毎の私感まみれの展望をお楽しみください。

【Aゾーン】各校紹介と初戦展望

このゾーンは、熾烈。優勝候補№1の青森山田は、最も厳しいブロックに入ったと言えるでしょう。外れカードが無いと思います。つまり、順当に行くなんて思えないゾーンです。

Aゾーン-①
~青森山田、米子北、富山第一、立正大淞南、前橋育英、神村学園~

1回戦
富山第一 VS 立正大淞南 
会場日時:浦和駒場 12月31日 14:10KO

【試合展望】
どちらも中央攻撃を狙いつつ、SBやWBの攻撃参加を促して、やはり最後は真ん中を破ろうとするはず。非常に見応えのある攻防が繰り広げられる試合になりそう。

<富山第一>富山
【布陣】
5122
【今シーズンのリーグ成績】プリンス北信越2位
【今夏の成績】総体 準優勝 
R32 水戸商 R16 阪南大高 QF 徳島市立 SF 尚志 F 桐光学園 
【注目選手】10番 高木俊希 
アンカーの位置で受ける捌くもやりつつ、ドリブル突破やゴールも決められる選手。サイドに流れてクロスも行う富山第一の核。
【チーム所感】
インハイ準優勝は大塚監督の指導の賜物。就任2年目で選手権を優勝させたのだから、手腕は疑いようがない。14ゾーンを意識した、攻撃的な5バックを採用。WBの攻撃参加は、14ゾーン攻略の厚みを生み出している。前線4枚のポジショニングが秀逸。しっかり守ってロングスローは脅威。
<立正大淞南>島根
【布陣】
4411
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国4位
【今夏の成績】総体 島根県予選 決勝敗退
【注目選手】17番 山田真夏斗 松本山雅内定
180㎝以上の伸長があるパサータイプ。長短のパスが出せて、精度も高い。
【チーム所感】
このチームは山田のチームである。縦に速い堅守速攻の中央攻撃の核が山田のパスだ。天才パサー。とはいえ、中央に寄り過ぎず、サイドアタッカーへの展開を出来る事が、得点力をあげる要素になっている。セットプレーはトリックプレー。

1回戦
前橋育英 VS 神村学園 
会場日時:浦和駒場 12月31日 12:05KO

【試合展望】
この対戦はとても面白いと思います。1回戦屈指の好カード。前橋育英はマリノスユースとの対戦経験を活かす事が出来そう。反対に神村学園も、前橋育英の様なチームとプリンス九州であたっているはず。試合予想が困難。

<前橋育英>群馬
【布陣】442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス関東5位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 青森山田
【注目選手】10番 渡邉綾平 横浜F・マリノスJY追浜出身
マリノス育ちの司令塔。彼のパスがチャンスを作る。
【チーム所感】
言わずと知れたタイガー軍団。プリンスではマリノスユースとあたっているので、良く理解している人が多いかもしれません。前橋育英とマリノスの関係性ってそこそこ深いよね。「球際」、「切り替え」、「ハードワーク」、「声」、「競り合い・拾い合い」のスローガンをもとに、とにかく前へ行くサッカー。
<神村学園>鹿児島
【布陣】
433
【今シーズンのリーグ成績】プリンス九州5位
【今夏の成績】総体 R16敗退 
1回戦 國學院久我山 R32 西原 R16 尚志 
【注目選手】8番 軸丸広大 
アンカーも左SBもこなせる攻守の要。彼がいるだけで、ビルドアップは劇的に変わる。
【チーム所感】
Aゾーン①のダークホース的存在。監督さんクライフ好きだね、絶対。ウイングが鍵のチームです。夏に國學院久我山をうち破った力は本物。偽SBのチームでもあります。点取り屋の濱屋がどれだけペナルティーエリアに侵入できるか。個人的にかなり注目しています。

2回戦
青森山田 VS 米子北 
会場日時:NACK5 1月2日 12:05KO

【試合展望】
青森山田が攻める展開であるのは間違いないと思うが、故に、米子北の堅守速攻が活きる。青森山田が押し切れなければ、米子北は一刺しするだけの力があるチーム。一回戦からのアップセットは十分あり得る。

<青森山田>青森
【布陣】4141又は442基盤の4231
【今シーズンのリーグ成績】プレミアEAST 1位 プレミアチャンピオン
【今夏の成績】総体 R16敗退
1回戦 前橋育英 R32 大津 R16 北越  
【注目選手】5番 藤原優大 
浦和内定の10番 武田英寿や、横浜FC内定の6番 古宿理久(出戻り)に目がいきがちですし、事実、青森山田はこの2人のチームですが、2年生で青森山田のCBを守り、身長もあり足元の技術もある藤原くんは、最も見て欲しい選手です。青森の弘前市で、彼の様なCBが出てきた事こそが素晴らしい。
【チーム所感】
フィジカル強く、ロングスローも武器。試合のコントロールも出来る。攻守にバランスよい。高体連では、守備にフォーカスされる事は少ないが、横幅圧縮出来ており硬い印象。密集攻撃を得意とするチームなら、幅をしっかりとれば、青森山田は6バックになるため、中央攻略出来るかも。
<米子北>鳥取
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国2位
【今夏の成績】総体 R16敗退
1回戦 関大一 R32 長崎日大 R16 西京
【注目選手】4番 高橋祐翔 大分内定
大分内定のCB高橋くんは、長身でアジリティも高く、キックの精度も高い。自陣から彼のフィードでチャンスを作れる。
【チーム所感】
ブロックの位置を巧みに変えることが出来、そこからボールを奪ってカウンターが可能。彼らは山田の攻略イメージが明確に出来ていると思う。気になるのは、プリンス中国では、途中までぶっちぎりだったが、終盤戦に負けがこんだ事。フットサルの要素もあり、ボール保持すると、密集して崩していけるのも強み。

2回戦
富山第一vs立正大淞南の勝者 VS 前橋育英vs神村学園の勝者 
会場日時:浦和駒場 1月2日 14:10KO

Aゾーン-②
~専大北上、龍谷、國學院久我山、前原、昌平、興國~

1回戦
専大北上 VS 龍谷 
会場日時:NACK5 12月31日 14:10KO

【試合展望】
どちらも攻守の切り替えが速く、運動量の多いチーム。龍谷がプレスをし、専大北上がそれを回避するために、ボールを動かす事が予想される。最終的にはスピードのある選手をどう活かすかという試合になりそう。

<専大北上>岩手
【布陣】442 
【今シーズンのリーグ成績】岩手県リーグ1部 1位
【今夏の成績】総体 R32敗退 1回戦 大社 R32 京都橘
【注目選手】8番 阿部柊斗
キャプテンであり、専大北上のダイナモ。久しぶりにこの言葉を使いたくなった選手。
【チーム所感】
ノーマークでした。すいません。試合映像を見て良い選手だと思ったのは、阿部くん。彼がチームの動きを生み出す心臓。運動量とその質が素晴らしい。総体では、京都橘にPKで破れたが、パスをつなぐサッカーに手応えありだろう。
<龍谷>佐賀
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】佐賀県リーグ3位
【今夏の成績】総体 佐賀県予選 2回戦敗退
【注目選手】11番 又吉耕太
1年生でトップ下を務める彼は、とにかくボールを追いかけてくれる。頼もしい1年生。そこにもいるのかという選手。
【チーム所感】
去年も選手権には出ているが初出場だったし、そこまで注目もしていなかったのでノーマークの高校です。佐賀のチームらしく、激しくハードワークが出来るチーム。特に守備の粘り強さは凄まじく、最後をやらせない気迫がある。佐賀はサガン鳥栖ユースがめっぽう強く、ほぼ一強。


1回戦
開幕戦!
國學院久我山 VS 前原 
会場日時:駒沢 12月30日 14:05KO 

【試合展望】
開幕戦。独特な雰囲気の中、前原は最初からフルスロットルで来ると思われ、國學院久我山がどう躱して攻め切るか。前原は國學院久我山をどの時間まで苦しめる事が出来るか。楽しみな開幕戦。

<國學院久我山>東京
【布陣】
4141
【今シーズンのリーグ成績】東京都リーグ1位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 神村学園
【注目選手】14番 田中琢人
インサイドハーフ。ライン間でボールを受ける能力はピカイチ。彼から相手のブロックを穿つ事が出来る。
【チーム所感】
都リーグなので目立たないが、とても強いチーム。 私が高校サッカーにおいて、戦力を考えるにあたってベースに考えるのが、この國學院久我山。個人技術をベースに、柔軟な戦いかたを選択できる。細かなパスワークもあり、ここは強い。
<前原>沖縄
【布陣】433
【今シーズンのリーグ成績】沖縄県リーグ3位
【今夏の成績】総体 沖縄県予選 2回戦敗退
【注目選手】10番 平川龍
アンカーのポジションを務める平川くん。FC琉球のU15出身で、センスを感じるアンカー10番。サッカーをよく知っている選手として期待。
【チーム所感】
WG&アンカー型の433のチームだが、ハードワーク型で珍しい。ブロックを組む時は全員で守れるし、奪えばすぐに前に行く。とにかく走るチームの印象。80分走り続けられるチーム。

2回戦
昌平 VS 興國 
会場日時:浦和駒場 1月2日 12:05KO

【試合展望】
2回戦屈指のカード。両校ともにファンが多く、魅力的なサッカーをしている。名勝負の予感がするが、どちらかと言えば、そうあって欲しい試合。どちらもボールを握りつつ、サイド攻略をメインにしあうだろう。

<昌平>埼玉
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】埼玉県リーグ1位
【今夏の成績】総体 埼玉県予選 2回戦敗退
【注目選手】8番 鎌田大夢 福島内定
アーセナルの救世主『鎌田大地』の弟。右SHから仕掛けるドリブル&パスは素晴らしい。トップ下の須藤くんとの絡みが秀逸。
【チーム所感】
県リーグはぶっちぎり。トップ下の2年生キャプテン須藤くんにも注目。とても攻撃的なチーム。幅を使えるサイドに破壊力あり、中央の須藤くんもサイドに中央にドリブルを仕掛ける。丁寧にビルドアップできるサッカー。
<興国>大阪
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】プリンス関西4位
【今夏の成績】総体 大阪府予選 6回戦敗退
【注目選手】1番 田川知樹
マリノスの練習に参加した2年生GK。練習に参加するってことは、パギ的だという事。守備範囲広く、キックも良い。注目のGK。
【チーム所感】
二年生に楽しみな選手が多い。3年では金沢内定のCH田路耀介、RSB高安孝幸。大阪のバルサとも言われるチームが、前線からの守備をやりはじめ、ついに選手権に登場。2年RSH樺山くんの自由なポジショニングは、相手チームには厄介。なんかやりそうな予感のあるチーム。

2回戦
専大北上vs龍谷の勝者 VS 國學院久我山vs前原の勝者 
会場日時:NACK5 1月2日 14:10KO

【Bゾーン】各校紹介と初戦展望

優勝候補には挙げられないが、ひょっとすると優勝するかもねという高校が集まった印象のあるBゾーン。初戦の対戦相手のレベル差が少なく、どの試合も白熱した戦いになると思われます。

B-①
~帝京長岡、熊本国府、秋田商業、神戸弘陵、明秀日立、高知~


1回戦
秋田商業 VS 神戸弘陵 
会場日時:ニッパツ 12月31日 14:10KO

【試合展望】
後ろからの組み立てが出来る分、神戸弘陵がボールを握る予感がするが、秋田商は、選手交代で後半勝負出来れば、面白い展開になりそう。誰にも予想できない拮抗した試合になりそう。

<秋田商>秋田
【布陣】442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス東北10位
【今夏の成績】総体 R32敗退 R32 阪南大高 
【注目選手】10番 原田悠翔 7番 原田遥翔
2年生のはらたツインズ。兄の悠翔はボランチで10番。CF遥翔は昨年の選手権では出場できず、怪我をしていた悠翔の分も、県予選でゴールという結果でチームを助けた遥翔。悠翔が間に合いホットラインを取り戻せるか。
【チーム所感】
オーソドックスな442。SBとSHで崩しの起点を作り、CF遥翔が決め切るチーム。守備陣の頑張り次第で、前回選手権の8強という結果に迫る事が出来るでしょう。
<神戸弘陵>兵庫
【布陣】4231
【今シーズンのリーグ成績】プリンス関西10位
【今夏の成績】総体 兵庫県予選 準々決勝敗退
【注目選手】2番 田平起也 セレッソ大阪内定
長身CBで精度の高いキックを持つ。ビルドアップ型では今大会では一番かもしれない。
【チーム所感】
映像が少なく、そこまで情報がありません。沖吉、田中のダブルボランチが攻撃を組み立てる事で、前線をコントロール。前線は自由に攻撃している印象。

1回戦
明秀日立 VS 高知 
会場日時:ニッパツ 12月31日 12:05KO

【試合展望】
どちらも守備が頑張れるチーム同士の対戦。最終的には、マッチアップする明秀日立の大山と高知の吉尾が鍵を握りそうな試合。明秀日立のWBを高知がどう封じるかにも注目。

<明秀日立>茨城
【布陣】
3421
【今シーズンのリーグ成績】茨城県リーグ 3位
【今夏の成績】総体 茨城県予選 決勝敗退
【注目選手】18番 根本琳生
一年生CF。怪我明けのため、出場時間は限られると思うが、県予選決勝で決勝点を奪ったように、仕事の出来る選手。
【チーム所感】
もともとは堅守速攻型だが、ボール保持にも取り組んでいる。ボランチの大山晟那くんから繰り出される攻撃が魅力。それでも、守備型のチームではあり、粘り強い戦いが出来る。
<高知>高知
【布陣】442
【今シーズンのリーグ成績】高知県リーグ1位
【今夏の成績】総体 R16敗退
1回戦 松本国際 R32 西武台 R16 初芝橋本
【注目選手】8番 吉尾慎太郎
攻守に置いて要の吉尾くん。むちゃくちゃ華奢なんだけど、左足は絶品。
【チーム所感】
状況に応じて、攻撃手法を変えられる442型のチーム。リーグでは圧倒的な攻撃力を見せているが、決勝では、私が注目していた高知中央の留学生二人を封じた守備こそ光るチーム。


2回戦
帝京長岡 VS 熊本国府
会場日時:ニッパツ 1月2日 14:10KO

【試合展望】
ハイボールやクロスで熊本国府を攻略するのは難しいが、ポジショニングの良い熊本国府の守備は地上戦でも厄介。熊本国府は帝京長岡の裏を狙い、帝京長岡はボールを握りながら穴を空けようとするだろう。

<帝京長岡>新潟
【布陣】
3142
【今シーズンのリーグ成績】プリンス北信越1位
【今夏の成績】総体 新潟県予選 準決勝敗退
【注目選手】14番 谷内田哲平 京都内定 10番 晴山岬 町田内定    
長岡ジュニアユースFC出身の2人がこのチームのキーマン。IHの谷内田と、CFの晴山。細かい技術は帝京長岡でこそ冴える
【チーム所感】
言わずと知れた、パス&ドリブルで相手を動かすフットサルサッカー。特に注目選手たちは、非常にテクニカル。密集を上手く活かすため、幅をとることも忘れていない。
<熊本国府>熊本
【布陣】4411
【今シーズンのリーグ成績】熊本県リーグ1位
【今夏の成績】総体 熊本県予選 4回戦敗退
【注目選手】3番 松元俊介
長身のファイトタイプのCB。大津をはね返し続けたのは彼の功績。ギリギリで身を投げ出す献身性が光る。
【チーム所感】
総体で青森山田を追い詰めた大津を封じた守備が魅力。ポジショニングが絶品。長身CBの松元くん。ボランチの森山くんと中央を固める壁が輝くか。攻撃はサイドアタックだが、セットプレーも怖い。

2回戦
秋田商vs神戸弘陵の勝者 VS 明秀日立vs高知の勝者 
会場日時:ニッパツ 1月2日 12:05KO

B-②
~仙台育英、五條、北海、高川学園、広島皆実、日大藤沢~

1回戦
仙台育英 VS 五條 
会場日時:等々力 12月31日 12:05KO

【試合展望】
まずサイドを攻略する仙台育英と、中央を経由する五條という構図。どちらが自分たちの強みを発揮できるか。楽しみな1戦。

<仙台育英>宮城
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス東北4位
【今夏の成績】総体 宮城県予選 準決勝敗退
【注目選手】15番 佐藤遼
1年生CF。なんと言ってもそのスピードに注目。
【チーム所感】
オーソドックスな442型サッカー。前線とサイドのスピードが魅力的で、縦に仕掛けるチーム。
<五條>奈良
【布陣】
4312
【今シーズンのリーグ成績】奈良県リーグ2位
【今夏の成績】総体 R32敗退 1回戦 日体大柏 R32 名経大高蔵
【注目選手】7番 池田虎太郎
五條のアンカーを務めてパスを散らす事の出来る選手。視野が広いので、中外にパスを出せる。
【チーム所感】 
ノーマークです。映像を見る限り、アンカーの池田くんのチーム。攻守のキーマン。彼からくり出される攻撃に注目。

1回戦
北海 VS 高川学園 
会場日時:等々力 12月31日 14:10KO

【試合展望】
お互いに守備の部分に強みがあるため、中盤でのボールの奪い合い後、CHからの攻撃で活路が開かれるはず。どちらが流れを最初に掴むかが大事になりそう。

<北海>北海道
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】北海道リーグ1位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 帝京可児
【注目選手】10番 杉山壮太
守備も怠らないCHの杉山くん。彼が繰り出すパスは、そのまま決定機に繋がる。
【チーム所感】
なんといっても、山瀬功治の母校。442だけではなく、3バックも行うことができる柔軟性を持っている。道予選を見る感じだと、トランジションの速さに秀でたディフェンスのチーム。
<高川学園>山口
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国10位
【今夏の成績】総体 山口県予選 準決勝敗退
【注目選手】13番 内田裕也
こちらもボランチの内田くん。パスを散らせる高川学園の要。内田裕也って言いたいだけじゃないよ。
【チーム所感】
旧多々良学園。プリンスでは成績が悪いですが、インハイ8強の西京をくだしての出場。こちらもディフェンスのチーム。皆で守り、皆で攻めるハードワーク型のチーム。

2回戦
日大藤沢 VS 広島皆実
会場日時:等々力 1月2日 12:05KO

【試合展望】
こちらも2回戦屈指の好カード。試合前にTwitterで書くとは思いますが、ここでは贔屓してしまうので、特に記載はしません。広島皆実とはもう少し後であたりたかったと思いつつ、初戦の弱さを考えると初戦で良かったとも思っています。

<日大藤沢>神奈川
【布陣】
4321
【今シーズンのリーグ成績】神奈川県リーグ5位
【今夏の成績】総体 神奈川県予選 準決勝敗退
【注目選手】全員!
【チーム所感】
インターハイ王者の桐光を倒しての出場。良いか、田場ディエゴの事は忘れろ。4321の完成度は高い。
<広島皆実>広島
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国6位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 阪南大高
【注目選手】10番 田中博貴
多彩な攻撃陣を操るFCバイエルンツネイシ出身のCH田中くん。
【チーム所感】
Bゾーンのダークホース。全国初戦に弱いと言われてきているが、今年はなかなかに強い。44ブロックのボジショニングが秀逸で、奪ってから即時攻撃が出来るし、攻撃をやりきる個の力もあるチーム。

2回戦
仙台育英vs五條の勝者 VS 北海vs高川学園の勝者 
会場日時:等々力 1月2日 14:10KO

【Cゾーン】各校紹介と初戦展望

尚志と静岡学園が中心になると思われるCゾーンだが、こちらもそれぞれの対戦相手が強く、どこがベスト4にあがるか見当もつかない。噛み合う試合が多い印象なので、見に行くには良いと思われるゾーン。

C-①~尚志、徳島市立、東久留米総合、草津東、愛工大名電、筑陽学園~


1回戦
東久留米総合 VS 草津東 
会場日時:味フィ西 12月31日 12:05KO

【試合展望】
とても予想が難しい。草津東のビルドアップを、東久留米総合が前線からの守備で封じる事が出来るか。

<東久留米総合>東京
【布陣】
4411(442ベース)
【今シーズンのリーグ成績】東京都リーグ9位
【今夏の成績】総体 東京都予選 準々決勝敗退
【注目選手】10番 野口太陽
小柄な左SHのドリブラー。東久留米総合は彼の質的優位をどう活かすかが鍵になる。
【チーム所感】
運動量のある粘りのチーム。その中にあって、注目はドリブラーの10番野口くんと予選準決勝で決めた決勝点が素晴らしかったFW松山くん。サイドの仕掛けが多し。
<草津東>滋賀
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】滋賀県リーグ1位
【今夏の成績】総体 滋賀県予選 決勝敗退
【注目選手】13番 野崎陽登 4番 小林悠衣斗のCBコンビ
注目はCBのコンビ。2年生CBの野崎くん。正確なフィードと189㎝の身長。そして、3年生小林くん。ファーサイドまで届くロングスロー。
【チーム所感】

442だけど、ボランチの積極参加型チーム。県内では圧倒的な強さ。小酒井を中心にした組み立てと、その2CHが何回前線に上がれるか。

1回戦
愛工大名電 VS 筑陽学園 
会場日時:NACK5 12月31日 12:05KO

【試合展望】
この試合は見たい。純粋にどちらのチームも面白い選手がいるチーム。攻める愛工大名電、守る筑陽学園の構図になると思うが、どちらの長所も見られる試合になるでしょう。

<愛工大名電>愛知
【布陣】
4312
【今シーズンのリーグ成績】愛知県リーグ2部3位
【今夏の成績】総体 愛知県予選 準決勝敗退
【注目選手】9番 平井碧
彼は今回の情報収集における拾い物。とても面白い。まぁチームとしても面白いのだけど。
【チーム所感】
ノーマークでした。 OBの方のブログを見ると、パス&ドリブル、ハイプレス&ハードワークって、とても攻撃的な印象の言葉が並べられています。即席で予選決勝のダイジェストを見ましたが、ハイプレスもそうだけど、細かなパスと密集大好きなドリブルが印象的。中でも9番CFの平井くんは注目。 
<筑陽学園>福岡
【布陣】442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス九州8位
【今夏の成績】総体 福岡県予選 準々決勝敗退
【注目選手】11番 深松大雅
怪我がどこまで回復しているかだが、サイドを突破するスピードが光る。
【チーム所感】
完全にノーマーク。東福岡を破ったのは、ディフェンス時のポジショニングの秀逸さ。それで最後の1枠をつかみ取った。SHやCFのスピードで、守るだけではなく、しっかり一刺しが出来るチーム。

2回戦
尚志 VS 徳島市立
会場日時:駒沢 1月2日 14:10KO

【試合展望】
尚志は染野くんがいなくても強い。徳島市立は試合中に布陣を変えるだろうか。それに対応する尚志も見てみたい。お互い戦術的に色々変えそうな気配がある玄人好きしそうな試合。

<尚志>福島
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プレミアEAST10位
【今夏の成績】総体 SF敗退 1回戦 四日市中央 
R32 東海大相模 R16 神村学園 QF 初芝橋本 SF 富山第一
【注目選手】10番 山内大空
キャプテンでFW。ハードワークをしていて、とても好感が持てる選手。
【チーム所感】
鹿島内定の染野くんは怪我。2トップが縦関係を作る事があるが、基本的な布陣は442である。状況判断を厳しく求めており、とても思考バランスを大事にさせている。違う特徴の選手を置いたり、立ち位置を変えさせる事で、バリエーションを持たせるチーム。選手権予選の決勝では、半数以上が受験のため入れ替わっても、結果を残す。非常に鹿島っぽいチーム。
<徳島市立>
【布陣】
3421 しかし昨年までは442 おそらくどっちも出来る
【今シーズンのリーグ成績】プリンス四国2位
【今夏の成績】総体 QF敗退 
R32 帝京可児 R16 大分 QF 富山第一
【注目選手】1番 中川真
徳島ヴォルティスJY出身のGK中川くん。ノアを褒めてくれている。シュートストップの対応が良い。身長も188あり、ハイボールへの対応もよい。
【チーム所感】    
積極DFをするチーム。パスワークも身に付いており、尚志を食える準備はしている、442を敷いているが昨年は3421。

2回戦
東久留米総合vs草津東の勝者 VS 愛工大名電vs筑陽学園の勝者
会場日時:味フィ西 1月2日 12:05KO

C-②
~丸岡、長崎総科、静岡学園、岡山学芸館、山形中央、今治東~


1回戦
丸岡 VS 長崎総科 
会場日時:駒沢 12月31日 14:10KO

【試合展望】
お互いプレスを掛けあう展開になるのではと思われる。ボールが陣地を行き来する回数が一番多くなるのではないだろうか。

<丸岡>福井
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス北信越3位
【今夏の成績】総体 R16敗退
1回戦 聖和学園 R32 矢板中央 R16 桐光学園
【注目選手】1番 倉持一輝
丸岡の攻撃はGKから始まる。倉持くんのロングキックからのカウンターは脅威。
【チーム所感】
どんどん前へパスを出すサッカー。高校サッカーでは強い戦術。また、トランジションの速さとショートカウンターも持ち味。運動量も豊富。2年生が多いチーム。
<長崎総科>長崎
【布陣】
4123
【今シーズンのリーグ成績】プリンス九州9位
【今夏の成績】総体 長崎県予選 準々決勝敗退
【注目選手】5番 児玉勇翔
対人に強い1年生CB。間違いなく小嶺さんの好み。
【チーム所感】
小嶺監督のチーム。小嶺さんと言えば、運動量と球際。今年の長崎総科もそこには漏れず。ダイナミックなサッカーを展開してくる。

1回戦
静岡学園 VS 岡山学芸館 
会場日時:駒沢 12月31日 12:05KO

【試合展望】
共にサイドを使うが、組織的にサイドを攻略する岡山学芸館と個人で打開できる静岡学園。岡山学芸館のスタンスはかなり面白く、良い試合になると思われます。

<静岡学園>静岡
【布陣】
4141
【今シーズンのリーグ成績】プリンス東海2位
【今夏の成績】総体 静岡県予選 決勝敗退
【注目選手】10番 松村優太 鹿島内定
右SHの松村、左SHの小山。共にドリブラーで縦にも速い。特に松村は単独で局面を打開出来る。
【チーム所感】
なんと5年ぶりの選手権。いま、静岡は群雄割拠。ご存知の通り、静岡学園のサッカーはテクニックがあり、ひらめきを重視する。といっても知らない人の方が増えている?組織で活かされる個の力に注目。
<岡山学芸館>岡山
【布陣】
4213
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国1位
【今夏の成績】総体 岡山県予選 準決勝敗退
【注目選手】9番 岡田知也 10番 山田龍之介
注目はCF岡田くんと司令塔の山田くんのコンビ。
【チーム所感】
Cゾーンのダークホース。プリンス中国1位は伊達じゃない。静岡学園を倒せる力はある。ボールを握り、数的優位を作り打ち合い上等で殴り込みを出来る。トランジションの速さで、相手に呼吸をさせない。

2回戦
山形中央 VS 今治東
会場日時:味フィ西 1月2日 14:10KO

【試合展望】
両チームともに情報が少ない。山形中央も、今治東も評価が各所で高く、分からない事を楽しみに出来そうなミラーゲーム。

<山形中央>山形
【布陣】
4141
【今シーズンのリーグ成績】山形県リーグ2位
【今夏の成績】総体 山形県予選 準決勝敗退
【注目選手】9番 石井創 10番 斎藤旬太
山形中央の注目選手は、両WG。右の石井、左の斎藤。
【チーム所感】
ノーマーク。ダイジェストだけ見る事が出来たが、サイドアタックに強みがありそう。映像では確認できなかったが守備的なチームとの事。
<今治東>愛媛  
【布陣】4141
【今シーズンのリーグ成績】プリンス中国3位
【今夏の成績】総体 愛媛県予選 決勝敗退
【注目選手】9番 高瀬太聖 10番 山中建斗
注目はIHの高瀬くんとドリブラーCF10番の山中くん 
【チーム所感】 
  ボールを大事にするスタイル。二人のインテリオールをうまく使い。中も外も攻める事が出来る。後ろからつなぐサッカー。


2回戦
丸岡vs長崎総科の勝者 VS 静岡学園vs岡山学芸館の勝者 
会場日時:駒沢 1月2日 12:05KO

【Dゾーン】各校紹介と初戦展望

色のあるチームが揃った印象のあるDゾーン。京都橘と市立船橋を中心に見がちだが、Cゾーンと同じく初戦で負ける可能性も十分にある。ベスト4の予想はこちらも全くできない。

D-①
~鵬学園、京都橘、矢板中央、大分、帝京可児、大手前高松~

1回戦
矢板中央 VS 大分 
会場日時:オリプリ 12月31日 12:05KO

【試合展望】
こちらも1回戦屈指の好カード。攻める大分、それをひっくり返す矢板中央という構図になりそう。共に、連携を大事にしており、面白い試合が見られると思います。

<矢板中央>栃木
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス関東10位
【今夏の成績】総体 R32敗退 1回戦 札幌第一 R32 丸岡
【注目選手】10番 久永武蔵
注目はCFの久永くん、身長はそれほど高くないが、前線で体を張れる選手。縦に速い攻撃をする中で、局面的に打開をするにあたって、彼が前線でキープ出来るかは大きい。
【チーム所感】
プリンスで調子を上げているチーム。堅守速攻。相手を封殺する守備と、素早い前線への展開が魅力。
<大分>大分    
【布陣】
4141
【今シーズンのリーグ成績】大分県リーグ1位
【今夏の成績】総体 R16敗退
1回戦 近江 R32 韮崎 R16 徳島市立
【注目選手】6番 重見柾斗 7番 永松恭聖 10番 菊地孔明
プロ注目のボランチ重見柾斗(3年)、決定的なパスを出せるIH永松恭聖(3年)、この2人と前線が絡むのが怖いチーム。ドリブラーWG菊地孔明も含めて、全中に出た学校から上がってきており、連携は積んでいる。
【チーム所感】
中学から継続されている繋ぐサッカー。4バックの合間に位置する事は得意で、ポジショナルな要素を持っており、かなり注目している。このブロックのダークホース。

1回戦
帝京可児 VS 大手前高松 
会場日時:オリプリ 12月31日 14:10KO

【試合展望】
お互いにボールを握るチームではあるが、攻略するゾーンが違うため、噛み合うと殴り合う試合になる。帝京可児のスピードを大手前高松がどういなすかも見どころ。

<帝京可児>岐阜
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】プリンス東海5位
【今夏の成績】総体 R32敗退 1回戦 北海 R32 徳島市立
【注目選手】10番 渡邊寿樹也
注目は左サイドアタッカーの渡邊くん。帝京可児のスピードスター。   
【チーム所感】
ボールを握りながら、早々にサイドを攻略するチーム。個人の力がサイドにあるため、点も取れる。全体で速く攻めるチーム。
<大手前高松>香川
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】プリンス四国5位
【今夏の成績】総体 香川県予選 決勝敗退
【注目選手】8番 滝平昴也
攻撃に関しては完全に彼のチームで、動き回ります。ロングスローの名手。
【チーム所感】
ボール保持型のチーム。滝平くんの動きに合わせて、相手を攻略するチーム。


2回戦
鵬学園 VS 京都橘
会場日時:オリプリ 1月2日 12:05KO

【試合展望】
こちらも好カード。どちらもボールを握ろうとするでしょう。京都橘の評価が高いでしょうが、鵬学園も十分対抗できるチーム。アップセットがあってもおかしくない初戦となるシード同士の戦いです。

<鵬学園>石川
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】石川県リーグ1位
【今夏の成績】総体 石川県予選 準決勝敗退
【注目選手】8番 島田凌 14番 鈴木嶺騎
注目はCH島田くん。とにかく動く。セカンド回収のためにポジショニングを修正する。顔を出す。あとは2年生のCF鈴木くんがどこまで伸びるか。彼は名古屋U15です。 
【チーム所感】
密かに注目しています。脱サラ監督です。2016年の時は、守って粘ってという戦い方で星稜を倒して選手権に出ましたが、今回はしっかり、パスとドリブルでボールを保持して勝ち切って来ました。七尾市というとても小さな町で、生まれたサッカー、楽しみ。
<京都橘>京都
【布陣】4231
【今シーズンのリーグ成績】プリンス関西2位
【今夏の成績】総体 SF敗退
R32 専大北上 R16 名経大高蔵 QF 北越 SF 桐光学園 
【注目選手】10番 西野太陽 7番 佐藤陽太
2年生10番でRSH西野くんがエース。攻守のキーマン7番CH佐藤くんは前線が流動化できる鍵。
【チーム所感】
新人戦は361でスタート。よくポジションチェンジをするチームで、ボール保持型。相手のブロック横幅に合わせて幅をとり、出来るだけ密集を作る。


2回戦
矢板中央vs大分の勝者 VS 帝京可児vs大手前高松の勝者 
会場日時:オリプリ 1月2日 14:10KO

D-②
~松本国際、和歌山工、日大明誠、四日市中央、日章学園、市立船橋~

1回戦
松本国際 VS 和歌山工 
会場日時:フクアリ 12月31日 14:10KO

【試合展望】
ともに情報が少ないチーム。ここまで色が違うチームの対戦は、今大会の1回戦としてはここだけではないだろうか。必ず見ておきたい試合。

<松本国際>長野
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】長野県リーグ2位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 高知
【注目選手】2番 中村純哉 4番 小山成格
ともにデカイCBコンビ。セットプレーでも力を発揮する選手達。
【チーム所感】
サイドからの速い攻撃を行い、CFに合わせる442スタイル。印象深いのは、ガタイのよい選手が多くないかという事。
<和歌山工>和歌山
【布陣】
3421
【今シーズンのリーグ成績】和歌山県リーグ8位
【今夏の成績】総体 和歌山県予選 3回戦敗退
【注目選手】7番 藪恒星
左HV。3バックのポゼッションサッカーには、彼の様に持ちあがるパスを出せる選手は欠かせない。
【チーム所感】
ノーマーク。今大会一番予想出来なかったチーム。343のポゼッションサッカーを志向。ちょっとだけしか映像を見られていないが、面白いかもしれない。


1回戦
日大明誠 VS 四日市中央 
会場日時:フクアリ 12月31日 12:05KO

【試合展望】
四日市中央がサイドに展開する前に、日大明誠がプレッシングを仕掛ける事になるでしょう。日大明誠の2CBと四日市中央の2CFのマッチアップに注目して欲しい。

<日大明誠>山梨
【布陣】
4231
【今シーズンのリーグ成績】山梨県リーグ7位
【今夏の成績】総体 山梨県予選 準決勝敗退
【注目選手】10番 五十嵐圭暉
注目は五十嵐くん、2年生ながらチームを操るザ・トップ下。県予選の韮崎戦では、2点を奪い1点をアシストする活躍。
【チーム所感】
速いカウンターやロングスローを武器とする。ダイナミックなサッカー。
<四日市中央>三重
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】三重県リーグ1位
【今夏の成績】総体 1回戦敗退 1回戦 尚志
【注目選手】11番 和田彩起
鳥取に内定しているCF田口裕也に目が行くが、注目は右SHの和田くん、筋肉スピード系クロッサー。磨いてきたものは素晴らしい。
【チーム所感】
もう、監督は樋口さんではありません。サイドアタックが武器になっていて、田口に合わせる力があるチーム。


2回戦
日章学園 VS 市立船橋
会場日時:フクアリ 1月2日 12:05KO

【試合展望】
市立船橋が選手のポテンシャルを引き出せて無い事が、試合が面白くならない事への懸念。力を出し合えば、とても面白い試合になると思います。

<日章学園>宮崎
【布陣】
442
【今シーズンのリーグ成績】プリンス九州4位
【今夏の成績】総体 R32敗退 R32 西京 
【注目選手】10番 鈴木陽介
ザ・エースストライカー。相手の隙を逃さずにゴールを奪える。
【チーム所感】
日章学園は、全中を制した1年生が楽しみなチーム。オーソドックスな442スタイルをとっており、ハードワーク型のチームに1年生前田が試合途中から絡んでくると面白い。
<市立船橋>千葉
【布陣】
4231 442主体
【今シーズンのリーグ成績】プレミアEAST5位
【今夏の成績】総体 千葉県予選 準決勝敗退
【注目選手】2番 畑大雅 湘南内定 10番 鈴木唯人 清水内定
RSB畑くんのサイド攻撃は武器。CF鈴木くんはマリノスプライマリー出身。葉山中から市船のエースに駆け上がった。
【チーム所感】
市立船橋というチームは、自分達で試合を読み、戦い方を変えなければならないチーム。出来ているかではなく、そういうチーム。実に鹿島的。

2回戦
松本国際vs和歌山工の勝者 VS 日大明誠vs四日市中央の勝者 
会場日時:フクアリ 1月2日 14:10KO

最後に

情報の少ない高校もあるため、当該チームのファンの方には面白くない記事になっているかもしれません。
それでも、高校サッカーにそこまで興味のなかった方が、例年よりも、1試合でも多く試合を見るようになる事が目的であるため、申し訳なさはございますが、選手権全体を楽しめる無料コンテンツになれば幸いです。

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