神田愛山独演会@らくごカフェ(2022/03/25)【講談編#2】

こんばんは。飯山大五郎です。

今日は、神田愛山独演会に行ってきました。会場は、らくごカフェ。座席数は50席あるかないか…くらいの小さめの会場ですが、演者さんと客席の距離が近く、よりライブ感を得ることができます。「らくごカフェ」と銘打っていますが、落語会だけでなく、今回のように講談会も開かれています。

愛山先生の演目は、以下の2席(見出しは敬称略で失礼いたします)。

○ 「花川戸助六伝(一)斬られの藤次」

前回、「双蝶々廓日記」が大団円を迎え、今回から前席では「花川戸助六伝」の連続読み。花川戸の元締め(「侠客ではない」と愛山先生)助六にまつわるお話。斬られの藤次のお袋さんの心情がなんとも言えません。親が子を○してしまおうと思うまでには、様々な苦労があったのだよなと、自分ならどう考えるだろう…などと、複雑な思いでした。

○ 「寛政力士伝 谷風の情け相撲」

お相撲のまくらから始まったので、越の海(少し前に愛山先生がおやりになってた)かなと思っていたら、谷風の情け相撲。まさか松麻呂さんで聞いた2日後に聞くとは…笑。持ち時間によって変わってくるのだと思いますが、佐野山が貧乏であることのゴキブリの件だとか、谷風が佐野山を投げ◯す理由の件だとか、聞き応えたっぷりでした。

連続物の序開きを聞いたからには、大団円まで通います。連続物は最後まで聞いてようやく分かることがあると思っていますので。

今日も、素敵なひとときでございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?