見出し画像

十月上席 六日目 昼の部@国立演芸場(2022/10/06)【寄席編#8】

こんばんは。飯山大五郎です。

先日、国立演芸場に行ってきました。通常、寄席と言いますと、当日ふらっといって木戸銭を払って行くのですが、国立演芸場は前売券が出ます。WEBや電話、窓口で購入できますが、私はWEBで購入しました。また、もう一つ違うところを挙げるならば、夜の部がない、というところでしょうか。

そんな感じで行ってきたこの日の演目は、こんな感じでした。

○「巴御前」神田紅希

この日の開口一番は紅希さんで「巴御前」。国立は前座さんの持ち時間が15分と長めですから、しっかり聞けました。褒美として土地をもらうのが普通だった中、巴御前が土地をも上回る褒美となったというエピソード、彼女の凄さがわかります。声も明るく、張扇を叩く姿勢が綺麗。

○「七段目」瀧川鯉三郎

続けて鯉三郎さん。なんでしょう、鯉昇師匠もそうですが、高座に上がるところから独特の雰囲気があって見入ってしまう。スッと「七段目」へ。伯山ティービィーで伸衛門師匠や王楽師匠がツケ入りのところが印象に残っていたのですが、そこだったか!

○「指定校推薦」春風亭昇々

続けて昇々師匠。気になっていた根多「指定校推薦」を。どうしても指定校推薦を受けたい主人公が、自分の成績をめぐって先生とバトルを繰り広げるという。ぶっ飛んでますねえ(笑)。私の周りのバッチバチの中高生たちもこんな感じなのでめちゃくちゃわかる。

○「(紙切り)」林家喜之輔

続けて紙切りの喜之輔さん。数年前に初席で今丸師匠と二人での高座を拝見したことはありましたが、喜之輔さんお一人の高座は初めて。なんか陰気な方ですが、お話面白いですね。この日は、「伯山先生」「アントニオ猪木」「スキューバダイビング」をお切りになっていました。

○「紀伊國屋文左衛門 屏風の蘇生」神田松鯉

仲入りは松鯉先生。読み物は「屏風の蘇生」。紀伊國屋文左衛門とあるけど、実際は書家・佐々木文山と俳諧・宝井其角がメインのような。そんなくだらないところで文山も怒らなくていいのに…と思いつつも、それほどまでに誇りを持って生きている姿は見習いたいところですね。

〈お仲入り〉

休憩です(15分程度)

○「(漫才)」宮田陽・昇

クイツキは漫才の宮田陽・昇先生。出身地の件は何度聞いても面白いのですが、終わり方にバリエーションがあって毎回楽しみなところ。今回は初めて聞く終わり方!色々なスポーツに詳しい(笑)陽先生と、それについて質問する昇先生のやりとりが時事ネタも盛り込んでめちゃくちゃ面白かった。

(舞台切替中)

○「幇間腹」桂伸治

続けて伸治師匠は「幇間腹」を。クスグリ、結構タイムリーな話題なども入れながらですごい意欲的。ニッコニコの師匠がおやりになると、猫や幇間に針を打っちゃう若旦那のクレイジーさがめちゃくちゃ際立ちますね。八好さんも、こうした依頼が来たらやるんだろうか…

(舞台切替中)

○「(ボーイズ)」東京ボーイズ

ヒザは東京ボーイズ先生。テーマソング、「朗らかに〜」って終わるのか!知らなかった!曲名に天気が入っている歌の話題から、六郎先生が煽って名曲「長崎は今日も雨だった」ならぬ「高崎は今日も雨だった」を八郎先生が披露。なかなかいい歌でした(笑)。

(舞台切替中)

○「浜野矩随」神田伯山

お待ちかね、伯山先生は「浜野矩随」を。生では3月に聞いて以来でしょうか、久々に聞きました。母親はまさしく己の命をかけて、魂込めて仕事をするとはどういうことなのかを矩随教えたかったのでしょう。この読み物を聞く度に、私も己の仕事や生き様について考えさせられます。頑張らなきゃなあ。


いやあ充実した時間でございました。それではまた。

(追伸)色物の先生は、「師匠」と言ったり「先生」と言ったり様々。どんな決まりがあるのだろうか。それともないのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?